酵素摂取は意味が無いと言いますが・・・

よろしくお願いいたします。

私は今、市販の酵素ドリンクを飲んでおり、また、酵素を手作りしようとしています。
いろいろ調べていると、酵素はたんぱく質であり胃酸で失活してしまうので消化酵素以外は摂取しても意味がないという情報をたくさん目にしました。

私のイメージでは体内で使う酵素（代謝などに）を補えると思っていたのですが、そうではないのでしょうか？
また、酵素断食をした時に好転反応と呼ばれるもの（頭痛・気だるさ）があったのですが、酵素摂取にまったく意味が無いのだったら、あれは何だったのでしょうか？
この好転反応は母にも同じように出ました（母には好転反応の話はしておらず、また母の方が酷いようでした）

酵素を手作りすると常在菌が入り、より自分にあった酵素になるとのことなのですが、もし酵素としての価値がない場合、他に期待できる効果は手作り酵素にはあるでしょうか？

ご存知の方がいらっしゃいましたら、ご回答宜しくお願いいたします。

No.4 回答者： tiltilmitil 回答日時： 2011/11/17 11:42

＞また、酵素断食をした時に好転反応と呼ばれるもの（頭痛・気だるさ）があったのですが、酵素摂取にまったく意味が無いのだったら、あれは何だったのでしょうか？

　常識的に考えれば、空腹と栄養不足による体調不良でしょう。

＞この好転反応は母にも同じように出ました（母には好転反応の話はしておらず、また母の方が酷いようでした）

　そりゃご年配のほうが栄養不足などによる影響は大きいでしょうね。

この回答への補足

すみません！お礼を入力し忘れてしまいました＞＜

ご回答ありがとうございました。

補足日時：2011/11/23 22:24

この回答へのお礼

空腹と栄養不足ですか。
私も母もたまに食べないことはありましたが、こういった症状は初めてだったので何かあるのかなと思いました。
２日ほど食べないだけで、栄養不足の体調不良というのも正直考え辛い気はします。

お礼日時：2011/11/23 22:22

No.3 回答者： mekuriya 回答日時： 2011/11/17 11:41

No.2の続きです。

酵素ドリンクについては私からは何も回答できません。ただ私なら、そんな高価な食品は注文せずに納豆を食べます。ナットウキナーゼも酵素ですからね。

酵素には動物の内臓に含まれる酵素と細菌の持つ酵素の２種類あります。前者の酵素を利用した食品の代表が烏賊の塩辛で後者の代表が納豆です。そうした食品を発酵食品といいます。発酵とは酵素の作用で原料に含まれるたんぱく質や糖分を分解させることです。後者の発酵は細菌を繁殖させ、酵素を増やすことになります。腐敗と繁殖は本質的に同じです。人体に有害な成分を生じさせる場合を腐敗と呼び、人体に有用な成分を生じさせる場合を発酵と呼んでいるだけの違いです。

同じ細菌でも一方は乳酸菌、麹菌、納豆菌と善玉扱いし、一方を腐敗菌、雑菌、コレラ菌と呼び悪玉扱いします。人間が人間の都合で区別しているだけで、どちらも細菌には違いない。

細菌が持つ酵素は、その働きが全部違います。何に作用してどう分解して何を生じるか。それは一つ一つの酵素によって全部異なります。毒を生じる場合もあるし薬を生じる場合もある。

納豆菌は藁に付着する細菌で、大豆が持っていた細菌ではありません。納豆菌の作用が腐敗でなく発酵だと発見したのは日本人ですが、欧米人から見れば腐敗に思えるのも当然なのです。

栄養学が未完成な以上に酵素学も未完成です。例えば酒の強さには、民族差、個人差が大きいのは経験的に知られていました。それはなぜか。アルコール分解酵素を遺伝的に生成できない人がいる。そんなことが分かってきたのもごく最近のことに過ぎません。

酵素ドリンクなるものに価格に見合う価値があるのか良く考えていただきたい。

大根には、糖質分解酵素のジアスターゼ、たんぱく質分解酵素のプロテアーゼ、脂質分解酵素のリパーゼなど糖質の消化酵素がたくさん含まれています。しかし何故大根がそんな酵素を持っているのか、その理由は分かりません。分からないけど、大根は人間の消化を助けることが経験的に分かっています。消化が悪い食べ物は胃にもたれやすいと表現され、消化が良すぎる食べ物は腹持ちが悪いと表現されます。実に人間が勝手な理由で呼び分けている。消化が悪いということは分子量が大きいから、酵素で分解するにしても時間がかかるわけです。おなじたんぱく質といっても分子構造はまちまちで、人間はたんぱく質を食べるとアミノ酸に分解するわけですが、そのアミノ酸の個数が異なるのです。100階建て高層マンションを壊すのと二階建てアパートを取り壊すのとどちらが楽かといえば、二階建てアパートが楽に決まっています。人間が食べ物を食べるとはそういうことです。そしてアミノ酸に分解して体内に取り込んで、再びたんぱく質に合成します。酵素もたんぱく質の一種なのです。前回、部品と呼んだのはアミノ酸のことでした。アミノ酸には20種類あって、そのうち人体で生成できないアミノ酸を必須アミノ酸といいます。これも、どのアミノ酸が人体で生成できるのかできないのか判明するまでに人類は多くの時間が必要でした。納豆は畑の肉と呼ばれるぐらい、たんぱく質含有量が多い大豆の発酵食品です。発酵といってもたんぱく質が全て分解されてしまっているわけではなく、一部だけがナットウキナーゼによって分解されている。

酵素を摂取するならイカの塩辛や納豆やヨーグルト、チーズといった発酵食品や大根のような酵素を多く含む食材を食べれば済むことです。

発酵ドリンクにどんな意味があるのか。私には分かりません。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
遅くなってしまいすみません。

素人なのでやはり謳い文句に踊らされてしまうことが多いですが、すごくわかりやすく、ビルのくだりなど特に、とても勉強になりました。未知なところが多い分、自分でしっかり見極めて良いものを知っていきたいとおもいます。

ありがとうございました。

お礼日時：2011/11/23 22:20

No.2 回答者： mekuriya 回答日時： 2011/11/17 06:47

>いろいろ調べていると、酵素はたんぱく質であり胃酸で失活してしまうので消化酵素以外は摂取しても意味がないという情報をたくさん目にしました。

その説はちょっと待ってよといいたくなります。酵素が直接人体に取り込まれないとしても、後で酵素を体内で合成させるための部品として消化されて人体に取り込まれれば、それで用は足しているはずです。酵素というのは、酵素を合成させるための部品は全て揃っているわけですからね。ただし、酵素を合成させるためには部品だけでも駄目で、酵素を合成させる機能に必要な栄養素も必要なのです。人体の機能を維持する為には部品としての栄養素と部品を組み立てる機械を組み立てる栄養素とどちらも必要です。

まず理解していただきたいのは栄養学という学問はまだ歴史が非常に浅く完成された学問ではないということです。多くの学者や多くの研究機関が日夜、研究していますが、まだ人体の複雑極まる働きは、まだまだほとんど未解明のままだということなのです。発展途上の学問であって、何事も結論が出たわけではない。何が有益で何が有害で何が無駄なのか、ほとんど何もわかっていないのが現実です。

それでも人類は、何も知らなかった原始時代から、穀類、豆類、魚類、魚介類、肉卵類、海藻類、木の実類、キノコ類、乳製品、芋類、魚類、飲み物、調味料、果物類といった多種多様な食べ物を満遍なく食べて生を繋いできました。原始時代に酵素ドリンクなど売られていません。

それだけは忘れないでください。

今、少なからぬ女性が骨粗しょう症、頭痛、貧血、便秘、肌荒れ、肩こり、めまい、低血圧の総合商社になっています。それは信仰と偏食が招いた生活習慣病なのです。

今一度、人類の歴史を思い出してください。わたしたちは何百万年も酵素など知らずに、親から子へ、子から孫へ生を繋いできたことを。

この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

部品が揃っている、よくわかりました！確かにパズルを買ってきて組み立てるようなものですよね。
そうなると、分解・組み立てをするのならば酵素として高いお金を払って手に入れなくても、それに足る栄養を普段からバランスよく食物で取っていれば良いということですよね？

たしかにまだまだ未知の世界なのが、こうして色んなことを検索して学ぼうとするとよくわかりました。
烏賊は生で食すと消化しにくいと聞きましたが、生の方が酵素がたくさん含まれている、と聞くと消化も生の方が良いのでは？と、どちらが良いのか迷うことばかりです＾＾；

お礼日時：2011/11/17 10:09

No.1 回答者： thegenus 回答日時： 2011/11/17 01:27

こんにちは。

＞「胃酸で失活して、、意味がないという情報をたくさん目にしました。」
はい。ネット情報は信じるななどと言われていますが賛否両論を目に出来ます。

＞「酵素（代謝などに）を補えると」
失活の他に、吸収されないと体内に入りません。タンパク質を消化するのは小さいペプチドやアミノ酸にすることで、吸収できるようにします。
酵素を摂取したら体内に酵素が入るということならば、人が食べた動植物や細菌の持っていた酵素やコラーゲンやその他のタンパク質がそのまま人体に入ることになります。そりゃあ、まずいでしょう。異物を除去する免疫や炎症というものもありますし。
ご関心の酵素が我々の体にどんなに有用な物であったとしても我々の体に酵素を取り込むような仕組みがあると他の有害な酵素も入ってきてしまうのですよ。酵素は、砂糖などに比べると、桁違いに大きい物なので、それを取り込むという体の仕組みがあればそれは食べた物をほぼそのまま取り込んでいることになってしまいます。すると、ご関心の消化酵素自体が不要になる設定です。食べた酵素も分解できるように消化酵素があるのですよ。

＞「酵素断食をした時に好転反応」
酵素断食とは酵素ドリンクだけで他の物を食べないということでしょうか。好転反応でだるくなるのですか。
酵素ドリンクにカフェインのような物が入っていればそれでシャキっとします。それを取らなくなればだるく感じるようになるでしょう。もう何ヶ月も日々、お飲みになってきたのですか。酵素断食や好転反応という言葉はその商品を販売している人たちから学んだ言葉でしょうか。

＞「酵素を手作りすると常在菌が入り」
どうやって手作りするのですか？教えて下さい。

ちなみに市販の酵素ドリンクのHPなどはないのですか。製品名は？おいくらするのでしょう。酵素ドリンクを飲み始めた動機はなんなのでしょうか。お話内容のほとんどが伝わりにくいものになっております。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

たしかに異物を除去するので分解する、よくわかりました！

「酵素断食」とは酵素ドリンクのみを飲むことです。言葉足らずですみません。期間は個人の自由です。私は２日間しました。その前に一切酵素は飲んでおらず、初めてです。「酵素断食」「好転反応」は酵素を購入した方から教えてもらいました。

「手作り酵素」は好きな野菜や果物を刻み、砂糖とまぜ合わせ、お味噌のようにかき混ぜながら発酵させていくものです。発酵後、出てきた水分を濾して飲用します。

酵素ドリンクのメーカーなどの情報については今回の質問には関係ないかなと思い記入していませんでした。
「酵素」全般としての答えが欲しかったので。

私が使用しているのはビオライズというメーカーのもので一本5000円くらいです。いわゆるネットワークビジネスの商品なので、良いものではあるかもしれないけれど、値段も安くはないので手作りでと考えました。
酵素ドリンクを始めた動機は、健康維持と代謝の良い体を作るためです。

よろしくお願いいたします。

補足日時：2011/11/17 10:00