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エチルアルコール1molを完全燃焼させると1368.9kJの熱を発生した。二酸化炭素及び水の生成熱をそれぞれ406.4kJ及び286.2kJとした場合 エチルアルコールの生成熱はどれだけか?という問題です。お願いします。

A 回答 (1件)

二酸化炭素の生成熱


C + O2 = CO2 +406.4kJ/mol ・・・(1)
水の生成熱
H2 + 0.5O2 = H2O +286.2kJ/mol ・・・(2)

エタノールの燃焼反応は
C2H5OH + 3O2 = 2CO2 + 3H2O +1368.9kJ/mol・・・(3)
であり、エタノールの生成反応は
2C + 3H2 + 0.5O2 → C2H5OH ・・・(4)
です。(1)~(3)を足したり引いたりして(4)の形になるようにすればいいので

2C + 2O2 = 2CO2 +812.8kJ/mol ・・・(1)の二倍
3H2 + 1.5O2 = 3H2O +858.6kJ/mol ・・・(2)の三倍
2CO2 + 3H2O = C2H5OH + 3O2 -1368.9kJ/mol ・・・(3)の逆

これらを辺々加えると
2C + 3H2 + 0.5O2 = C2H5OH +302.5kJ/mol
となります。
 厳密にはエタノールが液なのかガスなのかなど考慮せねばならないのですが、蒸発熱などが与えられていないのでこれでよかろうかと。
   

 
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この回答へのお礼

分かりやすい解説ありがとうございます

お礼日時:2011/02/13 21:51

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