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うちには4~5年前のノートパソコンが3台あるのですが,どれも液晶ディスプレイが劣化して黄ばんできています。調べてみたところ,液晶ディスプレイが黄ばむのはバックライトに使われている冷陰極管≒蛍光灯が劣化しているからだといいます。確かに,部屋の明かりとして使う蛍光灯が経年劣化によって黄ばむのは経験的に納得できることです。

さて,最近のノートパソコンには液晶ディスプレイのバックライトととしてLEDが採用されているものが増えきてきているそうです。LEDが劣化して黄ばむという話は聞いたことがありませんし,経験したこともありません。LEDをバックライトととして採用した液晶ディスプレイは黄ばむことはないのでしょうか。また,輝度低下やムラの発生などを含めて冷陰極管よりもLEDをバックライトとして採用した液晶ディスプレイのほうが一般に長寿命だと考えてよろしいでしょうか。

ところで,うちには10年ほど前のデスクトップPC用のTFT液晶ディスプレイも2台あるのですが,これらはほとんど黄ばんでおりません。これはノートパソコンのものよりも黄ばみにくい冷陰極管が使われていると認識してよろしいでしょうか。であるならば,冷陰極管を採用したものの中でも黄ばみやすい=劣化しやすい液晶ディスプレイとそうでないものの違い,またそれらを見分ける手段がありましたらお教えください。

A 回答 (1件)

こんにちは。

液晶ディスプレーの研究開発に携わっている物です。
スレ主さんの推測どおり、冷陰極管の劣化で色温度が下がることは多い、それもこの管の質にもよる。
従って安いノートPC用の物は駄目。高級な液晶ディスプレイに使われているものだと寿命は5万時間
なんていうものもある。これは1日10時間使用で13年強もつ計算だけど・・・
これに対して白色LEDのバックライトは素子自体は劣化すると波長が長くなる特徴があるから、
理論的には黄ばむということも無くはないが、冷陰極管のような顕著な劣化や色温度低下は
ありえない。寿命も安物でも50000時間、高級品は100000時間だからね。冷陰極管より長寿命といえる。
ただ、専門的にはLEDは演色性に問題があって、どの色も全て厳密に綺麗に表示させることが困難だが、
そこは様々な回路を搭載して、実用上問題無い所まで来ている。

液晶ディスプレイで冷陰極管の良し悪しは難しい、使われたチューブの型番が分かれば、俺達専門家には
ある程度の判断は付くが普通じゃ分からないね。とにかくNECや富士通といってメーカーの品なら、
それほど安物は使わないだろうが、ショップブランドとかBOTパソコンンなら、分からんね。
BOTと言ってもエプソンの液晶は良い冷陰極管が使われていたけどね。

これからはLEDの時代から、新たに購入する場合は迷わずLEDを薦める。LEDは寿命もさることながら
立ち上がりが早い。冬場など冷陰極管タイプは安定するまで1時間はかかるからね。
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この回答へのお礼

実際に作っているかたから回答をいただけるとは思いませんでした。ありがとうございます。

やはり,LEDのほうが優れているのですね。今後,購入するときはLEDのものにしようと思います。縦方向の解像度が十分にあるならば。

お礼日時:2011/09/01 15:29

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