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”これが「良い絵本」”という紹介はよく見かけますが、
逆に「良くない絵本」ってあるのでしょうか?
また、あるとすればどのような絵本だと思いますか?
皆様のお考えをお聞かせください!

現在絵本について論文を書いています
ぜひその参考にさせて頂きたいと思っております
よろしくお願いいたします

A 回答 (8件)

絵本と言うのは子供向けだけではありません。

大人向けの「良い絵本」というのもまた存在しています。
感動系など、子供が大人ほど深読みするかと言うと疑問ですが、日頃心に半分蓋して生活しているような大人には良いストレス解消になったりしますね。
そんなふうに大人の考える「良い絵本」と子供の心が感じる「良い絵本」が一致するとは限らないのではないでしょうか。
「観賞用として良い」絵本
「知育用として良い」絵本
「知識拡充用として良い」絵本
「倫理教育として良い」絵本
「文化の継承用として良い」絵本
「啓蒙用として良い」絵本
etc.
このようにくくりを限定すれば幾らでも良い絵本は出てきますし、その対極を定義として悪い絵本も指摘できるでしょう。
ただこのような良い・良くないの二値判断は主観的なものであり、誰がどのような立場で区別するかによってしきい値が変わるものと思いますので、論文の書き方としては注意が必要かなぁと思います。
「子供の成長という観点において」なんて銘打ったとしても、その効果のほどが実証されている絶対的基準があるわけで無し。結局判断の基準は「あなた」がどういう根拠でそう考えているかということになるでしょう。ですので、一般論としてではなく、私見の展開としての論文構成になっていくでしょうね。
何をもって良い・悪いの判断をするのかの境界線を示し、その線を採用するにあたって妥当であろうと判断する根拠をも示す必要があるでしょうから、論文としてはその説明に結構ウェイトを振ったものになるだろうと思います。今からでは資料調査も大変でしょうが、頑張ってください。


私が思うに、子供とは何事からでも何かを吸収して自らを成長させるという貪欲な生き物です。従って、絵本は子供の成長を大きく左右する存在になりえますよね。
その観点から見て、読者の発達段階に適していて知能を刺激するもの、各発達段階で読むたびに新たな発見を見出せるような懐の深いものは総じて「良い絵本」であろうと思います。そうなると絵本も1つではなく、対象年齢層に応じて3段階くらいに内容密度が変化したバージョンがあっても面白いでしょうね。
対して「悪い絵本」とは、子供の自然な発達よりも大人の主義主張が優先されたもの。特に子供から自分で考えて判断する機会を奪い、大人都合の型にはめようというものは「悪い絵本」だと言えそうです。そんなのは滅多に流通に乗らないでしょうが、宗教系や商業キャラクターものにはありがちでしょうね。
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お礼日時:2012/02/26 08:40

何かの本でよい本悪い本の話を読んだことがあります。


その時に引用されていた本が「おしいれのぼうけん」なのですが、論じる人によって良い本にも悪い本にもなるわけです。
悪い理由は、子どもが謝る前に先生が許したから。良い理由は、子どもたちのベストセラーだから。
子どもが喜ぶ本が良い本という考え方です。
あと、主食の絵本(良質な本)とお菓子の本(幼児向け雑誌やアニメ本)などの区分があり、お菓子本ばかりは体に悪いが、子どもが望むのにまったく与えないのも問題だという見解もあります。
今書店で並んでる絵本で、内容的によほど悪い本というのは無いように思います。
良い本の中の、特に良質な本が良い本として紹介されているのではないでしょうか。
本屋さんに{悪い本}という絵本があって読みました。タイトル間違っているかもしれません。すみません。
大人が呼んでも気味悪く、ちょっと怖い本でした。でも良くない本かといわれれば、そうはいえないのではないかと感じました。
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お礼日時:2012/02/26 08:41

みなさんおっしゃるとおり、基本的に、出ている絵本に「良くない絵本」というものはないと思います。



ちびくろサンボは確かに黒人差別で規制されましたよね。
補足すれば、今もある身近なものでは、トムとジェリーのDVDも昔と今では編集が違っているのですよ。
黒人が(あえていいます。差別ではなく)出てくる場面では、顔から上がカットされるように絵が編集されていますし、お手伝いさんの顔もカットされてます。

手塚治虫の漫画でも、文庫本で再編集されたものは、後ろ表紙から1ページ目あたりのところに、この漫画には差別的な絵も含まれていますが、あえて当時のまま掲載しています、というような内容の注釈が書かれてますし。

そいういう、昔はOKだったけど今はNGというものは、探せば出てくるでしょうねぇ。

良くない絵本、という分類をどうしてもするのであれば、年齢に合ってない絵本を与えるとよくない、ということになるのかな、と思います。
まだ文字の読めない子に、文字ばかりの長文の絵本を見せてもよくないし、逆に文字が読めるのにイラストばかりの絵本を見せてもよくない。
そういう意味で良くない絵本、は存在するのではないでしょうか。
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お礼日時:2012/02/26 08:41

「良くない」絵本というのがどういう意味を持って「良くない」とあなたが思ってるかによって


回答も変わってくると思いますが…。

例えば、小さい月齢向けの絵本なのに色も淡くぼんやり、視覚に訴えるものも何もない、
ただ文字だけをダラダラ書き連ねてる本は私は個人的には好きではありません。
でも、その「ぼんやりさ」を良しとする人もいると思います。
結局は幼稚園位になったら絵本も自分で選びますけど、小さい頃って「親の好み」が絵本選びの基準になりますから。

そうではなく「教育的に読ませたくない」絵本という意味で「良くない」とするなら、
「悪いことしてたらお化けが来るよ」「おまわりさんが逮捕しに来るよ」「鬼が来るよ」な絵本ですかね。
絵本を読むことによって怖い思いをすることも大事ですけど、
言い聞かせるのが面倒くさいためにお化けやおまわりさん、鬼を悪者にするのはいかがなものかなぁ…と思います。
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お礼日時:2012/02/26 08:40

「良くない絵本」…私も昔はあると思っていました。


NO3さんの書いていらっしゃる、400円以下で買える世界名作絵本とか。

でも最近、「良い絵本」はあっても、「良くない絵本」はないと思うようになりました。

400円以下の世界名作絵本。
文章へったくそだし、「不思議の国のアリス」なんて、長い話を無理矢理短くしてるから、ホントひどいもんです。
でも、我が家では、ほぼ全巻そろえました。
私が「子どもにその絵本を与える目的」が、「色々な話に触れること」だったからです。
3歳から毎月2冊ずつ、子どもに買い与えました。
こうして、うちの子どもは、「気軽にいろいろな世界を楽しむ」ことができました。
その点でいえば、「良くない絵本」とは言えないと、私は思うのです。

大の読書好きなうちの娘のことだから、将来もっと大きくなったら、きちんと書かれている世界名作も読むことになるでしょうし。
(今でも、図書館で、きちんとした絵本になっている…「いもとようこさん」などの挿絵の絵本などの名作を見つけると、「同じだ~。でもちょっと違うね~」と言いながら読んでいますし。)


ただ、この絵本だけでは「想像力を育てる」というようなことはできません。
だから、いわゆる「良い絵本」も我が家にはたくさんあります。
(「良書」を毎月送ってくれる某団体に加入していますので…)

結局、絵本を与える目的に応じて、使い分けることができれば、「良くない絵本」というのは「ない」というのが、私の考えです。

絵だらけであっても、絵から読み取る力がつけばいい。
心のふれあいを描いた心温まる話もあれば、ただシャレばかりで笑って終わる話もあっていい。
ハッキリ言って「つまんなーい」のもあるけれど、そう、世の中にもそんな本もある。
…子どもが、「いろんな本に触れ楽しむ」という大きな目的の前では、どんな本も「良くない」とは言えないと思います。
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お礼日時:2012/02/26 08:40

 よくない絵本というか、あえて与える必要のない絵本というのはあるようです。


 それらを「おやつの絵本」と呼び、そうでないものを「主食の絵本」と言っている方がおられます。
 世界名作シリーズなどと銘打っていながら、可愛らしい絵と簡潔すぎるお話の、本屋さんで言うとくるくる回る棚に置いてある絵本です。
 たまに読むならいいけれど、絵本として読むのはおすすめしない、ということのようです。
 そういうのは、主食にはならないのです。
 それから、ディズニーの絵本シリーズ。
 グリム童話やアンデルセンのお話を、元の話を変えてハッピーエンドにして、やはり可愛らしい絵で描いてあるもの。
 それと、お話を聞いていても絵が想像できないものも、よくないそうです。
「あ、えーん、いたいよー、 あらあら、もうだいじょうぶ」
 これを読んで、一体何が起こったかわかりますか?
 絵がなければわかりません。
 耳で聞いたときにも、絵が思い描けるようなものがいいのだそうです。
 ただし、どしんぼかん、とか、もこもこ、とか、ぷー、などの擬音や言葉遊びは別です。
 どしん、と聞いて、これは何の音かな、と想像することができますから。

 あと、ロングセラーが本当にいい絵本なのか、と疑問を持つ方もおられます。

 残酷な話、怖い話は必要なものです。
 きれいで可愛らしいものばかりではなく、怖いこと残酷なことも教えなければなりません。
 うちにある『3匹のこぶた』はふたりの兄さん子豚は狼に食べられてしまうし、狼も最後には3番目の子豚に煮て食べられてしまいます。

 それと、「〇〇レンジャー図鑑」とか「乗り物図鑑」などのおもちゃと連携しているもの、テレビアニメを絵本化したものは、ここで言う絵本に含めるものではないと思います。
 あれらはやっぱり「おもちゃ」で、読み聞かせる絵本ではないと思います。
 何度も読んで気に入っていても、それは絵本を読んでいるのではなくて、おもちゃで遊んでいるのです。

 私も専門家ではないので、ともかく「おやつの絵本」「主食の絵本」で検索されると、欲しい情報が得られるのではないかと思います。
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ありがとうございました

お礼日時:2012/02/26 08:39

ご質問の「良くない絵本」とは少し違うと思いますが、


『ちびくろサンボ』は規制されましたね。
黒人差別という指摘を受けて、世界的に絶版に。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A1%E3%81%B3% …

幼い頃、我が家にはこの作品の絵本とレコードがあり、
大好きな作品だっただけに、残念に思っています。
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お礼日時:2012/02/26 08:39

「良くない絵本」というのは無いと思っています。


大人から見たら、たとえばテレビアニメをそのまま絵本にしたものなどは「くだらない」と感じられるかもしれません。でも、子どもにしたら、一番関心のあることが書いてある本なのです。
多大な関心を持って、見る(文を読む、絵を見る)ということは、悪くありません。
私自身が、たくさんの絵本を与えられて育ちました(数百いや数千冊単位)。いわゆる名作と言われる絵本はほぼ持っていたと思います。
ですので、自分の子どもにも、いわゆる「良い絵本」をたくさんそろえてやりました。しかし、息子が2、3歳の時に一番夢中だったのは、戦隊ものの「デカレンジャーのひみつ武器」という本でした(笑)。ただただ、戦隊レンジャーの武器が羅列されているだけの本です。これを数百回は読まされたと思います。
息子はこれでカタカナを自然に覚えました。レンジャーの武器はながーいカタカナの羅列ですから。
ムダな絵本、いらない絵本、というものは無いのです。
内容がそもそも残虐な絵本、子どもに読ませてはいけないような内容、そんなのがあるとしたら「良くない絵本」でしょう。でも、普通に考えてそのような絵本は見た事がありません。
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ありがとうございました

お礼日時:2012/02/26 08:39

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