プロが教えるわが家の防犯対策術!

30代前半の女性です。最近山登りを始めたのですが、全くの初心者でどんなものを買ったらいいのかわかりません。
まだ始めたばかりで、いきなり全部高いものを揃えるのは勇気がいりますので、取りあえず必要最低限のもので、買うからには長く使えるものを購入したいと思っています。
取りあえず靴は購入したのですが、あとはザックを購入し、服などは手持ちのものを工夫して使おうかと思っています。
まだ泊まりなどは考えておらず、日帰りで初心者でも歩けるようなところに行くつもりです。
今のところ9月の初めに奥多摩に行こうと思っています。
雨具はいずれゴアテックスのものなどを購入して、今はビニール雨合羽でと思っているのですが、どうでしょうか?ちゃんとしたものをもう購入した方がいいでしょうか?
先日初めて歩いた時に、素人だからこそ、安全のためにある程度の装備があったほうがいいのかなとも思ったのですが。

取りあえず今はザックを購入しようと思っています。
今のところネットなどで調べていて考えていたのは、
・30~35Lくらい
・縦長の形
・雨蓋がついている形(?)
・試着してみてフィットする
くらいなのですが、何かアドバイスありますでしょうか?
正直選択肢が多過ぎて困っています。
こうなったらあとは好みでと思っているのですが、アウトドアブランドなどに全く疎く、普段のファッションとかけ離れすぎて、正直どれがおしゃれなのかもよくわかりません。
見ていて気に入ったのはパタゴニアとかよりは、フランスのエーグルはかわいいなと思いました。

質問を整理すると下記の通りです。
1. おすすめのザック、または選ぶ際に気をつけること
2. 今の段階で他に揃える必要のあるもの、選ぶ際のポイント

私の方でポイントは、
・初心者に使いやすい(機能的)
・取りあえずというよりは(今後買い足していくにしても)長く使えるもの
・これは、上記をクリアした上で選べるようであればですが、せっかくだからできればおしゃれで気に入って使えるもの
要は安全に楽しめて、末永く使える、そして尚かつ気に入ったものだと更に楽しいなということです。

本当に全くの初心者なので、とんちんかんなことを書いているかもしれませんが、色々教えていただければうれしいです。

A 回答 (15件中1~10件)

現物を ためしに背負ってみることをお勧めします


30-35Lクラスですと小屋泊まり縦走というところですが、内部のフレームの有無やクッション、何より女性向けの形状であることをポイントに選びましょう

下記は私が良く行くお店ですが、ためしに背負うこともできますし(中身は新聞紙なので軽いですがちゃんとふくらんでいます)体形に合わせていろいろアドバイスもしてくれます
http://www.sakaiya.com/shop/echo_plaza.html

ただ、現在のザックは樹脂部品を多用しているためいずれそれが割れたり切れたりします
背負いの部分に樹脂が使われている場合、一生ものとは言い難いのでせいぜい10年をめどに買い換えましょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
樹脂部分が割れてきたりするのですね。
10年使えれば十分です!
教えていただいたようなお店なら色々なメーカーのものを扱っているようなので、店員さんにお話を聞きながら探してみたいと思います。
女性向けの形状のものですね。アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2011/08/30 16:16

失礼ながらこの類の質問の回答はWEBで検索すればいろいろ出てきますし、山歩きする人は個性があり、偏った内容になると思われます。



まず「馴染みの登山道具店」を作りましょう。そして店員さんと仲良くなりましょう。
これからも欲しい道具はどんどん増えて行きますので「見て・聞いて・触って」が基本です。

全国規模で言えば以下など・・・

(1)http://ici-sports.com/
(2)http://www.e-lodge.jp/shop/
(3)http://store.montbell.jp/search/shopinfo/?shop_n …
(4)http://www.kojitusanso.jp/

※すみません、生意気なことを書きました。
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この回答へのお礼

色々なお店を教えていただきありがとうございました。
生意気なことなんてとんでもないです!
店員さんに色々教えてもらいたいと思います。
でも、ここでも今の時点で既に、お店に行った時に気をつけるポイントや個人的な感想など検索しただけではわからなかったことを教えていただけているので、とても役立っています。そのご回答を頭に入れてお店で店員さんにお話を伺えるようにしたいと思います。

お礼日時:2011/08/30 16:22

こんにちは。



「初心者が買うザックは大きすぎる」

これ定説。どうしても大きめを買ってしまう。
大は小を兼ねますが、そんなに大きいのはいりません。
大きいのと小さいの、悩んだら小さいほうで十分だったりします。

つまりそれくらい容量選びって難しいんですよね。
ちなみに私は日帰り登山(少々の残雪あり)で20リットルです。初心者はもう少し大きくてもいいと思いますが。


お勧め事項
・飲み物ポケットが付いている
・脱いだアウターなどをくくりつけられる工夫がなされている
・キャメルバック(ザックの中に入れてホースで吸う水筒)に対応できる
・外からすぐにアクセスできる小物入れ
・おしゃれ♪←優先していい事項です
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
容量選びって本当によくわからないです。
検索して、私の条件だど、だいたい30L前後というように書いてあることが多かったので、それで探していました。
ちょっと小さめも候補に入れて見ていきたいと思います。
お勧め事項もすごく役立ちました!どうもありがとうございます。
皆さんのご回答をメモってお店に行ってみようと思います。

お礼日時:2011/08/30 16:26

同じ世代の3年暦です



ザックは三個めです

現在ドイターのドイターエアコンフォート フューチュラシステム

を春から秋用として使っています背中の蒸れが少なくていいです

レインザックカバーシステムは必須アイテムと思います

後は背負った感じを大事にして下さい、ヒップベルトにポシェットが有ると

便利です
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
ドイターというメーカーもちょっと気になっていました。
蒸れにくいかどうかは大事ですね。
レインザックカバーシステムというのは、ザックに被せるカバーのことですか?
それはそのザック専用のカバーを買うものでしょうか?
ヒップベルトにポケットですね!気にしてみてみます。

お礼日時:2011/08/30 16:29

収納する荷物で ザックの容積は決まります


日帰り登山なら 
ゴア雨具 スパッツ 
救急用品(絆創膏、虫刺され薬、液体絆創膏、正露丸、風邪薬、頭痛薬)
ライター
ビニール袋 大・中・小
タオル
着替えTシャツ
 等でしょうか これに 飲み物 食料を入れ 少し余裕がある 容積を確保 だいた 30L前後だと思います。

2基室に 分かれていると 中身を取り出し易いです
ポケットも 有効に活用出来ます。
サイドに ペットボトルを入れられるポケットが有ると 飲みもの取り出しは 楽です。
ステッキ固定バンドが有れば 良いです。

重要なのは 背負って 自分の背中に合う事。
背中のパットが しっかりしてる事で 内容部で背中に違和感が伝わりません (簡易的なザックでは背中部に 内容物が当たります)
背中は、汗をかくので 通気性が良い事も重要 災厄 後付けのメッシュパットも売ってます(ミレー等のメーカーから)目の荒い スポンジやたわしみたいな素材です。

雨は付き物で 防水タイプでも 長雨にさらされると 内部に染みます
ザックカバーを 購入し掛けた方が良いです。(濡らしたくない着替え等は ビニールに包み収納が当たり前)

ザック購入は、専門ショップで数ある中から 選び フィティング 専門店なら ウエイトが用意されていますので 中に入れ 実際に 重量を加え 背負って確かめる
店員さんに フィッティングがこれで良いかも 確認してもらいましょう
また 品物選びせずに 店員さんに 日帰り用で この程度の荷物を入れるザックと伝え 選んでもらうのも 良いでしょう。
初めから 良い物を捜しあてるのも 至難の業です 高価な物を買わず 取りあえず 潰しが効く様なザックを 購入し 使用してみて 不都合や 願望が出てきたら その後 自分に合ったものを買い替える
考え方の方がお勧めです。 

実際に 山に行き 出会う方の スタイルなど見たり 話す機会があれば 実際に使用してる方の意見を参考にするのが 一番勉強になります。

ウエアーも 基本 アウトドアウエアーです。
せめて 肌着は、ユニクロの 速乾Tシャツ程度は、使用して下さい。
アウトドアーウエアーは 機能的素材を多く使用しています。 なので 最新の物は高いですが
捜せば 安いブランドや アウトレットも 多く有るので 初めは、予算を掛けずに 様子を見て下さい
山に行けば 皆さん それなりのカッコで ビシッと 決めてます。高齢者ほど 笑!!

さかいやスポーツの 楽天サイト ザック・小物・ウエアー・シューズの アウトレットで 良い物が有れば 安く購入できますよ。
また ナチュラム http://www.naturum.co.jp/ も 良く通販で利用します。

参考URL:http://www.rakuten.co.jp/sakaiya/
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
細かなことまで色々教えていただき感謝です!
2基室に分かれていると、よく使うものとそうでないもので分けて使ったりできそうですね。
あと飲み物を入れられるのは大事ですね。
背中の通気性もよく考えてみます。
いくつか試着してみたのですが、今イチしっくりきてるのかどうかわからなかったです。やはり初めの1回目でピッタリは難しいかもしれないですね。使いながら反省点を探して次の購入に活かしたいと思います。
ちなみに潰しのきくようなザックといって思い当たるものとかありますでしょうか?
もしあれば(このメーカーのものとかでもいいので)教えてください。

お礼日時:2011/08/30 16:34

>>1. おすすめのザック、または選ぶ際に気をつけること


No.2の方の回答にもある通り気を付ける事は類似記事を探してください。
様々な考え方があり逆に混乱するかもしれませんが、そうった注意点を知った上で以下お読みください。

お勧めはメーカーで言うと・ミレー・カリマー・ドイター・グレゴリー・オスプレー・モンベル辺りを良心的な登山用品店で良心的な店員に相談し買えば大失敗は少ないと思います。
オシャレなアウトドアショップは並んでいる商品は同じでも店員の知識・経験にバラつきが大きいので失敗する可能性が上がります。
この辺のメーカーは同じ容量でも用途(ハイキング・一般縦走、冬山、岩登り等々、、、)によって複数モデルを出しているので選び甲斐が有ります。が、初心者と言う事で自分の(機能面での)好みも分からないでしょうから見た目で気に入った物を店員さんと話しながら選べば問題無いないでしょう。

容量ですが私個人的には40Lが初めの1ヶにはお勧めです。日帰りハイキングだとスカスカになってしまいますが極端にバランスが悪くなることは無いでしょう。又、装備を厳選すればテント泊での夏山縦走1週間程度まで対応できます。
30~35Lだとテント山行は難しく、日帰りから小屋泊縦走まで対応可能ですが、小屋泊であれば20L程度のデイパックで1週間の縦走も可能です。
なので30L前後は「帯に短し…」になります。
40Lだと「大は小を兼ねる」の範囲内。これより大きくなると「過ぎたるは…」です。
逆に20Lと言う選択もアリかもしれませんが後々40Lクラスが欲しくなる可能性は高いです。
私は最初20L程度を使っていたのですが40Lを購入して以来殆ど出番が有りません。



>>2. 今の段階で他に揃える必要のあるもの、選ぶ際のポイント
雨具はゴアやそれに準ずる防水透湿素材の物が登山を続ける上では必須ですが、確かに初めから\20,000近くの出費は痛いです。
この時期、奥多摩で初心者が行くコースで有れば折り畳み傘で十分です。というかゴアの雨具より快適なことが多々あります。ビニールのカッパは内側から蒸れて結露しズブ濡れになるので行動中の着用はお勧めしませんが、それを承知の上で有れば役に立つかもしれません。
一つの選択肢としてゴアに"準ずる"雨具と言う手もあります。
例えばオンヨネのhttp://www.onyone.co.jp/products/outdoor/ods83021など。他モンベルやミズノなどから謙価ながら十分な性能の物も有ります。が、オシャレか?と言うと私は言葉に困ります。笑

服は手持ちの物とのことですが下着類は大丈夫でしょうか。
細かい事はこれも他記事にて解説が多々ありますのでそちらを探してほしいのですが、綿を含む素材は一般に厳禁とされています(下着以外も)。登山用で有ればなお良いですが、ユニクロでも何でも良いので吸湿速乾を謳ったものをお勧めします。また登山用で無いと縫い目や金具がザックのベルトと重なり一日歩くと皮がズル剥けになるなんて話も有りますので事前に確認した方が良いかもしれません。

何がオシャレか分からないとのことですが最近は雑誌等を見てみるのも手です。女性向けであればランドネというアウトドア系のファッション誌も存在します(あくまでファッション誌ですが)。雑誌を見ないと服を選べないのは踊らされている様ですが、価値観を形成する一手段として活用するのは十分アリでしょう。
パタゴニアよりエーグルとのことですが、パタゴニアは登山の為の"道具"として服を作ります(一部例外商品も有)。一方エーグルはアウトドアを志向したファッションブランドと考えてまず間違いないでしょう。一部ゴム長靴など良質な"道具"も作っていますが現代においてはもはや古典です。他にもコロンビアやフェールラーベンなども同様の傾向です。
勿論、機能的にも十分山で通用する商品もありますので見極めて使えばオシャレで一層楽しむ事が出来ますが、ブランドの傾向は知っておいて損は無いでしょう。

他に必須な物としては懐中電灯(出来ればヘッドランプ)です。例えば、捻挫しても何とか歩く事って出来るのですが、日が暮れて明りが無いとと完全に行動不能になります。初めは防災用の家にあるもので十分なので必ず持って行きましょう。

グダグダ長く書きましたがあまり細かい事を気にしなくても大丈夫です。
今の時期、奥多摩でTシャツGパンで夕立でズブ濡れになっても、辛いですが死ぬことはそうそう有りません。
それで山が嫌いになってしまっては元も子も有りませんが次に活かせば良いでしょう。
水とカロリーメイトと懐中電灯、後観光地図があれば十分です。
とにかく山に行って楽しんでみてください。
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この回答へのお礼

詳しく教えて下さってどうもありがとうございます。
個人的にはミレーとカルマーが気になっていました。専門店に行って試してみようと思います。
ゴアテックスじゃなくても色々と機能性の高いものもありそうですね。
探してみたいと思います。
下着類は速乾性の高いものを用意しました。(ユニクロですが。。)
ブランドの傾向はまさに詳しい皆さんにお聞きしたいことでした!
ヘッドランプは災害時にも役立ちそうなので買っておいてもいいかなと思いました。
あとは雑誌などを見てより楽しみたいと思います。

お礼日時:2011/08/31 01:01

レインザックカバーシステムはザックカバーです・・・^^分かりにくくてすみません



突然の雨などは内蔵されてる方が便利ですし、別で購入すると2000円以上しますから

初心の私には便利だと感じました
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。
内蔵されているものを探してみたいと思います!

お礼日時:2011/08/31 01:02

 登山歴30年の者です。



 まず、ザックやレインウエアに限らず、登山用品は少なくとも初心者を自認しているうちは登山専門店で購入するようにしてください。
 量販店では、見た目は"まともな"用具と寸分違わないけども、機能的には論外と言いたくなるような低レベルの製品が混在して売られています。また店員のまともなアドバイスも期待できないので、自分で道具を選べるようになれば安く買える機会も増えるので量販店も良いのですが、初心者の間は専門店で購入する方が間違いが少ないです。

 2の「今の段階で揃える必要があるモノ」ですが、レインウエアとアンダー(Tシャツ等)は必要でしょう。
 レインウエアはどうしてもゴアテックスでなければならないというわけではありません。ほとんどのアウトドアウエアメーカーがオリジナルの防水透湿性素材を開発し、それを使用したレインウエアを販売していますが、それらの中にもまともに使用に耐えるものは数多くあります。
 ゴアテックスの利点は、ゴアテックス社のテストを通過しないとウエアとして販売できないので、「ゴアテックスのタグが付いている製品は機能的には一定以上のレベルが保証されている」ということだけです(少なくとも夏山ハイキングのレベルでは)。
 なので各社のオリジナル素材の製品はゴアテックスよりは安価なので、モノが良ければ買う価値は十分にあります。
 まあそれもそのメーカーの「登山用ウエア」の経験値によるのですが・・・
 ゴアテックス製品のレインウエアだと、上下で3万円あたりが価格の目安でしょう。
 オリジナル素材だと1万円少々、といったあたりです。

 モンベル、パタゴニアあたりはこの点では間違いがないメーカーです。
 エーグルは、登山用ウエアメーカーとしての経験値はそれほどでもないので、私は個人的には積極的には奨めませんが、まあデザインが好きなら良いのではないでしょうか。一部に(これは使いにくそうだな・・・)と思うモデルもありますけど。
 そのあたりは好き好きなので。

 アンダーウエアもたいへん重要です。単なる速乾性Tシャツでは汗の排出ができずに結局汗冷えするのでお奨めしません。
 そんなに高くないので(2000円くらいから)少しずつ買いそろえていくと良いと思います。

 さて本題のザックですが、30~35Lクラスというのは汎用性が最も高く、モデル数も多くて確かに選ぶのに悩むクラスです。
 またザックは用途によって容量や仕様の点でいろいろ使い分けるようになるので、決して1つでは終わらない道具でもあります。私は今、7つザックを持っています。ほぼ引退状態になっているものも家族専用になっているのもあるので普通は3~4つというところでしょうけど。(これでももう1つ買おうかと思案しているところだったりします)

 この30~35Lクラスは仕様のバリエーションも豊富で選択肢が多すぎて、確かに悩ましいですね。
 大きく分けると、雨蓋が付いていて荷物を上から出し入れするトップローディングと呼ばれるタイプと、ジッパーで前面を大きく開いて荷物を出し入れするパネルローディングと呼ばれるタイプがあります。ジッパーオープン式と呼ばれることもあります。
 20L以下のクラスは大半がパネルローディングですし、40L以上のクラスはほとんどがトップローディングです。30~35Lクラスは2つのタイプが混在しているクラスです。

 どちらも利点と欠点があるのですが、パッキングにあまり気を遣わなくて良いのと荷物の出し入れがしやすいという点で、このクラスまではパネル式のザックの方が使いやすいと思います。私は45Lのパネルローディング式のザックを持っているのですが(オスプレーのエクリプス42というモデルで、現在は売られていません)、本当に使い勝手が良くて酷使を重ねてずいぶんくたびれているのですが手放せません。
 パネルローディングの欠点は、トップローディング式と比較するとザック自体の重量が重くなるというのと、同じ容量表示でも絶対的な容量が少なくなる、防水性が多少落ちる、というあたりです。ザック重量と容量はこのクラスではたいして問題になりませんし、防水性もどのみちトップローディング式でもザックカバーや防水バッグを併用しなければ防水性は確保できませんから、このクラスではあまり欠点より利点の方が大きいと思います。

 まあ、さらに選択肢を増やしてしまって悩ましいところですが・・・

 ポケット類はたくさん付いているのが使いやすそうに思えますが、登山経験を積むに従ってポケット類が少ないシンプルなザックを好むようになる、という一般傾向はあります。また、小さなポケットがたくさん付いているより、大きなポケットが1つ、というザックの方が融通が利くので使いやすいです。

 個人的に使用経験があって「良い」と思ったメーカーはモンベル、オスプレー、ミレー、カリマーあたりです。この中で敢えて順位を付けるとしたら、オスプレー、モンベル、カリマー、ミレーといった順になるかな。買って使ってみて「良くない」と思ったメーカーもけっこうあるのですが・・・
 他に定評があるメーカー(私が「良くない」と思ったメーカーは除く)だと、ドイター、グレゴリーあたりでしょうか。アークテリクスも山ではよく見ますが、価格がかなり高いせいか年配のユーザーに偏っている気がする。

 モンベルのチャチャパック、オスプレーのケストレルあたりは「定番」ですね。山小屋で取り違いが起きないだろうかと心配になるくらい、山ではよく見ます。

http://webshop.montbell.jp/goods/list.php?catego …
http://www.lostarrow.co.jp/CGI/products/list.cgi …

 それぞれ単一のモデルに複数の容量設定があります。チャチャパックは30,35,45の3モデル、という具合です。
 日帰りハイキングから小屋泊まりの登山、というあたりの用途を考えるて、一応この中からお奨めするモデルを列記しておきます。

モンベル
 チャチャパック30または35、ヌプリパック35
オスプレー
 ケストレル32、タロン33

 もし自分でハイキング~小屋泊まり用に買うのであれば、ほとんど迷わずにケストレル32を買います。ケストレルも他の容量(28,38,48)はトップローディング式なのですが、この32だけパネルローディングなので。
 オスプレーでは他にシラス36、オーラ35といった"女性用モデル"もあるので、そちらも良いと思います。個人的にはこれらのモデルの背面システムが嫌いなのでお奨めには挙げていませんが。

 このお奨めは別にこれだけが良いというわけではなく、ひとつの基準と捉えていただければ幸いです。
 ここに挙げたモデルは一応「定番」とされているモデルですから(それに私の好みも入っていますが)、店頭でそれらを手にとってじっくり見て(担いでみるのも含めて)、それを基準に他のメーカーのモデルを見ていって、最終的にデザインも含めて気に入ったものを買えばいいと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
すいません、さかいやスポーツやici石井スポーツ、好日山荘などは専門店でしょうか?
こういったお店を量販店というのでしょうか?
それすらわかっていなくてお恥ずかしいのですが。。
レインウエアは価格的なことと機能性を考えるとモンベルがいいのかなと思い始めてきました。
具体的なお勧めザックを教えてくださってありがとうございます。
ケストレル32も良さそうですね!
個人的にミレーとカリマーが気になってきました。

お礼日時:2011/08/31 01:11

 No.8のJagar39です。

書き忘れていた補足をいくつか。

 「ブランドの傾向」についてはNo.6の方の回答を見て笑ってしまいました。あまりにも的確な表現だったので。
 エーグルについてはまさにそういうイメージですね。

 モンベルとパタゴニアの良いところはアフターケアです。
 モンベルは何十年前のモデルでも可能な限りの補修に対応してくれますし(それも実費程度で)。岩角で派手に破って腕が入るくらい大きな穴が空いてしまったゴアテックスのレインウエアを送料込みで2000円そこそこで補修してもらったことがあります。自分でリペアキットを買ってきて補修するのとほぼ同額でした。当然仕事は自分でやるより遙かに綺麗です。
 パタゴニアは永久保証で、私も購入して2年以上経ち、しかも半ば自分のミスで破損したレインウエアを全額返金してもらったことがあります。返金を要求する意図はまったくなく、単に自分ではどうしようもなくなったので「気に入って使っているウエアなので何とかならないか」とメーカーに問い合わせたのですが、こちらからウエアを送ってメーカーであれこれ試してもやはりどうにもならず、パタゴニア側から全額返金を申し出てくれました。現行品なら新品に交換してくれるということも可能だそうです。
 このあたりの対応は、この2社は抜きんでていると思います。

 ゴアテックス社も永久保証なのですが、実際のウエアメーカーとの関連もあるので適用条件がよく判りませんし、実際に保証を受けた例も周囲にはいません。メンテさえ適切であれば、ウエアとしては寿命に達していてもゴアテックスのメンブレンはまだバリバリという例がほとんどだと思うのですが、そういう場合にはゴアテックス社の保証対象にはならないだろうし・・

 他にも、モンベルとパタゴニアはゴアテックス等の防水透湿性素材に貼り合わせるナイロン生地やアンダーウエアの素材に至るまで、大多数のブランドが素材メーカーの供給に頼っている素材を自社開発している、という特徴もあるのですが、まあそのあたりは好みもありますし何着も買って使わないとピンと来ないところもあるでしょう。
 なのであまり気にしなくて良いと思いますが、アフターケアだけは心に留めておいた方が良いと思います。

 必需品でヘッドランプを挙げるのを忘れていました。
 日帰りでも必須です。道に迷ったり予想外に時間がかかったりして日が暮れると、ヘッドランプなしでは行動不能に陥りますから。
 2000円くらいからあります。

 雨天時の防水対策ですが、ザックカバーはあまり当てになりません。小雨ならまだしも、土砂降りだとザックカバーをしていても間違いなく浸水します。ちなみにザックカバーを内蔵しているザックも最近は多く、私がNo.8で挙げた「定番」モデルではケストレルがザックカバー内蔵です。

 なのでザック内部で濡れては困るモノを防水バッグ(スタッフバッグ)に入れて防水対策をします。
 このスタッフバッグはいろいろなサイズのモノがありますが、安いものなのでいくつか購入しておいた方が良いです。
 口をコードロックで絞るだけのものと、折り込んでバックルで留めるタイプのものがありますが、防水性は当然後者の方が良いです。ですが値段も張るので(数千円する)、安価なコードロックタイプのものをたくさん購入して、2つ重ねで使うとかヒモの縛り方を工夫する等の方法で防水性を確保することもできます。

 最後にザックの容量の話ですが、いろいろ考え方はあるのですが私個人的にはやはり30-35Lという容量がベストだと思います。現に私は今、40Lザックで日帰りハイキングから小屋泊まりまで使っていますが、それでもベストは30Lクラスだと思っています。夏にフルに積載することはありませんから。
 20Lだとカメラとか山頂での食事を贅沢にしよう、などのプラスアルファに対応しきれませんし、40Lはいくら何でも大きすぎです。
 30-35Lで将来的に小屋泊まりの縦走までは十分対応できますから、テント泊を考えるようになったら素直に60Lクラスを買えばいいと思います。40Lでテント泊は可能ですが、装備は最軽量コンパクトのモノで揃えなければならないし(必然的に最も高価なモノになります)、食料もあまり贅沢はできませんから、40Lのテント泊はちょっとストイックですよ。

 夏山だと多少ピントがずれた道具選びをしても、そう滅多なことでは重大事には至りませんし、自分で使い込んでいかなければ道具の良し悪しもなかなか判りませんので、何事も勉強と思いながら道具選びも登山も楽しんでください。
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この回答へのお礼

更に詳しくありがとうございました!
アフターケアとは盲点でした。それは使っている方でないとわからないご意見なのでとても貴重です。
パタゴニアとか気になりますが、お値段と機能性を考えるとレインウエアはモンベルがいいかなと思っていたのですが、アフターケアもしっかりしているのであれば、安心ですね。
ヘッドランプは防災用としても使えそうなので購入しておこうかなと思います。
防水対策もよく頭にいれておきます!

お礼日時:2011/08/31 01:16

自分の使っているメーカーを薦めたくなります。


1.おすすめのザック、または選ぶ際に気をつけること
「防水.com」の「オーバーボード OverBoard 防水バックパック プロスポーツ 30L ブラック」をお薦めします。
私は25Lを使用しているのですが構造上「ハイドレーションシステム」が使えない。
30Lは背中側の網ポケットが使えると思います。
街中でザックを背負っているヒトが増えました。山用のザックは背中の密着と重心(が上に有るの)で、(ちゃんと合わせてあれば)見れば分かります。

2. 今の段階で他に揃える必要のあるもの、選ぶ際のポイント
詳しい方々のレスが付いているので、「ザックの容量」「レインスーツ」「ヘッドライト」は略します。また「水筒」については別にスレが立っています。
・行動食/非常食 ファーストエイドなど。家に有るモノで まず試しましょう。
・着替え 優先順位でこのへんですよ。濡れた服はカラダが冷えます。ゴミ袋(ビニール20L以上)に入れて防水。
・ツェルト(非常テント) 秋冬だと必要です。
・マルチツール いわいる「十得ナイフ」です。私は「LEATHERMAN(レザーマン) Juice CS4 GY 72013」と「VICTORINOX(ビクトリノックス) ラックサックNL」を使っています。
・手袋 「軍手」だと滑るので「TSUGE(柘植) スーパー・ハイ ゲージ防護手袋(ケブラー90%使用) KS-70」を。(黄色のカラー軍手にしか見えませんけど)
・パラコード10m ロープワーク出来るヒトなら有ると便利。せめて「もやい結び」は覚えましょう。
・ストック 好みで。

3.幕泊 自炊に必要なモノ。
次のステップですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
実際に使われているとのことなのでとても参考になります!
まだまだ揃えなくてはいけないものがたくさんありますね。がんばります!

お礼日時:2011/08/31 01:19

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