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アメリカなど英語圏でドラマシリーズは、画像が日本のドラマの様に
チープには見えません。映画並みに経費をかけている印象があります。
(間違っていたらすみません)

1、日本のドラマは中にはセット撮影が主?なものも感じます。
フィルムや画像の取り方が違うのですか?カメラが違うのか?それとも
専門的な事に詳しい方おしえてもらえたら嬉しいです。
映画を撮っているカメラと同じなのでしょうか?

2、キャストのギャラも違うのでしょうか?

海外ドラマ(アメリカ・イギリス・カナダなど)はスケールが大きくシーズン1だけでも
20話以上ありかなり長いです。

どちらのドラマも好きなのですが、日本のドラマのような楽しみ方と
海外ドラマは全然ちがうので、ドラマファンの方や映像に詳しい方
どうか教えてください。

A 回答 (5件)

1.ドラマの作り方について



まずカメラは日本と同じです。というよりも日本製が多いのではないでしょうか。世界中のテレビや映画の撮影の使われているのが日本製のカメラです。
(映画とテレビは同じものではありません、画面の大きさがテレビと映画では違うからです。)

しかし実際の映像を見てみると確かに質感が違います。これは元々の色調(カラー調整)が日本と欧米では違うからです。日本(東アジア全般)はかなり明るく欧米は(日本人の感覚では)暗く感じます。
そのためたとえば日本の色調では白人と同じぐらい白く移る日本人が、白人と並ぶと黄色い肌のように見えるのです。
セットの家具などでも、たとえばあめ色の家具が日本よりも欧米の色調では重々しく(高級そうに)写るのです。

また日本の場合、そもそも全体照明が好きなので、全体を明るく写すのに対して欧米では間接照明やスポット照明が多いため、映像にしたときに奥行きが出るのです。(欧米人が日本に来ると部屋の照明が明るすぎると言います)
これらのことが影響して、日本の映像が薄っぺらく、欧米の映像が深みのあるように感じるのです。

そして、もちろんお金のかけ方が違います。特にアメリカのテレビドラマは最初から海外に売ることを考えていますので、出資するほうも多額のお金を集めることができるのです。日本のドラマはせいぜい国内か近隣アジアしか考えていませんので、市場の広さが違うのです。

お金をかけられるとやれることがまったく違ってきます。たとえば大ヒットしたLOSTなどは全米(というより全世界)から集めたキャストとスタッフをハワイに集めて何ヶ月もかけて撮影をしていたりしますし、セットにかけるお金もふんだんにあります。
特に金属を使ったセットは素材の質そのもので映像の写りこみが違ったりしますので、お金をかけられるというのはそれだけ映像にリアリティーが出る、ということでもあるのです。
(最近はCGに予算の差がはっきり出ます)

ですのでアメリカのドラマではなく、ヨーロッパの自国のみを対象としたドラマなどを見てみると意外なほどチープだったりします。最近はYoutubeなどの動画サイトでも見ることが出来ますので比べてみると面白いと思います。
たとえばリュック・ベッソン監督のTAXIの最初のものなどはかなり安く作られています。リュック・ベッソン監督自身はTAXIの前の年にフィフスエレメントを撮っているハリウッド監督ですから、フランスの国内製作という状況が予算を少なくさせているのです。

とにかく、アメリカの映画とテレビドラマはどこの国から見ても1桁2桁ぐらい違う莫大な予算で製作してます。
(アメリカにも低予算のものがありますが、これはこれで面白いです)


日本でも映像技術そのものがCGなど特殊な分野を除けば劣っているとはいえませんし、機材もほぼ同じものを使っているといえます。ハイビジョンカメラなどは日本のほうが早く使用開始したりもしています。
しかし、映像を作りこむときに使われる予算がまったく違うので、なかなかアメリカの品質には到達できませんし、人材も豊富にいますのでアメリカの映像はかなりモノが違うといえます。
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この回答へのお礼

詳しい説明をありがとうございます。照明の事や色合いについては、経験があるので
わかるつもりです。アメリカでソープオペラを見たときに、チープで
低予算なのかしら?と感じたことがあります。イギリスのドラマもモノによっては
同じ印象でした。色合いの事などは、深く考えたことがありませんが、ご指摘の内容が
とても興味深いものばかりでした。

どうも有り難うございました。

お礼日時:2012/06/15 07:17

10倍でも100倍でも、ペイできるのは、世界中に作品を売れるからです。

意味わかりますか、英語を理解できる、何十億人の人が商売先なんです、日本国内の1億人エノショウバイデハナイノデスヨ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2012/06/15 07:19

それは、日本で簡単に見ることができる作品は、向こうでお金をかけてヒットした作品ばかりだから。



ハリウッド映画とひとくちに言っても、ピンキリで、日本で公開されているのはごく一部です。
あちらで話題になったとか、日本人の好みに合う、とかの理由で選別されて公開になっています。

テレビ用作品も同様で、佳作以上のものばかりが日本に流れてきているだけです。

日本の作品を玉石混合(玉の比率が極端に少ないが)状態で、そういう優秀作と比較したら、日本側がダメっぽく思えるのは当然です。
もっとも、テレビ番組を見ている人数からして段違いなので、かけられる予算が全然違うから、ガチで比較しても勝てないけど。

でも、潤沢に資金をつぎこんだCFでなら、アメリカといい勝負していると思いますよ。

シーズンに関しては、アメリカは1年ごとの契約更新制が普通だから、話数が多い。少ないシーズンはたいていスタッフのストライキ絡みで製作が進まなかった年。
日本ではほぼ1クール(13週)ごと。最近は人気が出ないものはすぐ切られるから、1クール保たないものが目立ってきた。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。海外モノはヒットしたものだけを
こちらへ輸入しているんですよね。おっしゃる通りだと思います。

売れなかったドラマはシーズンの途中で終わることもあるんですよね。

これからもいろいろチエックしたいです。

面白くないと思っても、人によって主観は違うから「掘り出し物」に
であったりすると、ラッキーです。

お礼日時:2012/06/14 11:19

お金が10倍、100倍くらい、違うのではと思います。

話になりませんよ、それに比べると、日本より、韓国などの方がもう少し真面目に取り組んでる気がします。
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この回答へのお礼

お金のかけ方が、全く違う印象はあります。大赤字になったりしないのか?と
疑問に思います。有難うございました。

お礼日時:2012/06/14 11:20

海外というのはアメリカのことですね。


単純にアメリカは広いということです。キー局は少ない。全米で同じ番組は流せない。なぜならリアルタイムで同じ番組を全米で見れるのは衛星放送ぐらい。だから地域のケーブルが普及しています。
そんな中で全米が見るドラマというのは大変なことなのです。日本でいえば全部大河ドラマのよう。すべての地域に配信されて、あらゆる民族がみるということで、お金のかけ方も違います。それに映画俳優とTV俳優は区別してます。昔は日本でもそうでしたが、長いスパンでスケジュールを組むので他の番組には出られない。俳優を抱え込むだけでもお金がかかりますよね。映画のようにフィルムを使ったものも多いのではと思います。
でも制約もあります。民族が多いのであまり冒険ができない。民族意識に触れるような表現ができない。宗教にも縛られる。子供にも配慮し、あらゆる州の法律の範囲で作る。
つまり制限が多い分つまらないものもできやすい。言い回しや演技にも気を使う。思い切ったことは映画でやればよいという考えです。TVは当たり障りのないものが多い。
そういった意味で日本のドラマのほうが実験が多いと感じますね。日本でも最近36プログレシップという映画フィルムと同じ画質のカメラが導入されています。画質の差はなくなると思います。
クレオパトラな女たちは打ち切りになっちゃいましたけど、映像はきれいでした。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。アメリカは人種が多いので、制約が多いと思います。

日本のドラマは独特の面白いものがあるのも、確かです。
画像の差はカメラの違いもあるのですね。

私は、どちらも見るので、面白さの種類が違うと思っています。

お礼日時:2012/06/14 11:17

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