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政治学をやっている院生です。

直接経済学を専攻するわけではありませんが、政治研究上、また隣接分野の教養として、マクロ経済学を中心に独習したいと考えています。目標としては、並みの経済学修士課程、または公共政策大学院経済学系修士課程、の修了者レベルには到達したいと考えています。

とりあえず中谷『入門マクロ経済学』、マンキュー『マンキュー マクロ経済学(I)(II)』は読了しました。その後のテキストについて、いくつか標準的なステップを教えていただきたいです。宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

政治学者が学ぶなら、それだけ読めば十分です。


あとはもっと経済学を総合的に学ぶべきです。
経済学はマクロだけでは不十分です。
マクロで上から下に見ると同時に、ミクロで下から上に見る必要があります。

ですから、まずは経済学全体を学ぶべきかと、ステイグリッツ入門経済学やマンキュー入門経済学や伊藤元重の入門経済学などを読むべきだと思います。

その後は、もう少しミクロ経済学を学ぶか、もしくは経済学史を学ぶべきです。
ミクロは経済学の本質です。これを理解せずに経済学を扱うのは危険です。

また経済学史は経済学の思想の歴史そのものであり、思想としての経済学を学ぶには最適です。
経済学が何をどう考え何を目指し、経済学をどのように使うかを知るには経済学史が役に立つわけです。
『経済学をめぐる巨匠たち』(自由や活力視点)や『経済学の歴史』(平等や安定視点)などがお勧めです。
他にもネットでは、↓が秀逸です。これでは政治と社会と経済の関わり方の変化という視点から経済学史を述べています。
http://yanagi.web.infoseek.co.jp/het05/lecnote20 …
しかし本一冊分くらいあるので一度紙に印刷してから読んだ方が良い気がします。

最後に経済史というのも役に立ちます。
社会のおいて経済はどのように変化し、どのような経済政策が成されてきたかというのが分かると、色々問題があっても過去の類似した問題から対策のヒントが出てくるわけです。
近代以降の『図説西洋経済史』や『概説日本経済史 近現代』なんかがいいと思います。
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#1に既に回答があるようですが、まだ上がっていない分野として、国際経済学を挙げておきます。



テキストであれば、
国際経済―理論と政策
〈1〉国際貿易 (新経済学ライブラリ 別巻)
〈2〉国際マクロ経済学 (新経済学ライブラリ 別巻)
 クルーグマン他著 新世社

あたりがお勧めです。


> 並みの経済学修士課程、または公共政策大学院経済学系修士課程、の修了者レベル

この辺りであれば、統計についてもある程度勉強した方が良いかもしれませんが、政治学には必要ないかもしれません。
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