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現在、2号機、3号機は、メルトダウンもしくはメルトスルーしているのでしょうか?
先日の2号機からの、水蒸気は何だったのでしょうか?

4号機の耐震工事は完了しているのでしょうか?

よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

>現在、2号機、3号機は、メルトダウンもしくはメルトスルーしているのでしょうか?



どちらもメルトダウンまでは確定。
2号機については格納容器の圧力抑制プールにも損傷があるので、メルトスルー(※1)やメルトアウト(※2)の可能性もあり。
3号機は現時点ではメルトダウンの段階までに留まっているっぽい。

※1:溶けた核燃料が圧力容器・格納容器の外に出ること
※2:溶けた核燃料が原子炉建屋の外に出ること

>先日の2号機からの、水蒸気は何だったのでしょうか?

原子炉に送り込んでいる冷却水が漏れ出したもの…らしいです。
現時点では公式発表はその程度の情報しかないので続報待ちかな。

>4号機の耐震工事は完了しているのでしょうか?

水素爆発で破損していた4号機の使用済み燃料プールの補強工事は終わっているようです。
それ以外の耐震工事についてはやってないみたいですね。
福島第一の原子炉建屋自体は地震での大きな損傷は無いみたいですし十分なのかな?
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とにかく誰も現場を見る事が出来ないし、東電の発表にはメルトのメの字も出てこない。


要するにひた隠しに隠し続けているのが現状。だから全ては推測でしかない。

ということで1-3号機は直後に容器内の圧が急激に下がっています。
もし部品の損傷なら測定開始時には落ちているだろうし、或いは爆発後に落ちるから、大方の予想はメルトスルーだということ。
ひょっとしたら2-3号機は既に地盤に到達している可能性も言われています。

メルトダウンの状況だとして温度はどうやって計っているんでしょう。
方法は二つだけ。表面を熱感知カメラで撮るか、既存の温度計で測るしかない。
前者は表面温度を測れますが、後者は放射熱の温度を測っているだけ。
グラグラ煮えたぎった薬缶でも離れた所であれば湯気に手を触れる事は出来る。
つまり放射熱の温度で安全性を判断する事は出来ない。また水温を計っていれば基本的に大気中では100度前後であるのだから100度に下がったと悦んで入られない。

メルトダウンは坩堝の中に溶けた金属の塊があると考えてください。
ハワイの溶岩の映像を思い出してください。ドロドロに溶けた溶岩も表面は黒く冷えて固まりになっていますよね。
つまりメルトダウンを起こしている放射性物質は表面は温度が低く、中は高温だという事です。まして底部は一番高い。だからこれも温度が下がったと言って安心は出来ない。

水を注入し続けているんだから水蒸気は出っ放し。
問題は溜まっている放射性物質の塊が対流し、高温部が表面に表れた場合。
この時にはこれまで以上の水蒸気爆発が起きる可能性もあるわけです。

4号機は他の回答にあるので省きます。
でも、世界一の防潮堤を壊した津波対策で土嚢積んでいるレベルの人たちですから、補強と言っても知れたものだと思いますよ。
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