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タイトルの通り
完全導体と超伝導体を区別する方法
を探しています。
冷却して抵抗率を調べるといった方法があるのですが
いまいち手間がかかって仕方ないので、手軽にできる方法を探しています。
またその方法の原理等もお教え頂ければ幸いです。

A 回答 (2件)

マイスナー効果の有無によって超伝導体と完全導体が区別されますから、磁場中冷却過程の磁化、すなわち、試料に磁場を印加し超伝導転移温度以下まで温度を下げながら磁化を測定すれば実験的な判定ができます。



しかし、単純な低温電気抵抗測定でも「手間がかかって仕方ない」とお考えなら、、、お答えに窮します。具体的な目的は何でしょうか。
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サンプルの状態(バルク?、薄膜?)や


超電導体が1種か2種かにより違って
きますが、伝導体と超電導体は
電子の状態(クーパーペアができている)
が違うんで、準粒子のトンネリング測定や
磁化率測定で区別できる場合があります。


>手軽にできる方法を探しています。

 サンプルがでかいなら、磁石を
近づけてみればいい。
超電導体は完全反磁性という性質を
持っていますから、磁石に反発します。
 磁石どうしも反発しますが、
超電導体はN極にもS極にも反発
します。

 さらに第2種超電導体なら、磁束が内部
に侵入するとピンニング効果で磁束が
超電導体から抜け出せなくなりますから、
反発するサンプルを抑えて、磁石を無理やり
くっつけてやると、今度はサンプルが
磁石から離れなくなるはずです。これを
フィッシング効果といいます。
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