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OERキャブレターのガソリン漏れに苦戦しています。
オーバーフローという感じではありません。

エンジン始動時と、走行翌日に確認すると漏れています。
エンジン停止状態でスロットルバルブを開閉すると、インナーベンチュリの剣先から
ボタボタとガソリンが出てきます。

加速ポンプならポンプノズルから噴きますよね?
インナーベンチュリ剣先から出てくるのは正常なのでしょうか?

OERは電話の感じが好きではないので聞きたくありません。
詳しい方いらっしゃいましたらお願いします。

素人なりに理解しようと努力しています。
キャブレター一般論でかまわないのでお願いしま~す。

A 回答 (3件)

その穴はチャンバーカバーからフロート室天井部分に通じてまして、フロート内を大気圧にするための穴なのです。



そもそもキャブレターは大気圧とインナーベンチュリーで加速された気流の負圧差で計量された混合気をエンジン内に供給する装置ですのでフロートチャンバーは必ず外気と繋がっています。

したがってその穴から燃料が漏れるということはチャンバーカバーまで燃料が上がってしまっているということです。
オーバーフローが原因と考えてほぼ間違いないでしょう。

適正な燃圧とフロートのパンクの有無、ニードルバルブの良否、を確認することは必須でしょう。

すべてにおいて異常が感じられない場合、以下のことが予想されます。

質問者様はエンジン始動時と翌日確認した時に異常を観察されています。
つまりキャブレターの機能は正常なのだがエンジン停止後時間の経過とともにオーバーフロー状態を呈するのならば以下のことが考えられます。

エンジン停止後、燃料をキャブレターに供給している配管内の圧力は設定された圧力を保っています。
ニードルバルブが半不良(エンジン運転中などの燃料消費率が高い場合はオーバーフローしていないか、していても微量なため観察できない)な場合、配管内の圧力によりゆっくりとチャンバー内に燃料が入ってくるため結果として翌日のエンジン始動時にはオーバーフロー状態により、チャンバーの穴やインナーベンチュリーから燃料がボタオチする。

対策としては、燃料ポンプの電源スイッチを運転席近くに設置し自宅や目的地が近くなってきたら燃料ポンプを停止し燃料供給を止めてフロートチャンバー内の燃料を使用することで油面を下げてしまえばいいかもしれません。

この回答への補足

すばらしい回答をいただきました。
これを機会にキャブレター本体のオーバーホール、システムの見直しをしたいと思います。
外そうとしているのですが、インシュレーターに張り付いてびくともしません。
外れそうな気配さえ全くないのでガスケットにスクレイパーを差し込んでこじっていますが、全然ダメです。
いただいた回答をもとにがんばります。

補足日時:2012/04/04 21:05
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この回答へのお礼

とても素敵なアドバイスをいただきました。
この件がクリアできた後でも、電磁ポンプOFFスイッチはなにかと使えそうですね。
どうもありがとうございました。

お礼日時:2012/04/05 21:47

油面調整に関して皆さんがそれぞれの方法をお持ちになってます。


ですのでどれが正解か?には答えようもないので私の方法を紹介します。

基本的なところから、車が水平な場所に置かれた場合、インマニに取り付けられたキャブレターが前後左右に水平に設置されているかが重要です。
これは低重心化を狙ったエンジンマウントの加工にともないインマニやキャブレターが基本位置から傾いていないか…がまず重要です。

次に私の場合、あらかじめ燃料ポンプの電源スイッチをオフにしてエンジンを始動しフロート室のガソリンが消費されエンジンがストップするまでアイドリングします。

エンジンが止まったらエマルジョンチューブ、もしくはジェットブロックを取り外し先ほどの燃料ポンプの電源スイッチをオンにします。
エンジンが止まったまま何の振動も与えずフロート室内に設定された燃料が流入されたところでガラス管のレベルゲージにて油面高さを測定します。

規定の油面になっていない場合フロートのアジャストスクリュにて調節しますが、その際にスポイトなどでフロート内の燃料を吸い取り、再びガソリンが供給されてから測定することが肝要です。


また非常に大切なことですが燃圧は上限値を厳守して下さい。
高すぎるとフロートのバウンドが発生し油面が安定せずオーバーフロー気味になります。

どうしてもエンジン連続高回転で空燃比がリーンになる場合、燃料の配管の取り回しももちろんですが、フロートのチェックバルブ径を大きくしてください。

この回答への補足

ありがとうございます。
非常に参考になります。
教えていただいた内容で改めて確認し直してみます。

非常にお詳しいので、もう一つだけ教えていただきたいのですが...
今日見直していて気がついたのですが、ファンネル側に吸気ポートの向かって左上に1.5センチ径程度の穴が一つ開いていて、そこからもガソリンが漏れています。
何のための穴かわからないのですが、原因思いつきますか?

補足日時:2012/04/03 20:55
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まずキャブレターなのですが、ソレックスでしょうか?


OERオリジナルのキャブレターでしょうか?

OERのオリジナルならベースはソレックスではなくウェバーがベースとなってます。

当方ソレックスの4型の知識ならば多少持っております。
通常、質問者様がおっしゃる通りエンジン停止状態でスロットルレバーを操作した時にポンプジェットからのみバタフライバルブ方向に燃料が噴射されるはずでインナーベンチュリからは出てきません。

ただし油面が非常に高い場合、急激な開閉を繰り返すとボタ落ちすることがあります。

適正な燃圧、フロートのパンクの有無、フロートニードルの良否、適正な油面高さなどを重点的に点検してみるといいかもしれません。

http://www1.ocn.ne.jp/~sssr/carburetor.htm#第1章

http://kaipower.web.fc2.com/oer/oer-parts.html

この回答への補足

おおっ! ありがとうございます!
使用しているのはSK Racingのキャブレターです。
なので、ほぼOERですよね。
SOLEXのような油面調整ネジが付いています。
廃版のスリーブが入っているので40だと思います。
油面に関してはガラス管のチェッカーは自分の周りでも賛否が分かれるので、ノギスで測っています。
ジェットブロック上面からゆっくり下ろして、波紋が出るギリギリの所で測っています。
現在31ミリなので、測り方が正しければ、OER推奨値の下限に納まっていると思いますが、根本的に間違っていますか?
ニードルバルブはばらして清掃しましたが改善されません。

よろしくお願いします。

補足日時:2012/04/02 21:05
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