海外旅行から帰ってきたら、まず何を食べる?

人の場合、他人の癌細胞を移植したりしても、個々のHLAの差異により自己と非自己が認識され、他人の癌細胞が生着するということはほぼないと思うのですが、実験動物のマウスでは、マウスの癌細胞株を移植すると拒絶されずに生着するのは何故なのでしょうか?免疫不全マウスならわかるのですが、腫瘍免疫学の研究では正常なマウスにマウスの癌細胞株を移植した腫瘍用実験が一般的に行われていると思います。マウスはMHCの差異がないのでしょうか?

A 回答 (2件)

補足を読み、内容を理解しました。

失礼しました。
そのような場合はホストと移植する腫瘍細胞のMHCに差異はないですね。
例えば、B6系のB16腫瘍細胞をB6マウスに移植しても拒絶されません。
通常の体細胞と比較して、B16腫瘍細胞にMHC分子の発現量が圧倒的に
減少しているなど、CD8T細胞による監視機構を逃れるシステムがあるためです。


ちなみですが、ヌードマウスのような免疫不全マウスに腫瘍細胞を移植しても拒絶される場合があります。ヌードマウスはNK細胞活性が強いため、NK細胞感受性の強い細胞株を移植
した場合です。
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この回答へのお礼

お礼が遅れました。よく理解できました。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2012/02/04 08:46

それは本当でしょうか?


C57BL/6系(H-2b)の腫瘍細胞株をBalb/c(H-2d), C3H系(H-2k)に移植すると
抗腫瘍免疫ではなく、アロ反応で拒絶されると思いますよ。
マウス間のMHC差異は明らかです。腫瘍細胞に限らず、皮膚移植でも
異なるstrain間では拒絶されます。

この回答への補足

ありがとうございます。
確かに異なるstrain間では拒絶されます。
しかし同じstrain内では拒絶されませんよね?
同じstrain内ならMHC差異はなく、遺伝子的に均一な集団ということなのでしょうか?
質問の書き方がわかりにくくてすみません。

補足日時:2012/01/29 19:13
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