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赤のカードが6枚、白のカードが4枚あり、これらの10枚を任意に一列に並べる。このとき同色のカードの一続き(一枚のこともある)を「かたまり」とよぶことにする。(例えば、赤 赤 赤 白 白 赤 白 白 赤 赤 →赤赤赤、白白、赤、白白、赤赤、がかたまり)
「かたまり」が4個である確率を求めなさい。


この問題を私は赤のカード白のカードをそれぞれ区別していました。つまり、赤のカードは赤1、赤2、・・・、赤6があると考えていました。
しかし、解答は区別しない(たぶん)考えでした。なぜ区別しないのか、わかりません。
ちなみに解答は、
赤6枚白4枚の並べ方が、10C6=210(通り)
かたまりは、(1)赤白赤白または(2)白赤白赤の二通りで、それぞれ5×3(通り)
よって、(2・5・3)/210=1/7

です。確かに、それぞれを区別しなければ、この解答になるのはわかります。区別しない、という発想がわかりませんでした。
教えてください。よろしくお願いいたします。

A 回答 (7件)

質問の答えですが『組み合わせを用いて区別しないほうが、計算が単純だから』こうとしか言い様がないです。


正直言って、区別してもしなくても答えは同じです。もし区別しないで考える方法が納得いかないならば、区別して考えていいと思います。テストで答えと考え方が間違ってないなら“○”ですから。
しかし、「そうなる場合の数」と「全体の数」(つまり確率の分子と分母)がお互い区別する、もしくは区別しないようにする必要があります。

「区別しない」という発想ですが、例えば「1」のカードが3枚あって、これを並べて出来る3桁の数はというと「111」しかないですよね?3枚のカードをどの順番で並べようが、結局「111」にしかなりません。
問題の赤・白のカードにしても同様で、例えば赤のカードのみに着目するとどう並べても
左から「赤赤赤赤赤赤」としかなりません。仮に1番目の赤と3番目の赤を変えたところでも結局「赤赤赤赤赤赤」です。これらを1つとして考えるわけです。

区別する場合の考え方ですが、結局は区別しない場合の考え方にプラスして、カードの順番も考慮したという形になります。

例えば#6さんの例でいくと、
(1)区別しない場合
a:赤赤白 b:赤白赤 c:白赤赤の3通り。
(2)区別する場合、2つの赤は別物なのでこれらを1,2とすると「1,2」「2,1」と2通り出来るので、
(1)のa,b,cについてそれぞれ2通り存在することになり、3×2=6通りとなります。
この例で言えば、「×2」が区別する場合としない場合の差となります。
でもこの「×2」は「起こる場合の数」にも「全体の数」にもかかるので、結局答えは同じになるわけですね。

すごく長くなったけど、こんな感じでいいかな?
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この回答へのお礼

ご回答どうもありがとうございました!お礼が遅くなりまして、大変申し訳ないです。皆様の詳しい回答のおかげで、理解することができました。ありがとうございました!

お礼日時:2003/12/05 20:20

面白そうな問いなので、私も考えてみました。


「区別しない、という発想」
-->私の「感」では、もしかしたら下記の理由ではないかと思います。
 「区別してもしなくても、出る結果(確率)が同じだから。」 「そして、問題の回答はその片方を採用して計算した。」

 上記は全くの「感」なので、ご自身で検討してみてください。

 私が上記のように「感」じた理由 :
白1個、赤二個の場合で2塊になる確率を計算する。
1.区別する組み合わせでは6通りの並べ方がある。
  WR1R2  2塊
  WR2R1  2塊
  R1WR2  3塊
  R1R2W  2塊
  R2WR1  3塊
  R2R1W  2塊
 --------  確率 4/6=2/3
2.区別しないとしたら、
  WRR    2塊
  RWR    3塊
  RRW    2塊
 --------  確率 2/3

 (でも、間違いでしょう、多分、、、)
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この回答へのお礼

ご回答どうもありがとうございました!お礼が遅くなりまして、大変申し訳ないです。皆様の詳しい回答のおかげで、理解することができました。ありがとうございました!

お礼日時:2003/12/05 20:20

#4さんが最後に言われている「さいころ」については、「1,1」が出る割合と「1,2」が出る割合は明らかに異なる(後者が2倍)・・・ということで、「区別しない=組み合わせ的考え方」は使えないわけです。



教科書にはちゃんと出てくるものの、問題を解くときの解答にはほとんど出てこない言葉「同様に確からしい」という概念が考え方の決め手になるのです。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=705818
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この回答へのお礼

ご回答どうもありがとうございました!お礼が遅くなりまして、大変申し訳ないです。皆様の詳しい回答のおかげで、理解することができました。ありがとうございました!

お礼日時:2003/12/05 20:20

#3の方が言っているようにどちらでもいいと思います。



今、区別しないときと区別するときをくらべてみると
区別するときのほうが
6!*4!倍になります。これは「分母も分子も両方共なる」
ということに気を付けてください。


だからこの確率を計算するときは、

分母分子を同じ考え方で求めれば

区別してもしなくてもどちらでもよい、ということになります。


ただ「さいころの目の和の合計」などというときは
さいころを区別しないと正しい確率は求まりません。
ややこしいですね。
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この回答へのお礼

ご回答どうもありがとうございました!お礼が遅くなりまして、大変申し訳ないです。皆様の詳しい回答のおかげで、理解することができました。ありがとうございました!

お礼日時:2003/12/05 20:20

理論的には「区別しても区別しなくてもよい」が正解でしょう。



区別しないとき方に挑戦してみると・・・

1.すべての場合の数は10!

2.6つある赤を、2つの「赤」のカタマリに分けて1列に並べる方法は、6!×5
(まず、6つある赤1~赤6を1列に並べる順列を考えて、そのあいだに仕切りを入れて、左の「赤のカタマリ」と右の「赤のカタマリ」に入れるものにわけた。この場合、1|23456と、23456|1は異なるものと認識します。)
同様に、白を2つのカタマリに分けて1列に並べる方法は、4!×3
これらは「赤白赤白」と「白赤白赤」の場合それぞれに対して考えられる。

ということで、求める確率は、
{(6!×5)×(4!×3)×2}/10!
で、同じ答えが出てきます。

区別しない「組み合わせ的考え方」でも、全210通りの事象の発生は「同様に確からしい」ため、組み合わせ的考え方でも一向に構わないわけですが、決して「組み合わせ的考え方でないと解けない」わけではありません・・・

なんていうと、かえって混乱させてしまうのかしら?(汗)
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この回答へのお礼

ご回答どうもありがとうございました!お礼が遅くなりまして、大変申し訳ないです。皆様の詳しい回答のおかげで、理解することができました。ありがとうございました!

お礼日時:2003/12/05 20:21

区別しなくていいんです。


きっと論理的には解答で理解しても、感情的に納得できないのだと思います。

全部で10個(色ごちゃまぜ)の組み合わせと、
赤6個の組み合わせと、白4個の組み合わせ、
そして、それらが、交互に並んだ場合の組み合わせで
何となく、それぞれで「組み合わせの場合」が違うの
ではないかと思ったのでしょう。

でも、どんなに小さい数でも大きい数でも、
組み合わせの問題に単純化したときは、区別しなくていいんです。そういう法則になっているからです。
だから、組み合わせが計算できるわけです。
確かに赤6個白4個の場合と、赤6個白4個に
黒5個が増えたりした日には、赤の組み合わせも
違ってくるんじゃないかという「気には」
なりますよね。でも赤6個は、いつも赤6個として、
区別しないのでいいのです。
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この回答へのお礼

ご回答どうもありがとうございました!お礼が遅くなりまして、大変申し訳ないです。皆様の詳しい回答のおかげで、理解することができました。ありがとうございました!

お礼日時:2003/12/05 20:22

ayakakayaさん、こんにちは。



>私は赤のカード白のカードをそれぞれ区別していました。つまり、赤のカードは赤1、赤2、・・・、赤6があると考えていました。
しかし、解答は区別しない(たぶん)考えでした。なぜ区別しないのか、わかりません。

なるほど。カードを色別に番号つけて、赤1赤2・・と区別して考えたんですね。
その結果、答えと違ってしまった・・・ということですね。

>確かに、それぞれを区別しなければ、この解答になるのはわかります。区別しない、という発想がわかりませんでした。

それはですね。確率でなく、組み合わせだからですね。
もっと小さな数字で考えてみましょう。

今、ここに白球1個、黒球2個あります。
これを、3個順番に並べる並べ方は、何通りありますか?

○●●
●○●
●●○

この3とおりだけですよね?
3C1=3
ですから、3とおりだけになります。
黒球には区別はつけないですよね?

白黒1黒2 であっても、白黒2黒1
であっても、
○●●
のように並んでいることには変わりはないですよね?

実際、ハンバーガーが1個とチーズバーガーが2個あったとして、
それを並べなさい、というときに
ハンバーガー、チーズバーガー、チーズバーガー
のように並ぶのはそれだけで
ハンバーガー、チーズバーガー1、チーズバーガー2
ハンバーガー、チーズバーガー2、チーズバーガー1
であるから、ハンバーガーが先頭にくるのは2とおりだ、ということはないですよね。

それと一緒で、「同じ種類のものを並べるときの並べ方」
は区別しないということです。この説明で参考になればいいのですが。
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この回答へのお礼

こんにちは!ご回答どうもありがとうございました!お礼が遅くなりまして、大変申し訳ないです。皆様の詳しい回答のおかげで、理解することができました。ありがとうございました!

お礼日時:2003/12/05 20:21

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