【大喜利】【投稿~9/18】 おとぎ話『桃太郎』の知られざるエピソード

炭酸水素ナトリウムNaHCO3 と炭酸ナトリウムNa2CO3 の混合物3.80gを強熱したところ、次の化学反応式で表される反応がおこり、3.18gのNa2CO3のみが残った。

2NaHCO3→Na2CO3+H2O+CO2

・発生した二酸化炭素の体積を求めよ。(答 0.22L)


考え方をおしえてください。

A 回答 (2件)

2011年度・第3回全統マーク模試・化学の第1問の問4ですね。



炭酸ナトリウムは強熱により変化しません。質量が減少するのは
炭酸水素ナトリウムが以下の反応をするからです。
2NaHCO3 → Na2CO3 + H2O + CO2

1molのNaHCO3が0.5molのNa2CO3になります。
NaHCO3=84 Na2CO3=106
よって、84gのNaHCO3が53gのNa2CO3になるので、
31gの質量が減少します。

全体の質量減少は、3.80-3.18=0.62〔g〕です。
よって、0.62/31=0.02〔mol〕
NaHCO3=0.02〔mol〕なので、CO2=0.01〔mol〕
22.4×0.01=0.224〔L〕

NaHCO3〔g〕=84×0.02=1.68〔g〕
よって、Na2CO3=3.80-1.68=2.12〔g〕
Na2CO3〔mol〕=2.12/106=0.02
よって、NaHCO3:Na2CO3=1:1
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました

お礼日時:2012/03/05 22:34

初めまして。

大学で化学を学んでいる学生です。

とりあえず先ず出し方ですが。。。
-------------------------------------------------------------
反応の結果、3.80g だったものが、3.18g に軽くなっています。これは強熱し
た結果、分解反応が起き、発生した水H2O と 二酸化炭素CO2 が大気中
に逃げたためと考えられます。炭酸水素ナトリウム 1mol が強熱で反応した
とすると、水と二酸化炭素がそれぞれ 1mol 発生し、全体として 62g だけ軽
くなるはずです。今回は0.62g 軽くなっているので、

0.62÷62=0.01mol

だけ炭酸水素ナトリウムが反応し、結果 0.01mol の二酸化炭素が発生したと
考えられます。二酸化炭素は気体で、標準状態で 22.4L の体積を占めるので

0.01×22.4=0.224≒0.22 A.0.22L
---------------------------------------------------------------
と答えを出せると思います。途中の 62g のくだりは、

二酸化炭素CO2 の物質量  / 12+16+16=44 g/mol
水H20 の物質量  / 16+1+1=18 g/mol

の合計として算出しました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました

お礼日時:2012/03/05 22:33

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