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江戸時代の旅のガイドブック『旅行用心集』(八隅蘆庵 文化七年刊)には、「道中所持すべき品の事」として「印板」についての説明があります。

印板  是は家内へ其印鑑を残し置、旅先より遣ス書状に引合せ又金銀の為替等にも其印を用ゆる為の念なり。

今の「はんこ」のような役目をもつ物だと思うのですが、今の「はんこ」は「棒状」です。
「印板」という名から想像して「板状」の物でしょうか。
江戸時代の「はんこ」は、「印板」だったのですか。
「印板」を検索したのですが、形状が分かりません。
よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

>印板、是は家内へ其印鑑を残し置・・・



現代語訳すれば・・・

>これは、自宅に印鑑の形状を印影として残しておき・・・

「印板」は「印判」のことであり、今で言う印章、印形のことです。
「板=判」と理解すれば疑問は氷解するかと思いますよ。

http://finseal.web.fc2.com/gallery.html

ここに江戸時代の印影が紹介されています。

江戸時代の庶民は私的な名字を利用していました。
庶民は、それで実印を作っていたのでしょうか?
その辺りまで知りたいものですね。
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この回答へのお礼

そうですね。
印板=印判だと気付きました。
ご教示ありがとうございました。

お礼日時:2011/10/22 19:41

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