プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

この夏トラック島で潜ってみたいのですが、
あちらは潮の流れが早いとききました。
まだ10数回しか潜った経験がないのですが、
大丈夫でしょうか。
珊瑚礁よりも人工物をみるほうが好きなので
ぜひ沈没船などを見たいと思っています。
オープンウォーターしか持っていなくても
見れるでしょうか?

A 回答 (1件)

海外で潜るにあたり、注意点がいくつかあります。



1.レンタル機材の信用性(全て持っていれば別ですが…)
2.オープンウオーターしか持っていない場合、最大潜水深度に限定が出てくる
3.所持しているCカード発行団体がメジャーである
4.どのようなダイビング経験があるか
5.ダイビングコンピュータの有無

以上5点に集約されます。

1.については、メジャーなスポット(グァムやサイパンなど)であれば、機材も新製品を導入したり、メンテナンスもしっかりしていますが、まれにとんでもない機材を貸し出しするところが有ります。最低限でも軽機材は自分のを持っていきましょう。重機材を全て持っているならば、別に問題はありません。自分の機材で潜る事をお勧めします。

2.について、PADIの基準で例えると、オープンウオーターで潜れる最大深度は18メートルまでです。あなたの持っているCカード発行団体の基準を調べる事が必要だと思います。リゾートのポイントは深場が多いので、希望しても潜れない場合があります。因に、PADIのアドバンスコースを受講するとディープダイビングが必修科目となっています。このコースを受講すると、深場における運動生理を学んだり安全停止のシミュレーションを行ったりします。このカードを持てば、ほとんどのポイントを限定無しで潜る事ができるようになります。

3.については、世界規模で発行しているCカードをお持ちでしょうか?私の知人に、海外で通用しないCカードを所持し、現地で困った人がいました。

4.については、ドリフトダイビングの意味がお解りでしょうか?主に海外では、潮流に乗ってダイビングする事が多々あります。ダイビング中にボートが常時真上に有るとは限りませんし、それなりの経験を出発までに体験しておく事が大事だと思います。伊豆半島でも潮流の厳しいポイントがいくつか有りますが、その中には、ダイビング本数何本以上、という制約のついているポイントもあります。また、いきなりトラックの沈没船などに行く前に、国内の沈没船ポイントに行き、練習するのも良いと思います。沈没船のルールなどを教えてもらえます。伊豆半島ですと、熱海、八幡野、土肥、子浦などにあります。

5.については、オープンウオーター講習時に習ったと思いますが、水中でダイブテーブルを引くのは大変です。特に海外では、テーブルに明記してある水深以深まで行く事も有ります。コンピュータを持てば無減圧潜水時間を自分で確認する事も出来ますし、万が一減圧停止が発生した場合、安全停止時間などを表示してくれますので安心です。今ではバディに1つではなく、個人に1つの時代です。

行く場所の情報を、ダイビング雑誌の特集などで仕入れるのが手っ取り早いです。また、行くまでに経験本数を増やして練習した方がより楽しいダイビングになりますし、スキルアップにもなります。
少々厳しい事を書いてしまいましたが、同じダイバーとして安全にダイビングを楽しんでほしいと思っています。くれぐれも気をつけて楽しんで来て下さい。
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