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いろいろなホームページを回って原発の是非に関する意見を読み、以下のようにまとめてみました。全ての意見を取り入れたわけではありませんが、主要なものはだいたい入っていると思います。しかし私が調べた範囲にも限界があるので、重要な問題であるけど見逃してしまっていることもあると思います。
なにか重大な漏れがあったら教えてくださいm(_ _)m
また、なにか間違いがあったら指摘してください。お願いします

原発の長所
1、電力の安定供給:ウラン産出国は政治的に安定。火力燃料は情勢不安(中東、ロシアによるガスの政治利用)、人口増加や発展途上国の発展による世界的な化石燃料の利用増加
→火力発電も新しい燃料(シェールガス・メタンハイドレート・コールベッドメタン、藻)が見つかっており安定供給が可能。
→→現状は原子力の方が火力より安定している。また、供給源は多ければ多いほどいい。
2、国内資源の乏しさを補う:資源の99%を輸入。ウランは1年間とりかえない。備蓄生が高い(最低2年、石油は半年)。高速増殖炉の可能性。
→国内資源の乏しさを補うなら、国産である自然エネルギーが一番。高速増殖炉は望み薄。
→→自然エネルギーは出力変動が大きくその予測もできないので基幹電力にはなり得ない。コストが高い。
3、低コストで大容量:1kwhあたりのコストが安い。フランスの電気料金はドイツの半分。
→実は低コストでないという試算もある。補助金等が含まれていない。事故が起こった際の賠償が多額。
→→補助金は1kwhあたり0.2円(私試算)。事故はそうそう起こらない。
4、環境対策:二酸化炭素を排出しない。NOxやSOxを排出しない。
→地球温暖化は存在しない
→→地球温暖化は存在する

原発の短所
1、大きな事故を起こすと大惨事になる
→事故を起こす確率は極めて低い。日本は今まで多くの地震があったが、今回が初めて。東北大震災は歴史的に見てもずば抜けて大きな地震。
2、放射性廃棄物の処理問題
3、日本は地震地帯なのでリスクが大きい。また、電力会社に信用がない。
→原発が事故を起こす確率は非常に小さい。今回の事故を踏まえて、さらなる安全強化を目指すべきであって廃止はおかしい。
→→現在の原発は現状維持でもいいが、新規建設は反対
→→→新規建設が滞れば老朽化した原発を稼働することとなり、結果として事故のリスクを高める。どんどん最新型を導入すべき。

A 回答 (24件中1~10件)

 以下のように検討していくと原子力は資源量限定、コスト高、危険性大、廃棄物垂れ流し等全ての点から未来性、有利性はありません。



 早急な廃止を図り、福島原発事故相当或いはそれ以上の原発事故の発生による住民放射能被災、世界の工業製品製造基地としての信頼性喪失、日本沈没等の問題を防ぐ事が求められるのではないでしょうか。

主要な問題点を以下に記しますので検討して下さい。

1. 原発は事故時の費用や廃棄物処理費用を除外してもコスト的な優位性は無い。

"原発 コスト OR 費用" 等としてサーチ
==>
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/report/2011060 …
実は誰も分かっていない原発のコスト

表2 財政支出を含めた電源別総合単価
原子力:10.68, 原子力+揚水:12.23, 火力:9.90 円/kwh

http://chikyuza.net/n/archives/12008
ウランとLNGの燃料費試算


2. 原子力は資源量としても有限であり、65-300年分程度しか無い。

 採鉱、精錬、濃縮、発電(定期点検時、機器故障時等の通常の稼動状態でも)など全ての段階でエネルギーを浪費し、大量の廃棄物を排出し、関係する労働者や周辺住民に放射能被害を撒き散らしています。
発電段階だけでも発電出力の約2倍の温排水を排出しています。
CO2の排出が少ないクリーンなエネルギー等といった嘘に騙されないで下さい。

"原発 OR ウラン 資源量"
==>
http://www.enecho.meti.go.jp/info/committee/data …
世界のウラン資源需給の 展望と我が国の対応
p.8 世界の天然ウラン資源量
$130/kg-U未満のコストで回収可能な資源量(約459万トン・ウラン)は、年間需要量(約7万トン・ウラン弱)の約65年分に相当する。

http://hideyukihirakawa.com/blog/archives/200405 …
ウラン資源量270年分残存

http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kid/energy/res …
貧弱なウラン資源

3. ブルサーマル方式のコスト的メリットは無く、直接廃棄処分の方が低コスト
 また、MOX燃料のプルトニュームはウランよりもずっと危険な放射性物質です。

 >世界では新しい方式の(より安全な)原子炉がいろいろ考案されています。
 具体的な案があるのでしょうか。

http://eco.nikkeibp.co.jp/article/report/2011060 …
 12兆円のリターンは9000億円

 高速増殖炉はあと10-20年で実用化可能等と言われてたりしていましたが、10兆円以上の費用を掛けその期限が来るたびに更に同じ言葉が繰り返し言われて永久に実用化されそうにありません。
ナトリューム漏れ等の発生の危険性等が問題とされ、今なおその夢を追いかけているのは世界中で日本だけになってしまっています。

http://www.cnic.jp/modules/smartsection/item.php …
再処理は経済的に引き合わない―アメリカの研究論文より―

http://www.cnic.jp/modules/news/article.php?stor …
新刊 破綻したプルトニウム利用 ― 政策転換への提言 ―

http://franceneko.cocolog-nifty.com/blog/
フランスねこのNews Watching
フランス語で発信される福島原発事故関連記事を読むBlog(ときどき更新)


4. 地震や津波による原発事故発生の危険性が大きい。
 活断層や軟弱地盤の上の原発は福島原発と同様或いはそれ以上の過酷事故が発生する

 地震自体で原発基礎地盤の地割れ、振動による数多くの配管破断による冷却水喪失等が発生する可能性大。 これは津波対策、非常電源対策、緊急時対応の運転員訓練などでは絶対に対応出来ない。


5. ウランは採鉱、精錬、運転、放射性廃棄物など全ての段階で放射能被害を撒き散らしている。
 クリーンエネルギーとは全く言えない。

http://www.cnic.jp/modules/smartfaq/faq.php?faqi …
事故・トラブルの一覧はありますか?
==>
http://www.atomdb.jnes.go.jp/
http://www.atomdb.jnes.go.jp/events/index.html
http://www.atomdb.jnes.go.jp/events/kashiwazaki- …
柏崎刈羽原発の例のみを取っても2007年07月16日の地震に伴い多数の事故が発生している
平成19年新潟県中越沖地震における所内変圧器の火災
平成19年新潟県中越沖地震における原子炉建屋内非管理区域への放射性物質を含む水の漏えい
平成19年新潟県中越沖地震における原子炉建屋天井クレーン走行電動継手部の破損

Wikipedia:
 柏崎刈羽原子力発電所
 原子力資料情報室==>
http://cnic.jp/

http://www.asyura2.com/09/reki02/msg/363.html
調査報告/原子力発電所における秘密

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6981643.html
泊原発でも、いわゆる原発奴隷はいるのですか?


6. 今後のエネルギー政策について

 以下のような資料を参考に原子力から自然エネルギーに転換していく事が望まれる。
 現在、発送配電独占体制の電力会社は送電線への独立系発電会社等の接続を拒んだり、高価格の送電費用を請求したりしている。
 原子力に対する国からの補助金相当の費用を自然エネルギー開発や送電線増強等に割当てればかなりの電力が新たに開発される筈である。
 原子力村からはそれらに対する妨害としか考えられない対処策が現在取られている

http://www3.ocn.ne.jp/~elbe/kiso/energiepltk00.h …
ドイツのエネルギー政策,新時代へ

http://www.asyura2.com/11/genpatu17/msg/242.html
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20 …
原発5基分の電力が燃料費タダで手に入る
廃棄物発電の潜在力と再生可能エネルギー全量買取法の弱点

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6778701.html
日本における今後のエネルギーについて
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます
URLが多くてまだ全部見きれていませんが、必ず全て見ます。

資源量に限りがある点はリストの方に載せてあります。

コストの方は本当に難しい問題で、ウィキペディアなんかを見るとコスト試算は試算する機関によって三者三様でどれを信じたらいいか分からない状態です。
コストが高いと思いたい機関はコストが高く試算され、コストが安いと思いたい機関はコストが安く試算される傾向にあると思われます。
しかし政府がお金を出すから原発が推進されていったのは多分本当でしょう。

>CO2の排出が少ないクリーンなエネルギー等といった嘘に騙されないで下さい。
CO2及び、窒素酸化物硫黄酸化物を排出しないのは本当なので嘘ではないと思います。「全ての段階でエネルギーを浪費し」と書いてありますが、二酸化炭素排出の試算にはこれらが含まれていると書かれています。
また、温水排出による温暖化の影響と二酸化炭素による温暖化の影響、どちらが大きいのか調べる必要があると思います。
放射性廃棄物をだすことはまぎれもない欠点ですので、リストの方に載せてあります。

>活断層や軟弱地盤の上の原発は福島原発と同様或いはそれ以上の過酷事故が発生する
新潟大地震でも福島原発並みの大事故にはいたりませんでした。
東北大震災は歴史的に見てもトップレベルの地震で、数千年に一度と言われています。
また、日本ではM7.0-7.9の地震が平均年2回訪れていますが、やはり大規模な事故には至っていません。
これらの事実から、私には福島以上の事故が今後起こる可能性は非常に低いと考えているのですが、違うでしょうか?

お礼日時:2012/01/23 11:29

supniggerさま



>廃炉の方法がないというのは初耳です。今度調べてみます

お調べになられたことと思いますが、わが国では廃炉の実績はゼロです。
素人なので工学的なことは言えませんが、具体的な廃炉方法はこれから考えるようです。つまり決まっていません。そこに福島の原発深刻事故が起きてしまったのです。健全な原子炉の廃炉さえ困難な作業であり、増しては燃料棒の位置さえ確認困難な原子炉の廃炉作業及び核燃料の回収作業はきわめて困難であります。先日福島原発の内部映像の画像をテレビニュースにて確認いたしましたが、高温多湿でレンズは曇り、高度の放射線によりノイズが走り画像は極めて不鮮明です。はたして、廃炉作業員は何分間作業可能でしょうか、のべ何万人の作業員が必要でしょうか?!

夢の高速増殖炉“もんじゅ”ご存知ですか?
燃料交換装置を落としたまま、回収もできず廃炉もできず、毎年莫大な維持管理費を使い続けておりますが、これまでの成果はゼロです。ここにも廃炉要員を集めなばなりません。たった2か所でどれだけの作業員を必要となりますでしょうか。作業員の人数を冷静に考えるだけでどれほどの困難か想像してみればいかがでしょうか?!


>枝野さんは原発が危険な状態であることを知っていた上で嘘を言っていたというのは思い込みがすぎるように感じます
あなたは、テレビは見ない方なのでしょうか?
世界中に福島原発の建屋が水素爆発で吹っ飛んだ映像が流された時、枝○さんは“爆発的事象”であり爆発とは認めませんでした。
これもちょうど今ワイドショー“とくダネ”の画像流れていますが、原発事故直後の原子力対策本部の会議の映像です。
総理の左に枝○さん、その他二・三十人ほどの会議です、後ろには事務官僚が控えておりますし、少なくとも2名の方はペンとノートをお持ちですが、一切議事録はないそうです。
法律で議事録は必ず残すことになっておりますが、ない、そうです。録音も、ない、そうです。
大日本帝国の会議と同様、どんな内容も隠蔽できるのです。
黒を白に、黒を白い黒と云いと、いやなかったことにもできるのです。

もうひとつ、原発事故直後、原子力保安院の発表時報道官の中村審議官が、原子炉の燃料棒溶融の可能性を言いましたが、次の会見で西山審議官だけが画面にあらわれ、前審議官は二度と画面には現れませんでした。以後原子炉の状況は健全性のみ前面に出され、都合の悪いことは後出しとなりましたが、記憶にありますか?!そうして枝○さんの“原子炉はっ堅牢で健全、健康に直ちに影響はない”と云い続けました。
スピーディの情報が、少なくとも原発周辺住民・各自治体・に知らされていないことは事実です。各自治体首長も何の連絡はないと語っております。それどころか深刻事故発生時は、速やかに地元自治体に連絡することに法律で決まっているにもかかわらず、連絡はなく、テレビからの情報が頼りだったそうです。

大震災直後、各国救助隊が来日しましたが、ドイツの救助隊は、来日はしましたが、現地入りはせず、救助活動はせず帰国いたしました。放射線量が高過ぎて救助活動ができないということでした。これを冷静な判断と捉えるか冷静ではないと考えるのか?ドイツでは家庭の煙突の掃除回数まで法令で決められており、なおかついまだにチェリノブイリの放射線汚染の野山のキノコの汚染情報を流し続けております。

書いても書いても切りがないので、それにいまさら被ばくの事実が消えるわけでもなく、放射線も核のゴミが消えるわけでまありませんのでもう止めます。
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本音で説明すると、



アドルフ・ヒットラーの予言によると日本は一度沈み、再び浮き上がると説明されています。
日本沈没で公務員をパージできますので、公務員改革がスムーズに行えます。

>どんどん最新型を導入すべき。
これが質問者さんの本音ですね。

私が提唱すべき技術は以下の通り。
第一段目は、燃料電池プラント
第二段目は、空中に浮いたテスラコイル(相対性理論の塊)
(第三段目は、サテライトシステムのビーム減衰とエネルギー入手法)
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No19です。



No21の方の風力発電について・・・
日本の風力発電量:2304MW(2010)
スペインの風力発電量:20676MW(2010)
賦存量:陸上:1391500MW(2009時のもの)
    洋上:7716680MW(2009時のもの)
です。賦存量の1%でもスペインの4倍、日本の80倍あります。面積が小さいとか人口が多いとかの先入観で評価せずに、きちんと評価する必要があります。

あともう1点、
私が、わざわざ原発反対を最初に表明したことについて補足します。
原発反対の人は、原発にネガティブなことを強調するでしょう。
原発賛成の人は、原発に都合のよいことを強調するでしょう。
こういうことにバイアスがかかるのは、ある程度しようがありません。私は反対ですから、どうしてもネガティブな点を強調しがちになります。そういったことを念頭において欲しかったので最初に書きました。
回答者は、明確に賛成・反対としてなくてもやはりその人なりの思い(賛成・反対)から、ある程度都合のよい回答になってしまいます。
それぞれの回答を参考にして、極力中立的な立場から、評価されたらよいかと思います。
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当初質問は、「原発の長所短所」であり、「あなたは原発に賛成か反対か、その理由は?」ではなかったはずです。


かつ、「何が了解事項で何が意見が割れているか」でもありません。
だから、長所については推進派、短所については反対派に意見をまずは列挙します。(過去回答とダブりあり。)

長所:
・発電単価が安い。
・燃料価格は石油に比べ安定している。
(反対派のHPを参照。既出のhttp://chikyuza.net/n/archives/12008
・突発的に価格が上昇しても、その間、買い控えが可能。(備蓄性が高い。)
・大規模。出力当たりの管理要員が少なくてもよい。(自然エネルギーに比べ。)

短所:
・数千万人に影響する大事故が起こりうる。(実際起きた。)
  ※次点の大事故は、ダム決壊による洪水か?
・そのときの影響は長期にわたる。(放射能漏れのこと。)
・廃棄物を半永久的に管理する必要がある。
・地元補助金などは発電単価とは別枠の出費である。
・2007年にウランが急騰。その後1/3に下がったが、2004年ころの4倍。
(反対派のHPを参照。既出のhttp://chikyuza.net/n/archives/12008
・ウランの7割は米国から購入という、1国集中。
・電力の時間変化に発電が追随できない。
  ※日本の場合、追随させる気がないから設備投資が安いほうを選んだ。
   フランスなどの原発は出力調整可能なので、苦手だけれどできる。
・温排水の放出量は、同一出力なら火力の約2倍発生する。
・今後、原発に従事したいという技術者は非常に少ない。

大事故について補足しておくと、
普通、リスクは確率×被害(つまり、期待値) ですが、
交通事故による死者が年100人、原発大事故が1回100万人と仮定して、
じゃあ、1万年に1回、原発大事故が起こっていいか?というと、これは明確に「ノー」。大事故の場合、期待値で考えてはダメ。保険が業務として成立していることから、大多数の人間がそう考えているのは明らか。ゆえに、
>→事故を起こす確率は極めて低い。
という論法は成立せず。事故確率は極めて低くてあたりまえで、それでも不安なのが人情です。
ゆえに、上記のようなことを書いたら、モロに原発推進派とみなされます。

<参考>自然エネルギーの場合。
長所:稼動後のコストは安い。
短所:規模が小さい。
   初期設備投資が高い。
   発電量は自然まかせ。

では、発電コストについて。
統計の操作の範囲で、コスト試算をどれくらい操作できるか?知りたいのはここだと思うので。
使うデータは、既出の2つだけ。でも10倍くらいならデータ操作は簡単。
http://chikyuza.net/n/archives/12008
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/report/2011060 …
まずはウランの代金。1ポンドあたり。
1980~2004年が10ドル弱、2007年(高騰時)が136ドル、2009年が40ドル強。
原発作るかどうかを考える場合、燃料代を考えるなら、数十年を考えないと変。
ですから、
過去30年くらいの平均の場合:10ドル強。
今後のこととみる場合:40ドル強。
まあ、ここまでは意味わかります。(それでも4倍。)
でも、2007年と2009年を平均して88ドル?
  ※これだけで、すでに9倍の差。
 一方、LNGは2009年の単発で8ドル。
2008年のLNGは12ドル。ならば、最高と最低の平均の10ドルを使わないと不公平。これで、更に1.2倍だから11倍。
※公平にみて、今後の推移なら、ウラン40ドル強、LNG8ドル。
 ※※上記HP資料だけで判断する場合、という条件で書いています。
   データ隠しは反則、という一般常識にしたがい、当該HPから読みとれる範囲内で判断します。

次に、大学教授のデータ。これも面白い。
原発の発電単価は1980年代が高く、2000年代のほうが下がっている。
1980年代11.0円、2000年代7.3円。
さらに、一般水力(揚水発電以外の水力)がべらぼーに安く、4円前後。
理由は、自分で書いてる。気づいていないはず無いから、わざとやってる?
>減価償却などを含む。
減価償却は初期建設費÷耐用年数。(定額法を仮定。発電の場合、約40年。定率法を使っていることを疑っているけど、そこまでは無いとする。)
これは、耐用年数経過後まだ使える場合、減価償却はゼロと計算しているということですよね?
でも、新規に何を作るかの場合それでいいの?その計算だと、同時に、資本還元率ゼロの意味になるんだが....
経済学教授の計算で、それはありえんだろう、という無茶計算。
経産省にしろ国交省・農水省にしろ、初期建設費の償却には、資本還元率4%で計算。
となれば、おおむね、初期投資額÷20が1年当たりの経費。つまり、減価償却の2倍を償却できないと話にならないと認識しているということ。
かつ、減価償却が終わった設備は、発電量もカウントしません。新規に作る場合に、減価償却ゼロの利得を含んだ場合変なことになるから。
一般水力をべらぼーに安く見積もるということは、ダム派なんだろうね。
 国交省でも未だ実行したことない無茶苦茶やってる(資本還元率ゼロを指す)から、
 ダム派にとっても敵と思うが。
※※同時に、資本還元率4%の意味するところは、半永久の廃棄物管理費が
  初期投資換算すれば有限値(年管理費の25倍)となり、廃炉時費用の20%(=1/1.04^40)を初期投資に加算すればよいということ。
  なお、資本還元率を4%でない別の値とすべき、という議論は聞いたこと無いです。資本還元率を気にしない人(資本還元率ゼロ)と、ビジネスはもっとシビア(資本還元率はもっと大きい。4%は甘すぎる)というのならあるけど。

また、こんなことも書いてる。
 >政府試算では水力を除いて原発や火力の場合、設備稼働率を80%と仮定していますが、原発の稼働率は60%。
あたりまえだ....設備稼働率は、実際の電力量÷年間フル発電したときの電力量
なので、水力で80%のはずない。40-50%くらい。(でないと、雪解け水を発電に使えないことを意味する。)
ですから、発電できる機会があれば全部発電。燃費がかからないので第一優先。
一方、電力需要が無い場合、原発は夜も発電するから、あまりにもばかばかしい。
だから停止します。稼働率も下がります。でも、潜在能力が減ったわけじゃない。
原発がババを引くのはわかりきったことで、原発を作らない場合は火力がババを引きます。だから、ババ抜き評価なら、原発の働率を80%うなづけるところ。
一方、自然エネルギー(風力)はもっとすごいことやってる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E5%8A%9B% …
稼働可能率でみると、風力95%以上、原発73%、火力85%、水力91%だそうで。
稼働可能率の定義は、年間のうち、ちょっとでも発電している時間の割合
なので、最大1000kwの風車で200kw発電している場合でも稼働している、
停止している時間が5%という意味でしかない。
水力は、そんな無茶を主張してない。
最大1000kwの水車で200kw発電なら、設備利用率20%です。
稼働可能率は高くてアタリマエであり設備利用率がナンボであるかが問題なんだが...
以上で、原発以外もデータを操作してることの証明とします。

あと、スペインの風力発電ねえ。
地形的要因が主な理由でしょう。
日本に比べ平地の割合が多いし、人口密度も低いため。
まあ、日本の森林(国土面積の2/3)の相当部分を伐採し、山を切り崩す、という類の自然破壊をしていいなら、スペイン並みの風力発電量を確保できる、ということにしておきます。日本の国土面積はスペインの70%、人口はスペインの3.5倍なので、スペインと同じだけの努力を日本が行った場合とは、国土面積当たり発電量が同じ、1人当たり消費電力も同じ(日本のほうが多いけど。)とすると、
スペインの風力が電力量ベースで21%だから、日本に換算すると4%ということ。
でも、それすら、森林破壊しまくりでないと達成できない(スペインは、国土の大部分は平地)からなあ。個人の価値観なので、自然破壊を伴っても風力支持するならご自由に。(私自身、どっちがいいか???状態です。)

P.S
 私は原発容認派かつダム派です。風力太陽光はNG派。一応明記します。まあ、極端な意見だけは避けるようにしているつもりだし、今後、新規に原発用地が確保できるとは思っていません。(原発の短所に列挙したとおりです。)
だからこそ、水力をべらぼーに安く見積もる行為こそアホ行為に見えます。
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もうきれいごとではなく、本音で真実を語るべき時なのです。


これ以上国の借金が今までどおりに増え続けたら、破たんするでは?あるいは、12人が一人の老人を支えていたのが、今や4人で一人を支え、やがてふたりで一人を・・・・・どう考えても年金制度は破たんするのでは?!冷静に考えるほど先が見えるわけです。

冷静かどうかではなく、冷静に考えれば考えるほど、これ以上核のゴミを増やさない必要があります。冷静に考えなかったからこそ、活断層の真上に原発を作り続け、そもそも地震国に不向きなMark1という原発を導入し、全電源喪失もあり得ない、したがってメルトダウンもあり得ない、あり得ないから、想定もしなければ、訓練すらしなかった・・・・・

2009年の審議会で、平安時代の869年に起きた貞観津波の痕跡を調査した研究者が、同原発を大津波が襲う危険性を指摘していた。

 東電側は「十分な情報がない」として地震想定の引き上げに難色を示し、設計上は耐震性に余裕があると主張。津波想定は先送りされ、地震想定も変更されなかった。この時点で非常用電源など設備を改修していれば原発事故は防げた可能性があったのでは?どこに冷静な考えがありますか?冷静に考えていれば深刻事故は防げたのではないでしょうか。もうきれいごとや先送り、見て見ぬふりは止めましょう。
これが冷静に考えるということではないでしょうか。
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正直、私は原発反対です。

その観点で私の回答を参考にしてください。ほかの方の回答と重複する部分はあるかと思いますが、ご容赦ください。

(1)発電コストについて
他の方の回答や補足で、原発の発電コストが見方によって、大きく変動する点がありました。
これはなぜだと思いますか?
建設コストと燃料費、稼働率以外の要素が非常に大きいことがあるからです。
導入するにあたり地元への補助金や、技術的に未確立な廃炉や使用済み燃料の最終処分の見積もり、そういう要素が大きく占めること自体問題だと考えます。
(2)福島原発の事故対策費用について
除染や廃炉を含めると最終的に100兆円を超えるといった記事もあります。原発の発電コストにこの費用を含めたら、発電コストは大幅に上がります。原発は安いと言えるでしょうか?
(3)自然エネルギーについて
スペインでは、風力発電の割合が一番高いって知ってますか?日本はなぜ普及していないか知ってますか?技術的な問題ではないでしょう。
安定化には、原発のためにつくった揚水発電や電池を利用すればよいでしょう。電池の課題は高コストです。技術革新と生産技術の向上にお金をかければ可能でしょう。
もんじゅはこれまで2兆円近くの費用がかかっていますが、実用化の目途はまったく立っていませんので、とっととやめてこのお金を電池の研究等に回せばよいと思います。普及を後押しすればあっという間にコストは下がるでしょう。
(4)廃炉と最終処理について
これは、ほかの方の回答にもあったように政治的・技術的に確立していません。「廃棄方法が確立されれば済んでしまう問題なのですから。」と言っても、何も目途の立っていないものに、軽く扱うのはなぜでしょうか?いつまで立っても確立しない可能性もあるんですよ?どうするのでしょうか?
(5)地震のリスクについて
東北大震災は、1000年に一度レベルの大地震・津波でした。ですから、震源地近辺の仙台周辺はしばらく大地震は来ないと思います。
逆に東海や下北は、東北大震災がおきた影響で、これから1000年に一度レベルの大地震が発生する確率が上がっています。
浜岡原発は停止していますが、原子炉に燃料が残ったままなので、東海地震が発生したら福島原発のような事故になる可能性があります。
下北で大地震があったら、六ヶ所の処理場が事故になる可能性があります。ここには莫大なウラン等があり、ここが事故になったら、日本どころか北半球に影響を与えます。
(6)原発の導入スキームについて
導入する自治体に莫大な補助金を提供することで、原発を導入していますが、福島はどうなったでしょうか?地元の人は、補助金をもらったからといって、福島原発の事故を黙認できているでしょうか?彼らを納得させるためには、完全に元に戻すか、さらに莫大は補償金が必要となるでしょう。

最後に
原発がないと電気料金が上がることを懸念する方もいますが、原発の事故費用を国や自治体が負担するのではなくすべて東電が負担したら、何倍も料金を値上げしないとならないでしょう。国や自治体が負担しているから、東電は何とかやっていけているのです。
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質問者さんは、大学生ではなく回答者の反応をみながら喜んでいるSな(SM系)人なのでは?



#17 回答者:syounan2 さんへ
そんなに熱く語らずに冷静に行きましょう。

>今ある発電方法より、エコで低コストでクリーンで地球にやさしい夢の新発電方法がいずれ開発されるので、その時に改めて原発の是非に関する論争をしましょう!程度の結論でよいのではないですか?!
事実です、この内容に準じます。

>原発を廃棄しても廃棄場所が不要になるわけではありません。
>廃棄方法と最終処分地の問題は原発を存続しようと廃棄しようと避けられない問題です。つまり今すぐ慌てて原発を廃棄する意味がないんです。

これは事実であり、回答者:syounan2 さんは熱く反論する理由すらないですよ。
一度炎を燈したら廃炉にするには、容易ではない。
地中に埋めるか宇宙空間に移設するかの二種類の選択肢しか残されていない現状です。
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ANo16のmekuriyaさまへ



>つまり今すぐ慌てて原発を廃棄する意味がないんです。

理解力ゼロのようなので、
核のゴミをこれ以上増やさないために原発の稼働を停止し、再稼働を停止するのです。
すぐに原発を停止し廃炉、次の大震災に備え、使用済みの核燃料も安定的に保管する執拗があります。
次の原子力関連施設で深刻事故が起きないように一刻も早く手を打たねばなりません。
ノー天気な想定外という言い訳はもう聞きたくありません。
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今ある発電方法より、エコで低コストでクリーンで地球にやさしい夢の新発電方法がいずれ開発されるので、その時に改めて原発の是非に関する論争をしましょう!程度の結論でよいのではないですか?!



最後にもう一度言います、原発を廃棄しても廃棄場所が不要になるわけではありません。廃棄方法と最終処分地の問題は原発を存続しようと廃棄しようと避けられない問題です。つまり今すぐ慌てて原発を廃棄する意味がないんです。
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