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 耐アルカリ性容器に、水酸化ナトリウム水溶液を入れてガラス片を浸し、長時間常温で放置してその浸食度合いを調べてみたいと思います。

 苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)はガラスの表面を溶かして薄くしてしまう、ということは知っていますが、実際にどのくらい浸食されるかを確かめてみたいのです。勉強や自由研究のためではなく、単なる好奇心です。


 「水溶液を入れた容器の蓋は閉めておく・開けておく」、「換気の良い所に置く・別にそうしなくて良い」など、またそのほかにも、何か留意点はあるでしょうか?

 劇薬はやはり怖いので、5%以下のものを扱おうと思いますが、廃棄と、目や皮膚の防備に充分に気を付ければそれより高濃度にしても大丈夫でしょうか?

A 回答 (2件)

以下の点で目に見えたり、計量できるような変化はないと思います。


(1)常温
水酸化ナトリウムがガラスを溶かすためには、かなりの温度が必要です。

(2)5%
ガラスを溶かすためにはほぼ飽和の水酸化ナトリウムが必要です。

ホットプレートなどの上にガラス板をおいて、水酸化ナトリウム水溶液では無く、
固体の水酸化ナトリウムの粒をのせて、数日放置してからガラスをよく洗って、
へこみ方を調べるのはどうでしょうか?

この実験は有毒ガスなども発生しません。
水酸化ナトリウムが皮膚につかないようにすればいいだけです。
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ガラスの表面を溶かす性質は、


ガラスにできたなかなか取れない汚れを落とすのに利用されています。
ですが6mol/L(約20%)以上の濃い水酸化ナトリウム水溶液を使っても
ガラスのほんの表面だけがごく僅かに溶ける程度で目に見える変化はありません。
おそらく好奇心は満たされないかと思います。

なお、水酸化ナトリウムの取り扱いはハイターなどの塩素系漂白剤よりは簡単です。
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