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通常使う接地抵抗計は電位差法を使い、E極とC極に交流電流を流し、P極で電圧を測定し、オームの法則(R=V/I)で抵抗を算出しているようですが、ここで質問があります。
 測定の条件として、E,P,C極の離隔距離を5~10mとることになっており、こうすれば土壌の抵抗値数十KΩは無視できるようになっているそうです。なぜ、E,P,C極を5~10m離せば、土壌抵抗が無視できるのかがわかりません。
 どなたか、わかる方がいらしたら、教えていただけないでしょうか。

A 回答 (4件)

参考URLの導出過程とグラフをご覧ください。



接地電極から立体的に電流が拡散して流れるため と考えるか
100Ω・mが立体的に並列に接続されて抵抗が小さくなっている

例えば100Ω・mだと 縦横高さが1mで100Ωになります。
長さ5mだと500Ωになります。
半径5mの半球の表面積は2×π×5^2で157m2です。
乱暴ですが、
中心に電極があり、157個の500Ωを並列に接続すると約3.2Ωになります。
微分積分が全くなのでこのようなイメージでとらえております。

参考URL:http://as76.net/asn/earth_calc.php
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この回答へのお礼

 回答と参考URLを有難う御座います。
「接地抵抗とは、アース電極から地球の深部までの抵抗のこと」をいうのですね。
 また、E極とC極を5m離すということはグラフより、ρ=100の場合半球形状の接地抵抗は3Ω程度となりE~C間に交流電流を流して、その電圧降下により抵抗値を求めるのに支障がないと考えるのですね。
 私は接地抵抗をE~C間の抵抗と勘違いしておりました。だから土壌抵抗が直列に接続され、抵抗値が増加すると考えたのですが、逆にE極から地球の深部までの抵抗を測定するのに、C極を5m以上離せば土壌抵抗は並列接続として微小となり、純粋に近いE極の接地抵抗が測定できると言うことでしょうか。
 なにか、目から鱗が落ちたように思え、sou-tarouさんへ心よりお礼申し上げます。
 もし、わたしの理解におかしいところがあれば、再度ご教授御願い致します。

お礼日時:2011/09/30 10:32

http://as76.net/asn/earth_meas.php
【接地抵抗の測定】

参考URLにて、接地抵抗計の動作原理を参照してください。
離す理由が理解出来ると思います。

この回答への補足

 申し訳ありません。
どうしても、土壌抵抗率数十Ω・mがあるのにそれが無視できるのかが、理解できません。

補足日時:2011/09/29 16:43
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この回答へのお礼

 早速に回答頂き、有難う御座います。

お礼日時:2011/09/29 16:43

 >測定の条件として、E,P,C極の離隔距離を5~10mとることになっており、こうすれば土壌の抵抗値数十KΩは無視できるようになっているそうです。



どういった文献を読まれたかは分りませんが、接地抵抗事態が土壌抵抗そのものと言ってもよいので、無視できるという意味が理解できません。
接地抵抗計は、E-P間で電圧降下を測定し、E-C間に試験電流を流します。
つまりR=Vr/Iという訳です。
という事は、やはり土壌抵抗を測定していると思います。

この回答への補足

 早速、回答頂き有難う御座います。
私もアース板と土壌の接触抵抗+土壌抵抗を測定していると思います。
 ただ、土壌抵抗率は数Ω・m(水田等)~数千Ω・m(岩盤の山地等)範囲が広く、概算値として100Ω・mが使用されると聞きました。
 そうするとE極とP極又はC極間は5m以上必要ですので、測定値にはE極の抵抗値+C極の抵抗値+E極~C極間の土壌抵抗値(数十Ω)がふくまれるのではと考えました。
 私の考えでは、例えばA種接地工事の場合、接地抵抗値は必ず数十Ω以上ということになりますので、この考えはおかしいと思いますが、スッキリしません。もう少し御説明いただけないでしょうか。

補足日時:2011/09/29 16:38
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この回答へのお礼

早速、回答頂き有難う御座います。

お礼日時:2011/09/29 16:39

参考にしてください。



参考URL:http://as76.net/asn/earth_meas.php
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この回答へのお礼

早速、参考資料を教えて頂き、有難う御座います。
じっくり読んで見ます。

お礼日時:2011/09/29 16:19

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