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クラシックの曲名て、どういう意味なんですか?
例えば年末によくやってる第九だったら「symphony No.9 in D minor op.125 "choral"」になってるんですけど、解るような解んないような感じです。

クラシックの曲名の意味を教えてください!

あとクラシック初心者なんで、聞き始めるにあたってガイドになるような本があったら教えてください。

A 回答 (6件)

こんにちは。



曲名の基本的な構成は

「ジャンル」,「番号」,「タイトル(副題)」,「調性」,「作品番号」

となっていますが,省略されるものも多く,タイトル一発だけ,というのも結構あります。第九の場合は全部揃っていて,
「交響曲(Symphony)」「第九番(No. 9)」「合唱付き(Chorus)」「ニ短調(in D minor)」「作品125(Op. 125)」
ですね。

ジャンルでは,曲の形式や使う楽器の種類が大体分かります。交響曲や交響詩ならオーケストラ,○○協奏曲なら独奏楽器○○とオーケストラ,などなど。

番号は,同じジャンルで複数の曲を作った時などにつきますが,初期の練習作が後で見つかったのでしかたなく「交響曲第0番」とつけたら,その後さらにひとつ見つかったので,今度は「交響曲第00番」にしたり,なんていう半分冗談みたいなのもあります。
あと,これは本当に冗談ですが,「交響曲第5と1/2番」とか(笑)

タイトルの由来は,作曲家がつけた,出版社がつけた,いつのまにかそう呼ばれるようになった,などなど,事情はいろいろです。変なタイトルをつけるのが趣味みたいな人もいて,いろいろ調べると面白いですよ。

調性は,大ざっぱに言うと「○長調(* major, * dur)」は明るめの曲,「○短調(* minor, * moll)」は暗めの曲,という感じです。ただ,例外も多く,短調の曲でも最後は長調で明るく,というパターンは特に多いです(第九はこのパターン)

作品番号は,作品の管理のためのもので,作曲家自身がつけたり,後の研究者がつけたりします。「opus **」以外にも,作曲家固有の記号がある場合もあります。例えば,バッハは「BWV」,モーツアルトは「K」,シューベルトは「D」など。


最後に,雑誌ではありませんが,オンラインの音楽用語辞典を紹介させていただきます。
http://imion.jp/
初心者が見るには,少し用語が硬めかもしれませんが,参考にはなると思います。

長文回答失礼いたしました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
さっそくクイズに挑戦しましたが、ぼろぼろでした…。いつか満点がとりたいです。
今度バッハなどのCDも見て(聴いて)みたり、交響曲00番を探したりしたいと思います。

お礼日時:2005/09/29 01:58

こんにちは。


私もクラシック聞き始めの頃は全く用語とか知らなかったので、CDのレビューや解説を読んでもイマイチよくわからなくて困ってました。
立風書房の200CDシリーズはかなりお役に立つと思いますよ!このシリーズはディスクガイドにもなっているので、CD選びにも便利だと思います。

*クラシック用語事典
 収録用語は限られてますが、コラム形式なので、普通の用語辞典の抽象的な解説よりはずいぶん理解しやすいです。最初の1冊にオススメです。
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*音楽史を聴く
 興味の範囲を広げたくなったら、こちらをどうぞ。
あまり知る機会がない、バロック以前・現代音楽についてもしっかりおさえてあるのが嬉しいです。
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*オーケストラこだわりの聴き方
 「第1章・オーケストラの名曲大解剖」がとても面白かったです。こういう聴き方が出来るのもクラシックの楽しみなのかも。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
今度本屋で探してのぞいてみます。やっぱりホントに楽しもうと思ったら最低限の知識は必要ですね。知らないことばかりで大変です。

お礼日時:2005/09/30 00:59

作曲者が曲名をつけるときもさまざまな個性があります。

ベートーヴェンは基本的に曲名自らつけませんでした。(確か田園はべつかな。)「運命」は作曲して楽譜屋から「これは何?」と聴かれて「運命の戸が開く」といったそうです。「月光ソナタ」は「ベートーヴェン」がつけたわけではないし。「標題音楽」といって初めから曲名をつけて、それをあらわす曲もあります。典型的な例がその前にかかれているような「モルダウ」。「ルカス」の「魔法使いの弟子」等々。
ドビッシーは作曲して印象を標題にしてることも多いです。
一般に有名な曲は後生に勝手に名前がつけられているのが多いです。
又ミサ曲とか、交響曲とか、ソナタとか形式に沿って書かれたものが多いですね。
昨日バイエルン交響曲に行ってきましたが、「マーラー交響曲3番」。ここらへんになるともう「ツァラトストラ語りき」なんて読まないと本当には分からないほど難解です。交響曲にアルト、コーラスで一気に2時間休憩なしですから。
マニアックになってしまいました。
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この回答へのお礼

マーラーなら今交響曲第9番が手元にあります!よくわからず地元の図書館で借りたのですが、案の定よくわかりませんでした。でも楽しかったんじゃないのかなあと思います。とりあえず手持ちの音響ではまともに音が楽しめないことがわかりつつある今日この頃です。
回答、ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/29 01:54

曲の種類によります。


1.何かを描写した音楽(標題音楽といいます)の場合、描写したものの名前などが曲名となります。
例えば、モルダウ川が流れる様子を曲にしたスメタナの交響詩「モルダウ」(正確には、連作交響詩「わが祖国」より「モルダウ」)がその典型例ですね。

2.劇やバレエ、オペラのために作曲された曲の一部をオーケストラ単独で演奏する場合もありますが、この場合は、その劇や場面の題名が曲名となりますね。
例えば、チャイコフスキー作曲「白鳥の湖」より「4羽の白鳥の踊り」という感じです。

3.交響曲や協奏曲などの絶対音楽(何かを描写するわけではなく、音楽そのものの美しさを追求した音楽)の場合、基本的には、曲名は「交響曲第5番」といったものですが、作曲された経緯や曲のイメージ、特徴などをもとにつけられた愛称みたいなものがついている場合もあります。本人がつけた場合もあれば、曲を聴いた別の人がつけた場合もあります。
例えば、モールアルトの交響曲には、パリとか リンツといった地名付きのものがありますが、これは作曲された場所、ベートーベンの交響曲第9番の場合は、通常、交響曲では満ちられない合唱や歌のソロが入っているという異色の形式から「合唱」、シューベルトの交響曲第7(8)番だったら、4楽章まであるべき交響曲が第2楽章までしか完成していないので「未完成」といった具合ですね。
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この回答へのお礼

標題音楽とか絶対音楽とか、そのような区別ができることを初めて知りました。愛称なんかも一緒に考えながら聞いてみたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/28 08:54

symphony No.9 in D minor op.125 "choral"


交響曲 第9番 ニ短調 オーパス125 『合唱』

交響曲はいわゆるオーケストラでやる合奏です。
その他には、協奏曲(独奏楽器+オーケストラ)や序曲、前奏曲などがあります。
第○番、これは、作曲者がつけた番号です。
ヴェートーヴェンなら、交響曲第5番が有名な「ガガガ ガーーーン」ですし、交響曲9番なら『合唱付』になりますね。
opとはopusで、作品という意味です。作曲家別管理番号とでもいえましょうか。出版社が勝手につけた番号です。

ガイドな本はわかりませんが、私はいろいろな作曲家が混ざっているCD数枚入りを買ってきて聞いています。
その中に簡単な解説が入っていたりするのでそれを見てはいかがでしょう。
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この回答へのお礼

序曲とか前奏曲とか、いろいろあって聴くのが大変そうでもあり、楽しみでもあります。
自分もなんかCD探したいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/28 08:49

 一般的にクラシックには曲名はありません。

発表順に番号が振られているだけです。
尤も、有名な物には後から曲名を付けられた物も多いですし、歌劇はこの限りではありません。

 例にある題ですが「交響曲九番Dマイナー作品番号125"合唱"」と言う事です。合唱はChorusですが。
 一般的にはベートーベンの交響曲九番(9番目の交響曲という意味)と言いますが固有名として第九、合唱とも呼ばれます。
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この回答へのお礼

じゃああれは曲名ではないんですね?
てことは九番は9曲目なのですか。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/09/28 08:47

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