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A株の株価は、100万円とします。

設問
翌月第2金曜日に、A株を―
90万円で買う権利及び、110万円で売る権利を購入できるのでしょうか??

先物など代替案があればお願いします。

A 回答 (2件)

以下のオプションを購入


権利行使価格8,500円のコール→1,750円
権利行使価格12,500円のプット→2,280円

取引最終日(残存日数0日)の結果
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1.原資産価格が10,000円だった場合。

権利行使価格8,500円のコールは1,500円
権利行使価格12,500円のプットは2,500円

コール:1,750円→1,500円(-250円)
プット:2,280円→2,500円(+220円)

2.原資産価格が12,000円だった場合。

権利行使価格8,500円のコールは3,500円
権利行使価格12,500円のプットは500円

コール:1,750円→3,500円(+1,750円)
プット:2,280円→500円(-1,780円)

3.原資産価格が9,000円だった場合。

権利行使価格8,500円のコールは500円
権利行使価格12,500円のプットは3,500円

コール:1,750円→500円(-1,250円)
プット:2,280円→3,500円(+1,220円)


オプションを知ると最初は大儲けできそうに思いますが、非常に良くできた仕組みで簡単には儲かりません。
そのうちオプションの「売り」に興味が移ってきます。
実際、きわめて低リスク(に思える)方法でオプションの売りをやる人はたくさんいたのですが、震災時の相場の急変で莫大な借金を抱えた人が続出して今は下火になりました。
まただんだん増えてくると思います。

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>他に裁定取引ができるものがあれば、教えて頂きたいです。
>トータルで見ると、プログラム売買は利益になりますか?

裁定取引はサヤ取りとも呼ばれ、関連性のあるものはなんでも対象になります。
いわば無限にサヤ取りの可能性はありますが、簡単に儲かるものは一つもありません。
個人が可能なのは商品先物くらいでしょうか。簡単という意味ではありません。

またサヤ取りのプログラム売買は利益は少ないですが着実に利益が出ます。(必ず儲かるのではなく損よりも利益になることが多いということです。)
ただし利益は極めてわずかなので手数料以上に稼ぐことはなかなかできません。
トータルで利益を出すのは難しいでしょう。
証券会社などが自分で売買するときは格安の手数料で売買できるので裁定取引でも利益が出ます。

ちなみに、225先物の限月(げんげつ)の価格差が極端に開かないのはこのような裁定売買が行われているからです

個人が勝てる可能性があるのは、プログラム売買がやりにくい売買が少ない限月、あるいは人気のない商品です。
気長に待っていればいればチャンスはあるかもしれません。
しかし、売買が少ないということは逃げたいときに逃げられないということなので大損する可能性もあります。
だからプログラム売買が入ってこないのです。

限月間の価格差(サヤ)がどういうものかはこちらで見られます。
http://www.tocom.or.jp/jp/souba/all/index.html

こちらはサヤ取りで大損した話です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/LTCM
http://tennsaitati.fc2web.com/soubasitati/dream. …
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

お礼日時:2011/08/28 11:13

仮定のお話しでしょうか?


仮定でよければ、

今100円のA株があるとします。
仮のオプションは以下のような感じになります。(オプション価格はテキトーです。)

K=権利行使価格、call=コールオプション価格

K120円…call5円
K110円…call7円
K100円…call10円
K90円…call20円
K80円…call30円

一方プットは、put=プットオプション価格
K120円…put30円
K110円…put20円
K100円…put10円
K90円…put7円
K80円…put5円

※オプション価格は権利行使日(満期)までは時間的価値というものによって現物を買った(売った)場合の仮の利益より高めに推移します。

A株を90円で買う権利→K90円…call20円
A株を110円で売る権利→K110円…put20円

なので、両方買うと40円です。

さて、権利行使日が来てA株が100円のままだったとします。
権利行使日にはオプションの時間的価値はゼロになります。

残ったのは実質的価値なので、
90円で買う権利は10円の価値。
110円で売る権利も10円の価値。
それぞれ価値があるので権利行使すると20円が手元に残ります。

結果、
オプションの購入費用が40円。
権利行使後に残ったのが20円なので20円の損失となります。

実際のオプションもこんな感じです。

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>先物など代替案
先物でオプションと同じような取引ができるかという意味ならできません。

近いものとしては「裁定取引(さいていとりひき)」があります。
これは大昔から行われている方法です。

同じくA株が100円のとき、

翌月第2金曜日に満期を迎えるA株先物が90円
翌々月以降に満期を迎えるA株先物が110円

となっていたときに110円の先物を売って(空売り)、90円の先物を買います。
翌月第2金曜日に満期が来て株が100円のままだったとします。
満期が来ると先物は現物株と同じ値段になります。
ですから、
90円で売った先物を100円で売って10円の利益。

このとき売っていた満期前の先物も同時に買い戻します。
110円で売っていたので、
110円以下になっていれば利益、110円以上になっていれば損失です。

結果、両方の先物の損益を合わせたものが実質損益になります。

ちなみに、個別株先物は存在しません。
225先物を使って上記の方法で利益を出すチャンスはありますが、コンピュータによるプログラム売買にはなかなか勝てません。

この回答への補足

http://jp-channel.com/account/image/tother58.gif の画像は、オプション取引画面です。

一番下にある8500円のCallオプションを買い、一番上にある12500円のPutオプションを買ったとします。なお、いずれも、翌月2日決済です。

翌月2日に、買8500円、売12500円

差分4000円の得
になれば、いいなぁ~と思っていました…
回答によれば、甘くないみたいですね(笑)


追加設問
1.他に裁定取引ができるものがあれば、教えて頂きたいです。
2.トータルで見ると、プログラム売買は利益になりますか?

ご回答、よろしくお願いします。

補足日時:2011/08/28 00:39
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございます。

補足があります。

お礼日時:2011/08/28 00:40

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