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GPTの3次側には必ず制限抵抗を接続しなければならないものでしょうか。制限抵抗を接続せず、保護継電器(地絡過電圧継電器)のみでは動作等に支障がありますか。

A 回答 (2件)

必ず必要です。

GPTの1次側中性点は直接接地されていると思いますが、もしも制限抵抗がなければ地絡事故時に大電流が流れてしまい設備損壊にいたる恐れがあります。
制限抵抗の抵抗値は150Ω程度ですが、これを1次側中性点に等価換算しますと(n^2)/9(n:巻数比←1次3次の)倍されます。
つまり数万Ωで抵抗接地しているのと同じ状態に見えるため、地絡事故時の地絡電流が少なく制限されます。

地絡過電圧継電器の動作には影響をおよぼさないように思います。
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上の補足説明ですが、制限抵抗がないとGPTの共振なども問題になります。


ほかにもいろいろあります。
制限抵抗の設置目的を学ばれるとよいと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
大変参考になりました。

お礼日時:2005/02/24 12:42

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