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人にモノを薦めるのは難しい・・・

モーツァルトのト短調交響曲。あなたは誰の指揮をチョイスしますか?
ちなみに先方は人に薦められて購入したワルター指揮コロンビア響を持っているが気に入らないとのことです。モノラル期のもイヤそうなので・・・
どうかよろしくお願いします。

A 回答 (3件)

 


 わたしの書庫から ~ サンマはメグロに限らない ~
 
http://www.youtube.com/results?search_query=
── Mozart Symphony 40 K550 Molto Allegro

 
── 交響曲第四〇番ト短調K五五〇(一七八八年作)「三大交響曲」
の一つ。一種異様な悲劇的な美しさを持ち、全交響曲中でもユニークな
地位を占めている。各楽章間のバランスもよく、過不足がない。原曲は
クラリネットが含まれていないが、現在は加えて演奏することが多い。
悲劇美を再現している点でフルトヴェングラー=ウィーン・フィル(V
・LHMV一〇一〇)が随一。ほかに叙情性を生かしたワルター=ニュ
ーヨーク・フィル(コWL五一〇四)、造形美で貫いたトスカニーニ=
NBC(V・VM一七八九)があり、クラリネットを加えないものでは
プロハスカ=ウィン国立歌劇場(Van・四四五)がよい。組合せは、
トスカニーニ以外は無難。トスカニーニの片面(ハイドンの「驚愕」)
はいかにも不手際な出来。なお、フルトヴェングラーは「弦楽セレナー
ド」、ワルターは「ハフナー」、プロハスカは「未完成」。(P58)
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/B000 …
── 大木 正興・編《レコード読本 19551215 河出新書》
 
── 街の雑踏の中を歩く、静まり返った僕の頭の中で、誰かがはっき
りと演奏した様に鳴った。──百貨店に駆け込み、レコオドを聞いたが、
もはや感動は還って来なかった──
http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/B000 …
── 小林 秀雄《モオツアルト 19460710 創元》
 
── 《ト短調シンフォニー》は、大正末期のものとして推定すれば、
おそらく壮年期のワルターによるポリドール盤か、晩年のリヒャルト・
シュトラウスによるコロンビア盤の何れかであろう。どちらもベルリン
国立歌劇場管弦楽団の演奏である(出谷 啓 19690401 月刊アルペジオ)。
http://d.hatena.ne.jp/adlib/19690320
 読み返した本 ~ デーやんの寸稿 ~
 
── 落語の三題噺《らくごのご》のように、論じてみましょう。
http://q.hatena.ne.jp/1167275990#a657454
 名曲三元論 ~ 聖・俗・穢 ~
 
── 繰りかえし聴いた音楽を、最上のものと思いこむ慣性があります。
 「耳はもっとも保守的な器官なんです。(服部 公一)」
http://q.hatena.ne.jp/1214033815#a837000
 

この回答への補足

「おっ、ご隠居、ちょっといいですかい」
「何だい熊さん。怪訝そうだね」
「ちょいとね。この前、『このオランダどいつんだ?』ってぇ質問したんでさぁ」
「なんだいそりゃあ」
「するってぇとね。『このドイツおらんだ』てぇ答が帰って来たんでさぁ」
「いったい誰がそんなことを言ったんだい?」
「横丁の与太郎さんでぇ」
「あー、博覧強記の人の言うことは油断ができないからねえ。うかつに聞き流してるととんだ陥穽があるかもしれないよ」
「俺にぁそんな感性はねえよ」
「・・・。時に熊さん『目黒のさんま』って落語を知ってるかい?」
「あたりきしゃりきよ。殿様が『サンマは目黒にかぎる』っていうやつで」
「あのセリフにぁあね、いろんな意味があるんだよ。一つは字面通りサンマは目黒のものがいい――
「サンマって目黒で獲れるんですかい!?」
「だからね、それが二つ目だよ。サンマは目黒で獲れるってぇ、殿様は信じていただろ。真実は別の処にあるって――
「築地ですかい?」
「…まぁ、そういうことにしとこうか。三つ目は、落語の中じゃあ家臣の方々が殿様に饗す『サンマ』は妙にお上品なものに変わってたじゃないか。殿様は下品でもサンマの焼き物を食したかった。つまり――
「いかさまはいらねえと」
「そうだね。裏を返しゃあ――
「このいかさま野郎」
「そういうことだ」
「で、どれなんで?」
「わからないねえ。それこそ与太郎さんに聞いてみな」

気が向いたら熊さんとご隠居さんの質問に答えてあげてくださいね。

>クラシック・ファンには、知ったかぶりの偽者が多いのです
私を含めて、これ以外の人を私は知りません。類は朋を呼ぶの類かもしれませんけどね。聴き比べて、差異を感じ、あーだこーだ言う。そしてそれを楽しむ。それが『クラシック・ファン』なのでは? デーやんの様に評論家ではないのですから。本物ではありえないし、そんなこと思ってみたこともない。何はともあれ、少なくともそんなオタクがクラシック業界を潤しているのではないでしょうか。人が一曲一枚のCD しか買わなきゃ、メトロノームにでも指揮させりゃいいことなんで。
ちなみに私はブルックナーよりはブラームスが、マーラーよりはR・シュトラウスが、ディジタルよりはアナログが好きな、単なるミーハー・オタク・おせっかい・リスナーです。『おススメ盤質問』の時に回答させていただいて、好き勝手なことを言わせてもらってますけど、どこかでお気に障ったのなら、陳謝!!

もう一つだけ。
>── 繰りかえし聴いた音楽を、最上のものと思いこむ慣性があります。
あったりまえです。ベートーヴェンのシンフォニーは今だにフルトヴェングラーが頭の中で鳴り響いています。

「おいおい、大丈夫かい、熊さん」
「なんか踏んで転んじまったい。あー、イテェ。チクショー。こんなイテェんなら、転ぶんじゃあなかった」
 お後が宜しいようで。

補足日時:2012/04/10 19:00
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この回答へのお礼

bildaさん、というか与太郎さん、こんにちは。(ブログ拝見しました)

> ── 落語の三題噺《らくごのご》のように、論じてみましょう。
http://q.hatena.ne.jp/1167275990#a657454
 名曲三元論 ~ 聖・俗・穢 ~
── 繰りかえし聴いた音楽を、最上のものと思いこむ慣性があります。
 「耳はもっとも保守的な器官なんです。(服部 公一)」
http://q.hatena.ne.jp/1214033815#a837000

「クラシック・ファン(もどき)」にはグサッとくるご指摘。でも、たしかにそうですね(自戒の念をこめて)

>ある世代までの音楽ファンですと まずベートーヴェンから入っ
て ブラームスかワグナーあたりで一段落という道を通る人が多かった
わけですね ところが最近の若い世代ではいきなりブルックナーを聴い
て 平気でレコードを買っていく あんな長いものを(笑)と私は驚い
ているのですが そのあと先へ進むのか あるいはベートーヴェンにあ
ともどりするのか

「ある世代」の者が「最近の若い世代」(たしかに彼はマーラーやブルックナーばかり聞いているようです)にモノを薦めるのは無理があるのかも。

ご回答というかご忠告ありがとうございます。秋刀魚は目黒に限らぬ、か…。

お礼日時:2012/04/09 10:35

    おはようございます。

これは残念ながら回答にはほど遠いのですが、人をイライラさせるには最高の効果がある音楽です。

    例えば、映画『ホップスコッチ』で中央情報機関の上役(Ned Beatty)が、奥さんと電話で話している横で、マッソー(Walter Matthaw)が、40番のはじめを口笛で吹く、上役はカンカンに怒り出す、こういう場面では、これ以上の腹立たせ曲は無いと思います。 
    
    http://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E3%83 …

    先方の方はワルターが「気に入らない」とのことですが、僕は誰が弾いてもそのかたのお気に召さないんじゃないか(そうだったら僕と同じ)と思います。

この回答への補足

ひょっとしたら、あなたもどこかで私の回答や質問がお気に障ったのかもしれませんね。もしそうなら平にご容赦を。単なるオタクですから…。スルーしてください。

補足日時:2012/04/10 20:08
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この回答へのお礼

SPS700さん、こんにちは。

youtube見ました! 笑っちゃいますね。

>先方の方はワルターが「気に入らない」とのことですが、僕は誰が弾いてもそのかたのお気に召さないんじゃないか
はい。同感です。前にワルターを薦めた方は万人向きだろうと思って、尚且つビギナーの彼に良かれと思って薦めたそうですから。

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2012/04/09 10:43

    #2です。

心を入れ替えたご報告です。

    先日は生意気なことを申しましたが、僕はこれを持っています。
    
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この回答へのお礼

SPS700さん、こんにちは。

私も心を入れ替えたお礼を。

おお!! カール・ベーム! 先方には昨夜ベーム・ウィーンフィルを薦めてみました。何たる奇遇!
とてもいいですよね。ベルリン・フィルの方も。

「ベームは生きている間は妙に人気があったが、死んだら、気の毒なくらい忘れられた。どれだけ人がこのような美しさをわかっていないかということである」(許光俊)
大好きな指揮者でした。

ご縁がありましたら、何かの折に、又のご回答よろしくお願いします。

お礼日時:2012/04/11 17:19

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