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庭に作っていた菜園花壇が出来上がり、土を入れ苦土石灰で消毒したのですが、
腐葉土や堆肥を混ぜるタイミングはいつがいいんでしょうか?

今日、腐葉土と、もみがらくん炭を買ってきました。
あと堆肥をバークがいいのか牛フンなどのほうがいいのか調べているところで今日は買いませんでした。腐葉土ももう少しいるのですが開封して品質を見てからと思い少ししか買いませんでした。
こういったものを、買ってきた順に入れていき、足りないものはまたあとから足していくというのはやり方として間違っていますか?

野菜苗を植えるのは4月ごろの予定です。
堆肥や腐葉土は植え付けの時期が近づいてからのほうがいいんでしょうか?

A 回答 (4件)

>>あと堆肥をバークがいいのか牛フンなどのほうがいいのか調べているところ



菜園には、腐葉土ではなく(完熟腐葉土は高価ですし肥料分が少ないので)堆肥を使うのが一般的です。1平方メートルに2kg程度が標準とされています。ちなみに、最初の年だけではなく毎年使う事が大事です。
バーク堆肥は土壌の物理性改善効果が高いので、何年も生きる樹木の植え付けの際に土に混ぜるといった使い方をされるのが普通で、菜園には牛ふん堆肥の方が合っていると思います。
理由は、牛ふん堆肥はCN比(堆肥中の窒素と炭素の比率)が低く、一年で収穫を迎える野菜類には好都合だからです。少し細かい話になりますが、CN比が20以上だと堆肥が分解される時に土の窒素分を奪ってしまいますが、20以下だと土に窒素分を供給してくれます。牛ふん堆肥のCN比は15位、バーク堆肥は25~40位だと思います。バーク堆肥も土に混ぜてから2-3年後には窒素分の供給を始めますが、1年以内で収穫する野菜では間に合いません。また、肥料分も牛ふん堆肥の方がバーク堆肥より多く含まれているので、野菜の栽培の際に施用する肥料を減らせます。

>>>>堆肥や腐葉土は植え付けの時期が近づいてからのほうがいいんでしょうか?

種まきや苗植えの1カ月前に石灰を施用し、2週間前に堆肥施用というのが一般的です。石灰と堆肥の間隔が空いているのは、石灰の直ぐ後に堆肥を混ぜ込むと、堆肥に含まれる窒素分が石灰と反応して無駄になってしまうからですので、もし石灰を早めに撒いてしまったとしても大きな問題はありません。でも量は大事です。播きすぎると土壌がアルカリ性に傾きすぎて、野菜が養分を吸収しにくくなり生育が悪くなってしまいます。
また堆肥も土となじんだ方が良いので、植え付けの直前よりは数週間前に鋤き込んでしまう方が良いです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
菜園がきれいに出来上がり、嬉しくていろいろやりすぎてしまいました。
腐葉土を入れて鋤き込んだのですが土を触りだすといつまでも止められずについついやってしまいます。
バークと牛フンの違いの説明、詳しく書いてくださりとてもわかりやすく参考になりました。
植え付けの2週間ほど前に牛フンを鋤き込むようにします。

お礼日時:2012/01/30 19:44

農家のモノです。



苦土石灰は皆さんおっしゃっておられる様に、
ちょっと早すぎです。。

概ね定植の3~4週間前までに全面散布して、
よく耕しておくと、酸性に偏りやすい土壌をアルカリ性に近づけてくれます。

野菜は(種類にもよりますが)概ねPh6.0前後の
弱酸性が良いとされています。
土壌のPh測定してみないと何とも言えませんが、
苦土石灰であれば少し多めに施しても、そんなに影響は無いので、
100~150g/m2くらいが妥当では無いかと思います。

また通常バーク堆肥、牛フン堆肥などの有機物の堆肥は肥料成分が少ないため
土壌改良材として使用するのが主で、
肥料としての効果は、あまり期待されない方が、良いと思います。

やはり家庭菜園であれば、定植前に化成肥料(8-8-8)を、
追肥として鶏糞堆肥などの緩効性肥料を株間に施すのが
イイのでは無いかと思います。

あと、腐葉土・もみがらくん炭を混ぜて施用する場合は、
できうる限り早めに入れておかないと、
土壌中での腐熟の段階で様々なガスが発生し、逆に根を痛めてしまう事になります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
菜園がきれいに出来上がり、嬉しくていろいろやりすぎてしまいました。
堆肥は土の改良のためと考え、植え付けのときには別に緩効性の化成肥料を施すつもりでいます。
未熟な腐葉土は、土の中で発酵してガスを出し植物の根を傷めるというのは聞いたことがありまが、もみがらくん炭も早めに入れるほうがいいんですね。わかりました。やってみます。
本職の方のご意見ありがとうございました。

お礼日時:2012/01/30 19:57

作物の種類によって異なりますが、基本としては苗を植付ける前に


土作りをします。既に苦土石灰を入れられたようですが、気の早い
方ですねとしか言えません。今頃に苦土石灰を入れても意味があり
ません。土壌殺菌が目的と言われますが、植付けまで殺菌効果が持
続する事はありませんので、土壌殺菌が目的なら今頃では意味があ
りません。ただ石灰を入れる事で土壌が強アルカリ性になりますか
ら、一時的ですが雑草が生えにくくなります。

家庭で良く栽培されるトマトを例にして書きますが、トマトの場合
は苗の植付け時期が4月下旬から5月中旬です。
前を植付ける2週間前に、苦土石灰を1m2当たり100gをまいて
良く耕し、地均しをして寝かせます。
苗を植付ける1週間前に、バーク堆肥か牛糞堆肥を1m2当たり2kg
と、化成肥料を1m2当たり100gを撒き、十分に耕して地均しを
して寝かせます。
苗を植付ける直前に畝を作ります。地際からの高さは約15cm程度
にするために土を盛り、1列植えの場合は苗と苗との間隔は50cm
になるようにします。
これで分かるように、苗床(苗を植付ける場所の事)に苗を植付け
る時は、約2週間前から下準備をする事が分かるはずです。
どんな作物でも同じで、ほとんどが2週間前頃から苗床を作る作業
に入ります。かなり気が早かったように思いますね。

腐葉土、バーク堆肥、牛糞堆肥等がありますが、一般的には腐葉土
は庭や鉢やプランターに使用され、堆肥は樹木の植栽や畑で使用さ
れる事が多いです。家庭菜園ですから、堆肥を使用されて下さい。

腐葉土は広葉樹の落葉を集め、時間をかけて腐熟させた物を言いま
すが、腐葉土の中には腐熟が完全に終わらずに未完熟の物もありま
す。未完熟は土に混ぜると再発酵をし、発酵熱で根を痛めてしまい
ますから、購入時は完全腐熟の物を買うようにします。特売価格の
物の多くが未完熟の物が多いです。完熟は多少は高くなりますが、
高くても安全である方を購入するようにして下さい。
購入された腐葉土は、庭や鉢植えで使用されて、堆肥を改めて購入
するようにして下さい。
腐葉土には土の名が付いていますが、実際は落葉を腐熟させただけ
ですから、養分は含んでいませんので新たに肥料は施します。
土を改良するために使用する物で、土壌改良材で使われています。

堆肥には樹皮を砕いて腐熟させたバーク堆肥と、牛の糞から作った
牛糞堆肥、豚の糞から作った豚糞堆肥等があります。腐葉土よりは
養分がありますが、植物が要求する程の量は含まれていません。
肥料の肥文字が使われていますが、肥料と言える程の量は含まれて
いませんので、肥料は新たに施す必要があります。堆肥も腐葉土と
同じで、土壌改良材として用いられます。

開封したら早めに使用して下さい。品質を見るためだけに開封する
ようですが、開封したら品質が次第に悪くなります。口を完全に締
めても、外部からの空気が入ったため、次第に品質は低下してしま
います。それよりも心配なのが害虫の発生やカビの発生です。
害虫が発生したていどなら使えますが、カビが生えると使い物には
なりません。品質を見て良ければ使う、悪ければ使わないとするの
は避けるべきです。品質に新派うと言うのは、それは特売品ばかり
を狙って使用されているからです。安物に良い品質は少ないと考え
た方がいいと思います。

モミ殻クン炭と言うのはモミ殻を燻製にした物ですが、これは土壌
の通気性を良くして根腐れを防ぐ事が目的で使用するので、普通は
畑には入れずに鉢植えやプランターで使用します。
例えば粘質ではなく水はけや通気性の良い土に混ぜると、今よりも
水はけや通気性が良くなるため、土の乾きが早くなって水管理に苦
労される事もあります。粘質の場合でも堆肥を多めに混ぜれば土壌
は良くなりますので、必要も無い物を使用されると、場合によって
は土壌を悪くさせる事になり、作物の収穫も悪くなってしまう事も
あります。入れれば良いと考えるのは止めましょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
これまで庭の片隅で野菜を育てていたのですが、夫が駐車スペースを広げることに伴い小さいながらも菜園花壇を作ってくれ、その間、土を移動させ保管していたのですが、菜園花壇が出来上がり、あちこちで邪魔になっていた土を入れるとついつい嬉しくていろいろやってしまいました。やっぱり少し早すぎたようですね。

腐葉土はいつも買っているものがなく、少し値の安いものが1種類だけだったのでとりあえずそれを買ってきました。
開けてみてよければまた買い足し、もし粗悪なものならいつも買っているものが入荷するまで待とうかと思っています。
堆肥は土の改良のためと考え、植え付けのときには別に緩効性の化成肥料を施すつもりでいます。

お礼日時:2012/01/29 16:06

土作りは、栽培の基本ですね。



腐葉土などは土を柔らかくして、根張りをよくするのが目的なので、もっとも先に施肥して土を耕します。牛フンの場合は腐葉土よりも少しだけ栄養分が入っていますが、ほとんど腐葉土と同じ扱いでいいです。なお、牛糞といっしょによく売られている鶏糞は肥料成分が濃く、臭いも強いので、家庭菜園では扱いが難しいと思います(鶏糞はおすすめしません)。

ちなみち、苦土石灰の主成分は、マグネシウムとカルシウムで、アルカリ成分により酸性化した土壌のpHを中性にするのが目的なので、消毒とはいいません。厳密には腐葉土を撒いた後、しばらくして、施肥を行うのがいいのですが、家庭菜園でしたら一緒に撒いて、よく耕します。

この時点で少し時間を空ける必要があります。およそ1ヶ月程度空ける必要があります。

堆肥が土になじみ、石灰が溶けて土が中性になった頃に、窒素、リン酸、カリ成分の入った化学肥料を施肥し、作付けを行います。すぐに溶ける即効性の化学肥料の場合は、撒きすぎると枯れてしまいます。一方で、徐々に養分が溶け出す緩効性肥料の場合は、苗の作付けの際にいっしょに混合して植えても大丈夫です。詳しくは、肥料の説明書きをみてください。

まとめると、腐葉土→苦土石灰→(1ヶ月放置)→肥料→作付けの順になります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
腐葉土はもう入れてもいいんですね。参考になりました。
堆肥は土の改良のためと考え、植え付けのときには別に緩効性の化成肥料を施すつもりでいます。

お礼日時:2012/01/29 13:54

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