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放射性セシウムと放射性カリウムを例えば同じベクレル数を食べると、その影響は同じなのですか?
それとも違ってくるのですか?
どちらがどれだけ有害なのか、教えてください。

A 回答 (5件)

wikiによれば放射性カリウムは半減期約1000000000年なので



体に影響があるとされているだけのベクレル数を摂取するには
放射性セシウムに比べ放射性カリウムは相当量の摂取が必要になります。

放射線の影響だけを言うとカリウムは量が多すぎて排出されるでしょう。
それ以前にカリウムの摂取しすぎとしての問題が出るでしょうね

ちなみに今問題となっている放射性セシウムの半減期は2年と30年です
だいぶちがいますね。

同じベクレル数を食べるというのがありえない状況です
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この回答へのお礼

放射性セシウムを1ベクレル、放射性カリウムを1ベクレル。
両者同じ量だけ食べれますけど。
半減期は分かりました。凄い丸が付きましたね。

お礼日時:2011/12/19 20:46

カリウムとセシウムは化学的特性が似ているため、体の中で同じような挙動を示すとされています。

ただし、放射能の量(Bq)が同じでも摂取経路が経口か吸入か、あるいは核種によって、生涯に受ける被曝量(Sv)は異なります。摂取したBqに対して被曝量Svを計算する実効線量係数(Sv/Bq)は、ICRPによると経口摂取の場合K40が6.2×10^-9、Cs137は1.3×10^-8です。
つまり、同じベクレル数を食べたときの影響はセシウムの方が2倍強大きいということです。

ただし、セシウムは汚染された食品を食べなくなれば数年で排出されますが、カリウムの方はあらゆる食品に含まれているため、排出と摂取が釣り合っていて、常時体内に4000~5000Bq(成人男性の場合)ほど存在します。
したがって、セシウムを摂取し続けて体の中に2000Bq前後をずっと維持した状態を今後生涯にわたって続けた場合、ちょうどカリウムによる影響と同じくらいになるということになります。
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この回答へのお礼

前半と後半の話の筋が通っていませんが。
前半で実効線量係数で既に被曝量を計算済みであるのに、後半で体内蓄積量の比較により人体への影響を評価しているのは2重評価です。
どちらの評価法が有効なのですか。

お礼日時:2011/12/19 20:46

確かに、実効線量係数は排出までの時間も考慮されているので定常的な蓄積を仮定すれば実効線量係数による比較は正確ではありませんね。

言いたかったのは、数千Bqのベータ核種を常時体内に抱えていることによる被曝は人体に無害ではないでしょうが、人間にとってはその程度は慣れっこだということです。
カリウムとセシウムの体内での蓄積部位が同じであれば、実効線量係数は主に排出時間に依存するでしょうから、定常的な蓄積状態であれば同じBq数に対しては影響は同程度と考える方が自然かも知れません。
いずれにせよ、体内の蓄積量がほぼ定常状態のカリウムといずれ排出されるセシウムを比較して、どちらがどれだけ有害かといった議論は実用上あまり意味のあるものではないでしょう。
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この回答へのお礼

ということは、実効線量係数を用いた推定被曝量の算出に大きな意味は無く、体内での定常的な蓄積量で被曝の影響を考慮すべきだが、蓄積量からの評価法は大きな意味を持たないという説明ですね。

重要なのは排出されるまでに掛かる時間である、と。
カリウムは定常的な量があり、セシウムは直ぐ排出されるので、セシウムは比較的無害だがカリウムは比較的有害であると?
そういうことですか?

お礼日時:2011/12/19 23:57

放射性セシウムが放射性カリウムと同じだという甘言に乗って、放射性セシウムをガンガン食べてきた人たちはもう、沢山の放射性セシウムをお召し上がりになられたはずですが、妖怪人間ベクレルとしてキチンと生活なされているんですかね。


放射性セシウムは放射性カリウムより排出性が劣る為、食べれば食べるほど体内での存在量が放射性カリウムに比較して大きくなっていきます。

下のほうの回答で、「体内に蓄積された放射性物質によって人体への影響が発生する」かのような回答がみられていますが、その趣旨に沿うのであれば、放射性セシウムには極力用心してできるだけその摂取量を減らす努力が必要となります。
簡単に言えば、もし「体内に蓄積された放射性物質によって人体への影響が発生する」という下に述べられている考え方が正しいのであれば、放射性セシウムは放射性カリウムに比較し極めて危険であるとの結論が導き出されます。


放射性カリウムは自然半減期が12億年、体内での生物学的半減期がほぼ30日といわれてます。
一方、放射性セシウムは生物学的半減期が150日前後。自然半減期がCs-137で30年ほど、Cs-134で2年ほどです。

1日90Bqほど放射性カリウムを摂取し続けると、200~300日程度で4000Bqほどが体内に蓄積されて平衡状態になります。(この4000Bqほどが自然放射能として人間が元々持っている量に近いですね)
一方これと同量ずつ放射性セシウムを摂取し続けると、1000~1500日程度で20000Bqほどが体内に蓄積されて平衡状態となります。
この計算は摂取量と生物学的半減期から単純に計算して求められたもので、それ以外の要因も多々あると思いますが、計算上ではこうなります。
簡単に言えば、放射性カリウムと放射性セシウムを同ベクレル数取り続けていると、放射性セシウムが放射性カリウムの5倍は体内に蓄積されるという計算になります。

これに加えて放射性ストロンチウムについても考慮しておかなければなりませんが、放射性ストロンチウムの存在比率は放射性セシウムの1%程度と見なすのが今の日本の普通のようです。
放射性ストロンチウムは体内に一度蓄積されると殆ど排出しないと考えられますが、放射性ストロンチウムの毒性は高く、できるだけ摂取量を抑える工夫が必要ですが、放射性ストロンチウムは放射性セシウムと同時に含まれているため、放射性セシウムの摂取量を極力抑える事が有効です。
ちなみに放射性ストロンチウムの自然半減期は29年、通常のセシウムの生物学的半減期が50年ほどですから、放射性セシウムの体内半減期は18年程度になると見積もれます。
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この回答へのお礼

有難う御座いました。

お礼日時:2011/12/20 16:05

>カリウムは定常的な量があり、セシウムは直ぐ排出されるので、セシウムは比較的無害だがカリウムは比較的有害であると?



そうではありません。そのような比較には意味がないということです。影響を比較するのであれば、実効線量(「率」ではなく)をK40、C14等を含めた内部被曝のバックグラウンド全体と比較すべきでしょう。内部被曝のバックグランドは実効線量で年間0.7mSv程度です。セシウムやストロンチウムを摂取した場合、蓄積部位や排出時間が考慮された係数によって実効線量に換算すれば、バックグランドに対しておおよその相場観が掴めるでしょう。
その上で、どこまで許容するかは個人の選択です。食品の暫定基準は標準的な食事に対して年5mSvの被曝を目安に定めているそうです。実際に流通している食品の平均は当然基準値よりずっと低くなるので、バックグランドよりも低い影響に留まるでしょう。もちろんバックグランウドはなくなるわけではなく、あくまでもバックグラウンドに加算される形になります。
例えば、内部被曝がバックグランドに加えて10%程度増えることをどこまで気にするかは人によって違うでしょう。私は気にしませんが、気にする人がいてもおかしいとは思いません。
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この回答へのお礼

ご苦労様でした。

お礼日時:2011/12/20 16:06

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