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こんにちは。
経済学勉強中で、1点疑問がございます。

「実質金利=名目金利ー期待インフレ率」で決まり、
各国の実質金利は市場の調整作用によりおおむね等しくなると経済学の本にかいてあります。
ということは、実質金利を固定して考えると、デフレ脱却したいなら名目金利を上げれば期待インフレ率が下がることになるかと考えましたが、名目金利の引き上げは金融引き締め(マネタリーストックの減少)なので、デフレが加速する気がします。

どこかに考え違いがあるかと思いますが、ご教授いただけませんでしょうか?
よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

まず、


>各国の実質金利は市場の調整作用によりおおむね等しくなると経済学の本にかいてあります。

この前に、実質金利が調整されるために必要となる前提・仮定が色々と書かれていたと思われます。もしそういうのが書いていない本なら、別の本を使って勉強することをおすすめします。

国際金融市場によって調整されるのはあくまでも名目金利であって実質金利ではありません(なお、当然ながら中央銀行が操作する名目の政策金利でもありません)。実質金利が調整されるためには、国際金融市場で名目金利が調整されることに加え、財市場でも国際的にスムーズな取引が行われる必要があります(たとえば別の国のハンバーガーが安ければ、それを簡単に買える状態)。そして、それは当然ながら現実的ではなく、結果として実質金利は調整されません。よって、世界市場で決定するのだから、と固定して考えることはできません。


次に質問に関してですが、上記の名目金利を政策金利のことだとすると、これは政策によって操作するものですから、そこに市場による調整は働きません。期待インフレ率はこの政策金利を引き上げれば低下、引き下げれば上昇することになるので、実質金利も固定して考えることはできません。名目金利を上げれば、期待インフレ率が下がって実質金利が上昇するだけです。
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「実質金利=名目金利ー期待インフレ率」で決まり、





国が決める政策金利とかあるけど、経済の実感とは合わないよね?
じゃぁ経済の実感に合わせるにはどうしたら良いかなぁ?
せや せや インフレで目減りした分を引くと、実感的な金利になるよね

じゃぁ


「実質金利=名目金利ー期待インフレ率」 と 定義しよう


式の因果関係(というのかなぁ)で 言えば

名目金利(国単位で言えば政策金利とか)とインフレの期待値で実質金利が決まります
という事を主張しているわけで、実質金利は 独立変数ではなく 従属変数。

http://www.zakzak.co.jp/economy/investment/news/ …

この記事で言えば

日銀は、0金利だから バンバン 金を借りて事業を開始してください!と頑張っているんですよ マスコミの皆さん。
と、言っていて経済音痴のマスコミは騙されているが、リアルの経済活動をしている人間は、実質金利で考えているので、投資より貯金に向かうということのようです。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
因果関係で言うと、マーケットで実質金利が定まり、名目金利や期待インフレ率が調整されるようです。マーケットに実質金利が他に比べて通貨があるなら、名目金利を少し下げても資金調達できる訳ですから名目金利が下がって、それにともない実質金利が下がる、というように調整されるのは理解できます。名目金利と期待インフレ率に因果関係があるのか、また別の要因を考えなければいけないのか、そこらへんをもう少し深く考えねばいけないようです。

補足日時:2012/06/28 23:40
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