No.5ベストアンサー
- 回答日時:
回答がゼロ戦ではなくなでしこジャパンになりますが、なでしこジャパンの歴史を紐解けば、1999年にアメリカ代表に対し0-9で敗北するという歴史的敗北があります。
元々、アメリカでは女子サッカーが盛んであり、アメリカでは「女子スポーツといえばサッカー」なのだそうです。
そのアメリカに対しなでしこジャパンは2011年女子ワールドカップ決勝においてPK戦の末アメリカを破り世界一に輝いています。その間はわずか10年余にすぎません。つまり、女子サッカー界における女王たるアメリカに対し今や互角に戦っているといってもよいのではないかと思います。
先日の親善試合についていえば、2011年W杯で「女子サッカー界のバルサ」と呼ばれたなでしこジャパンを徹底的に研究し、細かくて素早いパスワークをしてきたという印象が強いです。勝負の世界ですから、相手を研究し対抗してくるのは当然のことであると思います。
んで、あんまこんなことはいいたくないですが、ニワカさんは悲観的になるかもしんないですけど、あの親善試合の数日前に行われた女子サッカーU-20の日本対アメリカでは、1-0で勝っているのですよ。実はなでしこジャパンはこのU-20が「強い」ととても評判になっていて、今の世代より次の世代のなでしこジャパンのほうが強くなるのではないかと期待されています。
まあ、現代表は沢選手の存在が大きすぎている点は否めませんね。沢選手の視野の広さと卓越したテクニックは世界相手でも突出しており、あれは女子サッカー界におけるマラドーナといってもいいかもしれません。しかもW杯のときは沢選手、キレキレだったものなあ。
あ、あと紫電改ならどーたらこーたらとか意見があるかもしれないけど、もし太平洋戦争がもちょっと長引いたら、「アメリカ軍版ゼロ戦」である卓越した格闘性能を持つF8Fベアキャットと、後にベトナム戦争でレシプロ機でありながらジェット戦闘機を撃墜し、単座機ながらB17に匹敵する爆弾搭載能力を持つという性能を持った「究極のレシプロ攻撃機(戦闘機ではない!)」であるAD-1スカイレーダーが待ち受けていましたよ。
メイドインUSAは、頑丈さが桁違いです。太平洋戦争当時の映像で、よく着艦中のF6Fが着艦に失敗して艦橋にぶつかるものがあります。ものすごい勢いでぶつかっても、中のパイロットは自力でコクピットから平然と出てきます。日本軍機だったら、木っ端微塵に吹っ飛んでパイロットの戦死はまぬがれません。実は日本軍機は海軍機も陸軍機も問わずブレーキがプアーなものが多くて、着陸中の事故率が異常に高いのです。
戦争中の日米の工業的技術力の差は敗戦後かなり縮まったように思います。ご指摘の次世代ナデシコの強さを連想することと重ならないでしょうか。戦争が長引いたらというのはサッカーで試合時間を現行の倍にしたらどうなるかというようなことにつながるように思いました。将来日本が連戦連勝の状態になったら、そういう提案も出てくるかもれません。貴重なご教示ありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
所詮、性能(身体能力)の差は如何ともしがたく
貴方の仰る通りリターンのドリブルなどを見ていると
スピードの差(ゼロ戦とヘルキャットの差)は身体能力以外に無いと思いました
やはり、先祖から肉食の人種と草食の人種の差は埋めがたいものでしょうか
一つ勝つ手が有るとすればオフサイドすれすれで待ち構えていて奇襲をするか
B29に対する日の丸戦闘機のように雲霞の如く数を頼んで
一人の選手を10人全部(キーパーまで)でワッと囲んでボールを奪ばわれないようにして
ゴールまで行く事が出来れば勝てるでしょうがその様な事は不可能です
結論は戦争に負けたようにやはり日本はアメリカには勝てないのでしょうか
悲観論おじさんより。
No.3
- 回答日時:
うん、零戦は世界初の「超々ジュラルミン製」の戦闘機ですよね。
さて、ワイルドキャット(F4F)は零戦に追い回されていたような説が長くささやかれていたのですが、最近の研究では実はそうではなかったとも言われています。実際、珊瑚海海戦やミッドウェイ海戦では損失比は零戦14に対してF4F10、その後の対戦では零戦はもっと劣勢になっていきます。もちろん損失の要因は空対空戦闘だけではありませんが、F4F相手に零戦が大苦戦をしていたのは事実であり、零戦神話はもはや過去のものといっていいのかもしれません。
で、なでしこ(この言い方はどうも気に食わない)ジャパンの敗因については、専門家じゃないんで素人の感想になりますけれども、まず「身体能力の差」を感じました。加速スピード、シュートの勢い、ぜんぜん違いますもん。
身体能力の差は短期間には埋まりませんので、今後日本がどんな戦術をとりいれるかにかかってくると思います。一対一で勝てないなら二対一、それこそサッチウィーブのような発想の転換が必要なんじゃないでしょうか。
日米間の空戦史に詳しい方のご発想から、圧勝は無理としても、せめてアメリカサッカーにひと泡吹かせる奇策などはないものでしょうか。ワイルドキャットのお話も興味深いものでした。ご教示ありがとうございました。
No.2
- 回答日時:
まず、世界最初のジェラルミン戦闘機は、ユンカースJ9(D1)です。
ウソよくない。一対一なら、ヘルキャットなぞこわくありません。零戦でも隼でもこわくありません。紫電改なんてもったいないです。少なくともサシなら負けることはないでしょう。というか、サシになったらまともなアメリカ人パイロットなら、逃げます。
ハードのデザインではなく、操縦者の育成、生産規模、無線装備と活用の差、チームワーク(サッチ・ウェーブなど)、そして数で日本の軍用機は負けたとおもいます。
あの試合は、連携と調整に失敗したような印象があります。あと、アメリカは2戦目だったので、あのグラウンドにカラダがなれていたのではないでしょうか。
なので、今回のことを教訓とし、次に望めばいいとおもいます。というか、アメリカはワールド・カップのことを研究して、今回に望んだのですし、勝負事なら基本勝ち負けの世界です。
一回負けたくらいで、こんな深刻に考えることもありますまい。戦争じゃないんですし。
P-51は操縦が複雑(特に燃料系統の操作がメンドウ)、P-38は、やはりサシで日本機と戦える身軽さはありません。
ご教示ありがとうございます。体格の良いアメリカ選手の一撃離脱戦法にやられるとともに、ドリブルを主体とした格闘戦をうまくかわされた結果かと思いました。このままだとやはりアメリカには勝てないという雰囲気に負けてしまうように思います。たとえが無理なのかもしれませんが、本物の戦争よりサッカーのほうが勝ち目があるように思います。
No.1
- 回答日時:
まさにその通りだと思います。
実に上手い例えですね(笑)世界初のジュラルミン戦闘機であったゼロ戦は、戦争初期にはその圧倒的な運動性能で旧型の敵機を凌駕しましたが、そのうち高出力エンジンと重武装の新型の敵機には歯が立たなくなり、優秀なパイロットを徒に失っていきました。
ゼロ戦の元々の設計思想が、艦載機であり攻撃機であり迎撃機であり戦闘爆撃機でもあったため、すべての面に秀でた性能を求められましたが、裏返せばどの分野でも突出した能力がなかったとも言えます。
運用方法を限定して特化させたアメリカ機と異なり、オールマイティを求められたゼロ戦の悲劇でしたね。
サッカーの試合では、ヘルキャットどころかP-38やムスタングのような高性能重量戦闘機であるアメリカ選手に対して、日本選手はゼロ戦よりもっと軽量だった隼のように見えてしまいました。
紫電改も名機ですが、製造された戦争末期にはろくな材料もなく、高性能の燃料も入手できず、結局設計通りの性能は発揮できなかったと聞いています。
日本選手が体力面やフィジカル面で劣るのはどうしようもないので、小回りがきく旋回性能や上昇力、一撃離脱のテクニックや操縦の精度を上げて、重武装だが鈍重なアメリカ機をやっつける作戦しかないのではと思います。
アメリカの軍部は不時着して捕獲されたゼロ戦を徹底的に調査し弱点をえぐりだしたそうです。サッカーでもおなじような検討をして、戦法を変えたのではないでしょうか。三菱が川西を抑えていたというようなことはなかったのでしょうね。雷電も紫電のほうがよかったかもしれないし、烈風開発より紫電改生産のほうがよかったのではないかなど考えてしまいます。ご回答ありがとうございました。
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