プロが教えるわが家の防犯対策術!

このカテで良いのかどうか迷いましたが・・・。

ワインのびんや、あるいは気に入って使っていたガラス食器などが空になったり割れたりした時に、「捨てるにはあまりにも惜しい」と思うようなきれいな色のものがあります。
そこで、それを、自分で家で溶かしてちょっとした別のもの(複雑なものではありません)に作り変える、ということは可能でしょうか??

・・・と言いますのも昔、大学の化学科に在籍していた友人から、実験の合間に、割れた試験管などをアルコールランプで溶かしてバターナイフを作った、などという話をさんざん聞かされていたからです(^^;)
薄く細長い試験管程度だからできたことでしょうか?
これを家の、例えばガスレンジなどで(その気になればアルコールランプくらいは入手可能だと思いますが(^^;))、例えば菜箸、せいぜいバーベキュートングなどの道具でやろうとすると危険、あるいは不可能ですか??
または、市販のワインボトルなどのガラスには、自分で溶かしたりするとまずい何かの成分が含まれているとか??

取りようによってはものすごく馬鹿馬鹿しい質問に聞こえると思うのですが、結構真剣です(^^;)。あまりに美しい気に入った食器の、せめて色だけでも手元に残したい(例えば、ただの丸い塊の箸置き適度でも良いので。)、というようなことなのですが。

化学的、実際的な視点からアドバイスいただければ幸いです。

A 回答 (5件)

温度の問題として、アルコールランプでは無理だと思います。

(それで溶けるなら試験管で実験は出来ないですよね(^^;)
やるとしたら「ガスバーナー」じゃないでしょうか?
こんな本があるようです。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4593595 …

ただ、これはそれなりの材料が必要で、びんで出来るかは定かじゃないんです、すいません。

あと、電子レンジで作るという物もあります。
これもレンジ用の釜が必要なんですが・・・。
よかったら参考にしてみてください。

参考URL:http://www.clio.ne.jp/home/king/atelier/garasu1. …
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この回答へのお礼

家でガラス細工、の方法もあるのですねっ!「ガラスフュージング」、初めて聞きましたが、これだと「空き瓶や割れた食器でもOK」と書いてあるぅ~(T_T)。元々手芸が好きなので、これは、、もしかするとハマってしまうかもしれません(^^;)。さっそく本と材料を、手芸屋さんで当たろうと思います。
・・・「試験管をアルコールランプで溶かす」については私も、「へ?それじゃ実験は?」と思っていたのですが、長いこと炎に当てれば可能ということなのか、実際それで作ったバターナイフやマドラーなどを見せられました(^^;)
さっそくのご回答、本当にありがとうございました!

お礼日時:2003/12/12 10:03

趣味と実益を兼ねて,以前多少ガラス細工に凝った時期がありました。



> 自分で家で溶かしてちょっとした別のもの(複雑なものではありません)に作り変える、

通常,ビンにはソーダライムガラスという融点の低いガラスが用いられますが,これは熱膨張率が高くヒビが入りやすく,またビンは非常に肉厚で温度が伝わりにくいため,細工はとてもとても困難です。

> アルコールランプで溶かしてバターナイフを作った、
> 実際それで作ったバターナイフやマドラーなどを見せられました(^^;)

No.1 の方も指摘されてますが,これはありえません。ガスの温度が低すぎます。ガラス細工では,通常,都市ガスと酸素を混合した高温のガスを用います。加熱時間の問題ではありません。恐らく勘違いだと思いますよ。

> 薄く細長い試験管程度だからできたことでしょうか?

そのとおりです。試験管はパイレックスガラスでできており,これは熱膨張率が低く細工のしやすいものです。例えば,ガラスのスワンやガラスのブーツなどのガラス工芸品も,その材料としてパイレックスのガラス管が良く使われます。

> 市販のワインボトルなどのガラスには、自分で溶かしたりするとまずい何かの成分が含まれているとか??

これはないと思います。もし気になるのでしたら,予めガスレンジで空焼きしておけば大丈夫です。

> 例えば、ただの丸い塊の箸置き適度でも良いので。

No.1 の方がご提案されているガラスフュージングはいいかもしれませんね。発泡アルミナの耐熱ブロックを彫って型を作り,その型に粉砕したガラスを入れて加熱すれば,箸置き適度のものは作れそうですね。頑張ってみてください。
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この回答へのお礼

詳しいご回答ありがとうございますm(_ _)m

バターナイフの話は、やっぱり友人の勘違いか何かなのでしょうか??もう○十年前の話になってしまうのですが、私もその時疑問に思い、「バーナーとかじゃなくてアルコールランプなの??」と確かめたのです。そうしたら確かに「アルコールランプ」だと。
・・・ひょっとしてその友人(女で、化学科の中では希少な存在だったそうです)は、他の男子学生達がガスバーナーなどでいろいろやっていた過程の一部分だけを見た、とかなのか・・・。

>もし気になるのでしたら,予めガスレンジで空焼きしておけば大丈夫です。

すみません、ここの「予めガスレンジで空焼き」という部分が、文系人間には理解しかねます(^^;)。ガラスびんをレンジで加熱して良いものか、「バン!」と爆発するんじゃないか、とか(^^;)

ガラスフュージングならばこのようなこととは関係なくできるということなのでしょうか?

「趣味と実益を兼ねてガラス細工」と、さらりおっしゃるところが羨ましいです。料理以外で火を使ったり、はたまた普通は溶けはしないようなものを家で溶かそうなど、実は恐る恐るですから。
お教え頂いたことを元に自分でももう少し調べてみてからやりたいと思います。

ありがとうございました!

お礼日時:2003/12/12 14:24

> すみません、ここの「予めガスレンジで空焼き」という部分が、文系人間には理解しかねます(^^;)。

ガラスびんをレンジで加熱して良いものか、「バン!」と爆発するんじゃないか、とか(^^;)

ビンに栓をしなければ大丈夫です。破裂は空気の熱膨張や水分の蒸発によって起こるので,熱せられた空気の逃げ道があれば問題ありません。空気の逃げ道が作れない中空のビー球などは,加熱しないほうが無難です。(実は,中空を作る過程で内部が減圧になっており,加熱してもほとんど問題はないのですが…)

ちなみに,ガラス細工前の空焼きは,中古のガラスを使う場合は必ず行う手順なのです。ガラスに汚れがあった場合,いきなりバーナーで熱すると汚れが焦げて,それがガラス内部に残ってしまいますから。しかし,ガラスフュージングの場合は空焼きを兼ねているので,空焼きは必要ないでしょうね。ゴミ情報で惑わしてしまい,申し訳ありませんでした。

> 「趣味と実益を兼ねてガラス細工」と、さらりおっしゃるところが羨ましいです。

酸素ボンベを使うガラス細工ですから,自宅でやったわけではありませんよ。大学の実験室での話です。貧乏研究室では,化学実験で使うガラス器具を壊してしまっても,おいそれとすぐ買うわけにはいかず,自分で修理して使うのです。趣味と実益を兼ねて,とはそういう意味です。
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この回答へのお礼

再度ありがとうございます。しばらくゆっくりこちら来なかったので、お礼が大変遅れて申し訳ありません。
年末年始をはさんでしまいましたが(^^;)、あれから偶然テレビで趣味のガラス工芸、のような番組を見たり、本屋さんでそういう本に行き当たったりしました。
ガスバーナーというのは、普通の家ではちょっと恐そうな気もしますが、「家でガラス細工」も可能なことがわかりました。もう少しいろいろ調べて材料や器具なども調達できましたら、ぜひやってみたいと思っています。
実際的なアドバイスをいろいろありがとうございました!

お礼日時:2004/01/22 10:36

ここ何年か、「とんぼ玉」というガラスで作った大きめビーズのようなものが流行ってます。

自分で手作りされている方も多いです。サークルや作り方教室・講習会等も各地にあるようです。「とんぼ玉」「トンボ玉」に「作り方」「手作り」「教室」「サークル」「講習」「(お住まいの地域)」等を組み合わせたキーワードで、いちど検索してみてください。
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この回答へのお礼

お礼が大変遅くなりましたが、ご回答ありがとうございます。
実は小学生の娘共々ビーズにはまっていますので、トンボ玉もいつかは自分で作りたい(!)憧れの存在です(^^)。いつか有名な作家の方が、どれほどやっても一つとして同じものができない奥の深いもの、のようにおっしゃっているのを聞いたことがあります。たとえ素人で上手くはできなくても、それくらいの大きさのものからが取りかかりやすいかもしれませんね。
地方都市ですので、ネット上の情報はかえって少なかったりするのですけど(^^;)、今度手芸屋さんなどで教室を当たってみます。

お礼日時:2004/01/22 10:46

家庭でのガラス細工はどうだかわかりませんが、実験室でのガラス細工は日常的に行っていますので、注意点だけ述べさせていただきます。


ガラスには、軟質ガラスという溶けやすいものと硬質ガラスという溶けにくいものがあります。学生実験などでガラス細工を行うばあいは軟質ガラスを使います。簡単な細工なら普通のガスバーナーでも可能です。試験管でも、薄手のものは実験中に溶けてしまうことがあります。
グラスにお湯を入れると割れるのは、ガラスは熱膨張率が大きい(加熱すると膨張して体積が増える)割りに熱伝導率が小さい(熱が伝わりにくい)ため、グラスの内側が暖まって膨張しても外側は膨張せず、ガラスに無理な力がかかるためです。ガラス細工をするときは、炎に当っているところ以外は熱くならない(熱が伝わってこない)のでガラスを直接手で持っていても大丈夫ですが、いきなり高温の炎に触れさせれば割れる恐れがありますから、初めは炎の上のほうの暖まった空気でガラスを暖めて、徐々に加熱するようにしてください。また、暖めたガラスを急に冷やすのも同様の理由で割れる原因になりますから、作業のあとは耐熱性のお皿などにおいて自然に冷めるのを待ってください。
ガラスは熱くなっていても見た目は変わりませんし、なかなかさめないので、細工を終えた後に気づかずに触れてしまってやけどをする学生がたくさんいます。手をかざしてみて暖かくなくなるまで気長に待ってください。
安全に素敵な作品が出来上がるといいですね。

この回答への補足

この場をお借りします。
皆様本当にありがとうございました。お礼と締め切りが、年を越すなんてことになってしまって本当にすみませんでした。その後やってみたらこうなりました、というご報告が出来るほど行動が速くなくて申し訳ないのですが、気をつけていればその後その手の本などに行き当たることも多くなり、お陰様で少し見えてきたようです。ポイントをお二人に限るというのは、ほんとにいつも申し訳ない気持ちですm(_ _)m

補足日時:2004/01/22 11:01
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この回答へのお礼

お礼が大変遅くなって申し訳ありません。とても実際的なご助言をありがとうございました。
皆さんのお陰で、まあいろいろ道具などは要りそうではあるのですが、家でガラス細工も夢ではない(!)ことが見えてきました。
かつてオーブンで電子レンジ用のガラス皿をまちがって熱してしまった時、あわててシンクの水の中に放り込んだために瞬時に粉々!!、、、という経験があります。
温度差に気をつけたいと思います(^^;)

お礼日時:2004/01/22 10:55

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