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アディポネクチンによる慢性関節リウマチの治療の可能性について

役に立った:4件
  • 質問者:adamski
  • 投稿日時:2003/10/31 17:09
  • 困り度:暇なときに回答をください

慢性関節リウマチの関節組織破壊にはTNFαが関与しています。(出典:笠原、園田、治療学p.1231-1234 No.12, 2002)
アディポサイトカインであるアディポネクチンとTNFαは、局所脂肪組織ではお互いの産生を抑制し、作用臓器である筋肉においてはお互いの作用を抑制します。アディポネクチンは、マクロファージの貪食能およびTNFα産生も低下させます。(出典:下村等、実験医学p.1762-1767 No.13, 2002)
では、アディポネクチンを投与することにより、慢性関節リウマチの関節組織内のTNFαの産生を抑制し作用を抑制でき、慢性関節リウマチの治療に役立つように思えるのですが、この推測は正しいと考えても良いのでしょうか。あるいは既にこのような証拠はあるのでしょうか。

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このQ&Aは役に立ちましたか?(役に立った:4件)
  • 参考になった:0件
  • 回答者:MiJun
  • 回答日時:2003/11/04 23:41

MiJunです。

先に紹介した「JAMA」のOriginal paperを眺めてみましたが、そのRef.で以下が紹介されてました。
「Cytokine production in the infrapatellar fat pad: another source of cytokines in knee synovial fluids.」
これはOriginalにはあたってませんが、
・infrapatellar fat pad
があるのですね(勉強不足ですが)?

http://www.h3.dion.ne.jp/~kelkans/cytokineblocke …
(サイトカインブロッカー)

ご参考まで。

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この回答へのお礼

追加の詳細な情報をご提供いただき誠にありがとうございました。
脂肪細胞がサイトカインやホルモンの分泌臓器であるとの概念が確立されたのは、1995年頃だそうですので、僅か8年前です。ノーベル賞を受賞したアレキシス・カレル博士は「人間この未知なるもの」という著書を書かれています。これ程までに発達した医学をもってしても、いまだに我々の前に横たわる未知の領域の奥深さを改めて実感致しました。

  • 参考になった:0件

No.1ベストアンサー20pt

  • 回答者:MiJun
  • 回答日時:2003/11/01 00:09

ダイレクトな回答ではありませんが、以下の参考URLは参考になりますでしょうか?
「慢性関節リウマチ(RA)とODF-RANKシグナル」
http://www.fukushima-med-jrc.jp/html/topix/0305. …
(関節リウマチのこれからの治療法)
http://wwwsoc.nii.ac.jp/tjps/kouhou/topic/topic1 …
(慢性関節リウマチと肥満細胞)
http://www.jrlaser-hikarichuo.com/pages/rheuma/r …
(抗サイトカイン療法)
http://www.toyama-chemical.co.jp/news/news96.html
(T-614の特長)
http://homepage2.nifty.com/yoshi1212/new/031502s …
(遺伝子治療)
http://www.riumachi.jp/patient/html/cytokine04.h …
(サイトカインとRA)
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cm …
(Adipocytokines in synovial fluid)
Originalにあたってませんが、adiponectinに関する記載もあるかもしれませんね・・・?

抗TNF抗体のRAでの臨床評価に関するPaperは調べてませんが、素人発想では仮にadiponectinがTNFαの産生を抑制しても(抑制の程度によるかもしれませんが)これだけではRAに有効(治癒)は難しいのではないでしょうか・・・??
⇒いくつかの薬剤のコンビネーションが必要のように推測しますが、どうでしょうか・・・???

ご参考まで。

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この回答へのお礼

非常に丁寧な情報提供をいただき誠にありがとうございました。
私の質問は、文献を読んで思いついたものでして、深い知識や洞察に基いたものではありません。サイトカインのネットワークは複雑と言われています。アデイポネクチンやTNFの作用についての研究もまだこれからのようです。また、現代科学が明らかにしていない人体の秘密もまだ多いようなので、これからの研究の進展が楽しみです。

  
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