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鉄で作られた、鍋や、急須などは、一度溶かされているので、磁石にあまり反応しないのでしょうか?
また、製鉄所で出される純粋でない鉄も、磁石にあまり反応しないのでしょか?
回答お願いします

A 回答 (3件)

磁力と磁性に関して誤解があるようです。


磁性とは、磁場によってその物質が受ける挙動で、すべての物質は反磁性・常磁性と強磁性に分類されます。(厳密にはそのどの性質が優位に現れるか)
 強磁性とは磁場に置かれると自身が磁石になって磁石に強く引き寄せられる性質です。

 一方、磁力とはその物質が磁場を変化させることが出来る力を持ち続けること--と考えればよいでしょう。たとえ強磁性でも磁石を取り除けば磁力を失う場合と、そのまま保持し続ける場合があります。こちらがキュリー温度

「磁石に反応」と言う意味がわかりません。鉄自身の磁性は音頭に関わらず、強磁性ですがそれ自身が磁力を持ち続けるか否かは、温度や結晶構造、他の元素と結びついている場合は、その相手との結びつき方で変わります。

「製鉄所で出される純粋でない鉄」の意味不明ですが、ネオジム磁石を含めて多くの永久磁石は鉄との合金で、純粋な鉄ではありません。鉄と炭素の合金である鋼も炭素の含有量が少ない軟鉄や純鉄は磁石にはなりませんが強磁性体です。しかし、鉄の酸化物である酸化鉄(III)のα相は反磁性で磁石を近づけると反発しますが、γ相のものは常磁性を示します。

 鉄の鋳物--鋳鉄--は炭素の含有量が多く、フェライト構造を持つため磁石になりますが、炭素の含有量の少ない鉄は、組成と熱処理によって磁石にならない、反磁性のオーステナイト構造をとる場合もあります。

 まあ、身近な鉄製品で色々試すのが一番ですが、鉄と磁性や磁力は対辺難しくて、その専門の分野に進まない限りは大学でも学びません。
★磁性 ( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A3%81%E6%80%A7 )
★酸化鉄 ( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%B8%E5%8C%96% … )
★鉄 ( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84 )
★鋼 ( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8B%BC )
などと、それぞれのリンク先
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>高温で鉄を溶かすと、キュウリーワイスの法則の様に、磁力は落ちないんですか?



高温になると磁性を失うの 意味を勘違いしています

高温になれば磁性を失いますが、温度が下がれば磁性を回復します

地学のジャンルですからマグマが冷え固まるときに地磁気を帯磁することをお調べになることです
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磁石を近づければわかるのでは?



鉄製品は製品化される時に、全て溶かされていますから、磁石が反応しない事は無いです。
建設現場の鉄骨で試せないでしょうから,身の回りにある鉄製品なら磁石に反応するでしょう。
磁石が反応しないのは,鉄に見えても違う金属(鋳物が多い)なのです。

この回答への補足

高温で鉄を溶かすと、キュウリーワイスの法則の様に、磁力は落ちないんですか?

補足日時:2011/12/18 09:51
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