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とばりの使いわけがいまいちわかりません。
三つのつかいわけ・意味・その状況を細かく知りたいです。

【戸張・帳・帷】

とりあえず三つ出てきますが、「イ」や「チョウ」や「トバリ」読み方も色々あり、どれも正解なのですが、今回は「トバリ」として漢字で使いたい。

調べてみると、

「夜の―が下りる」「夜の―に包まれる」「夜の―」
この三つは同じような事柄なのでしょうか?どういう状況のことをいうのでしょうか。

「―」の中は「トバリ」をいれてよいのでしょうか?

霧みたいなものでしょうか。
それとも、夜の寝床に虫が入らぬよう「蚊帳 かや」みたいなものでしょうか。
それとも、将軍や天皇の寝床を隠すため垂れた物でしょうか。(たとえば天皇と対話をするとき顔を顔・上半身をかくすもの??)

戸張・帳・帷はおなじでしょうか?

「戸張」だけは「ふすま」みたいなものでしょうか?

**トバリの状況を具体的に分かりやすくお願いします**

A 回答 (6件)

この場合のトバリは、意味上は「帷」でしょうが、今どきの読み手への分かりやすさなら「帳」、いっそ平仮名「とばり」ではいかがでしょう。



1.トバリの漢字はどれでも大差ない。心配なら平仮名で。
「とばり【帳・帷】(「戸張」の意。「とはり」とも) (2)転じて、物を隔て区切るもの、覆い隠して見えなくするもののたとえにいう。「夜のとばり」」(「国語大辞典」小学館)

2.トバリは帷だが、帳も。
「物を隔てて区切る物のたとえ。[例]夜の帷に包まれる。/「帳」と「帷」は現在では区別しない。」(「同音同訓異字辞典」柏書房)

3.トバリは帷で今は平仮名。
「帷:張り巡らして、屋外の区切りとするもの。帷を巡らす 夜の帷 霧の帷 /帳:垂らして、室内の区切りとするもの。帳を垂らす。仏前の帳 帳を上げて見る」(「漢字の用法」角川小辞典)

ところで、「雅言集覧」に挙げられている用例「霧のとばり」「紅葉のとばり」に限っては和歌由来なのでしょう。
「一高北寮寮歌」中の「霧の帷」
http://www5f.biglobe.ne.jp/~takechan/T10P340mura …

それ以外の、文章としての「夜のトバリが下りる」などについては、実は外国語由来で翻訳章句「死のとばり The veil of death.」「夜のベール The veil of night.」、また「全市が暗黒の帳に包まれた The holl city wrapped in darkness.」など、なのではないでしょうか。

文豪たちの引用もご参考まで。
「身を長き幌(とばり)の影に隠して」…森鴎外「即興詩人」
「怪しき物を蔽える戸張(とばり)が自ずと裂けて」…夏目漱石「倫敦塔」
「まだ幮(とばり:巾偏に廚)がつってあった時分だわ」…永井荷風「荷風随筆」
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この回答へのお礼

【帳・帷】を調べてもいまいち納得いかなかったのは、
「戸張」という漢字もあるからなんですよね。

kine-oreさんも、そう思いませんでしたか?笑
霧が包む感じ、だんだんと暗くなる夕方みたいな、その状況なのか。
それとも、陽が落ちて、ちょっと前が見えない状態なのか。
それとも、夜に寝床で布を垂らした状態で、見える見えないよりも、垂らす行動なのか。

「戸張」だと完全に遮断したものに感じてしまう。

出してもらえたURLで歌がありました。紫霧ふ暁の 帷の隙ゆ窺えば
霧が立ちこめている。「帷」は、戸の代わりに張る物で、室内を仕切るカーテン等をいうが、ここでは視界を遮る霧。隙間から覗き見る。

この歌がヒントになりました。
歌にするとよくわかります

有難うございました!

お礼日時:2012/03/09 00:04

用字法は中国古代の漢字からの借用です。


古代日本語では、自分を中心として、『内側』と『外(と)側』を隔てる意味です。
借用漢字は、意味の近い文字の中から、表現者が自分の感覚に添うものを選びます。
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この回答へのお礼

難しい・・・・^^;

帷、帳は漢字の使い分けで、違うのですね。

すみません。知識がなくて^^;

中心の内と外ですか。
これはヒントになりました!

有難うございました!

お礼日時:2012/03/08 23:40

「帳」「帷」は同じものを指しますが、「戸張」は人名(名字)です。



「帳」「帷」とは、語弊のある説明かもしれませんが、平たく言うとカーテンのことです。
外部から見えないように、外部から侵入されないように、という目的で張る仕切りの布です。(布でない場合もありますが)

夜のとばり、という場合は一般的には「帳」を使います。
夜になって暗くなること、あるいはそれによって視界が悪くなることを、帳が下りた状態(カーテンを閉めて部屋が暗くなる/カーテンに遮られて見えなくなる)に喩えている。
「夜」=「辺り全てをおおいつくす帳(カーテン)」に喩えている。
だいたいそのような意味で私は理解しています。
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この回答へのお礼

「戸張」と「帳」「帷」が同じものだと思ってました。
「戸張」は人名ですか・・。

そうすると、少し分かってきたような気がします!

「戸張」が戸。(完全に見えない)
「帳」が布。(かすかに見える)

だと思ってしまい。
悩んでました

有難うございました!

お礼日時:2012/03/08 23:37

「帷」と「帳」は双方同じ意味合いですね。


「戸張」については解りません・・・どちらからの引用でしょう?
私も、お聞きしたいところです。
語感としては、なるほど「ふすま」が頷けますが、解りません。

「帳」、「帷」ともに、室内を隔てるために垂れ下げる織物とあります。
いわゆる垂れ衣ですね。

薄い織物と言うことでは、あなたの仰る霧の表現もあたるかもしれません。
将軍や天皇の寝所を隠す為垂れた物・・・御簾のことですよね。
「御簾」はスダレですけど、それを織物に替えると、成程!と思います。

NO1の方がオーロラと言う、とても上手な表現を使われてます。

オーロラを薄い織物に替えて・・それが高い、高い天空から、
静かに地上に降りてくる・・・私の「夜の帳」はそんなイメージです。
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この回答へのお礼

静かに降りてくる。





これでもいいんですか。

夜~~
布~~

だんだん暗くなる。
かすかに暗くなってくる。

ということは全く遮断された世界とは別ですね^^;

有難うございます!

お礼日時:2012/03/08 23:32

非常に情緒的な表現ですね


夜の帳が私を包む頃
夜の帳が静かに降りようとしている

間仕切り
仕切り
覆い隠すもの
降りるもの
等でしょうか これは非常に高度な表現方法ですね
日本語ならではの表現では と思いますが 同じものですね
子供の事を 童・赤ちゃん・童子・ガキ
と言う風に同意語の分類になります
緞帳もこれに類するものです
所謂 境い目(仕切り)と考えればどうでしょうか
フスマも帳(とばり)です
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この回答へのお礼

夜の帳が私を包む頃 =闇が私を包む頃
夜の帳が静かに降りようとしている =暗くなりつつある

こんな感じでいいんでしょうか。

ただ、

・間仕切り
・仕切り
・フスマ

これが邪魔して自分を悩ませてます^^;

有難うございました!

お礼日時:2012/03/08 23:27

となりーとはーイーブニングからミッドナイトの間。



ナイトのしづけさ、雰囲気を表現する言葉です。

トバリーシヅケサー静かさーコロモ

夜のーをハオウ、、、夜の帳を羽織る、、、とか言いますね。

トバリーベール、ー布。のイメージ。

北欧の夜に見えるかーてんみたいなきれいいな現象なんと言いましたっけ?。

オーロラだっけ、そのイメージ。
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この回答へのお礼

そうですか。静けさ、も布をたらすも、同じように考えていいんですね!

どうも有り難うございます!

お礼日時:2012/03/08 23:22

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