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流石(さすが)とか主税(主税)ってありますよね。
これって、どの漢字をどうよむんでしょうか?

流(さ)・石(すが)でしょうか流(さす)・石(が)でしょうか?

また、主税は主(ち)・税(から)でしょうか、主(ちか)・税(ら)でしょうか?

それとも、分けては読めないのでしょうか?

A 回答 (7件)

流石は古代中国の故事に由来する当て字です。


晋の孫楚が「流れに漱(くちすす)ぎ石に枕す」と言うべきところを石と流れを逆に言ってしまい、「石に口すすぐのは歯をみがくためで、流れに枕するのは耳を洗うためだ」と強弁して誤りを認めなかったのが始まりだそうです。ちなみに、夏目漱石の漱石もこの故事に由来していることは、有名です。

現代の「さすがに」は意味が限定されたため、故事との関係が分かりにくくなったのでしょう。広辞苑などには沢山の意味が紹介されています。

主税は本来「しゅぜい」と読んで税金のことのようです。古くは税のことを「ちから」とも言っていたようなので、おそらくいつの時代かの税務担当の役職の名前だったのが人名や地名になったものと思われます。
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こんばんわ、疑問はつきませんね。



さてご質問の件ですが、すでにたくさんの方からリプライがついていますね。私なりに一言。

・「流石」は熟字訓の一つですね。しかし、比較的歴史の新しい表記のようです。
http://user.komazawa.com/hagi/ko_tame4.htmlこちらの1998年1月5日の項目参照

明治以前は漢字の表記に関しては、鷹揚なところがありました。江戸時代の版本などを見ますと、笑ってしまうような表記がたくさんあります。その歴史をさかのぼりますと、漢字の輸入の時代にさかのぼります。万葉集の時代には外来の文字である漢字と、日本古来の言語とのすりあわせに、日本人が大変な努力をした足跡が伺われます。

現代でも残っているのが「五月蠅い(うるさい)」などといった表記です。漢字の意味に表記を無理矢理押し当てた例です。

今回ご質問の事例とは関係がありませんが、万葉集の表記などお調べになると、とても楽しいですよ。
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#2さん、#3さんに賛成票を1票投じます。


「昨日(きのう)」「紅葉(もみじ)」「杜鵑(ほととぎす)」「五月雨(さみだれ)」なども同様ですが、熟語としての読みであって、個々の漢字の読みに分解できないものを、「熟字訓」といいます。このような例の多くは、日本で作られた読み方なので、漢和辞典には載っていない場合も多々あります。
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主典・・・さかん


中村 主水・・・なかむら もんど

もありますね。
昔からある言葉に多いようです。
山車・・・だし も。

>分けては読めないのでしょうか?

こういった字には、分けて読むことが出来ないと、中学生の教科書には書いてあります。当て字
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流石(さすが)主税(ちから)は、#”2の方のおっしゃるように、それぞれこの2文字で固有の読み方をします。

ですから、読み方を分割することはできません。慣用的な使い方が固定したものだと思います。
 ただ、飛鳥(あすか)などは、「飛ぶ鳥のあすか」と、もともとは「あすか」の枕詞だったものが転用されているので成り立ちは同様ではありません。「春日」なども枕詞期限です。
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それぞれ、2文字で



「さすが」「ちから」だと思います。

「さす石」「さ石」「流が」「流すが」を「さすが」、
「主ら」「ちか税」「主から」「ち税」を「ちから」
--とは読まないですよね。

いわゆる「当て字」の一種かと。
「飛鳥(あすか)」なんてのも同じようなものでしょう。
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流石を漢和でひいてみました。


読みの分け方は書いていませんでしたが、流離(さすらい)という難読語もありました。
これから察するに、「流石」は「さす・が」だと思います。
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