プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

会計の勉強をしていると、ベースの知識として「貨幣の時間価値」という概念と対峙します。
「今もらえる100円」と「1年後にもらえる100円」では前者の方が価値が高いというもので、
「運用し金利が上乗せされる分前者の方が価値が高い」という説明を受けることが多いです。
結論としてその事実は受け入れているのですが、
どこかモヤモヤが残るような、納得しきれておらず、、
運用した結果その100円が元本割れする可能性は考慮しなくていいのか?
などと考えてしまうのです。

勉強を始めてまだ日が浅く、稚拙な質問で恐縮なのですが
もしご自身で納得のいく説明を受けたことがある方がいらっしゃったらご教示いただきたいです。

A 回答 (6件)

貨幣の時間価値についてですが、現在のお金と将来のお金の価値が違うという考え方だったと思います。


そのため、インフレ状態ならおっしゃるとおりですが、デフレ下であれば後者のほうが価値が高いとなるわけで、必ず将来は上がるとはならないかと思います。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほどです
現在のお金の方が(インフレ/デフレ関わらず)価値が「高い」と理解してしまっていたのが間違いでした。
正しくは、現在と未来では価値が「違う」ということなのですね。
すっきりした気がします!

お礼日時:2023/09/07 18:48

まずは100円分のサツマイモを貰ったとする。

そこで「今その100円分のサツマイモをくれたら、1年後に同量のサツマイモをあげるよ」と言われた。この話に乗るかどうか。もちろんこれは無利息の借金の申し込みに他なりません。
 これに乗らないんであれば、それはすなわち「今貰える100円分のサツマイモの方が、1年後に貰える(という約束の)同量のサツマイモよりも良い」ってことですね。

(サツマイモの話にしたのは、物価や為替の変動の影響を考慮しなくて済むようにするためです。)

 乗らない理由の一つは、信用の問題。約束が果たされないリスクがあるからです。が、これは担保を取れば回避できる。

 もう一つの理由は、資本を投資して働かせれば資産は増えるから。100円分のサツマイモを元手にヤキイモの商売を誰かにやらせれば、1年後には1000円分のサツマイモを手に入れられる見込みがある。すなわち、その誰かというのは、「今その100円分のサツマイモをくれたら、1年後に10倍の量のサツマイモをあげるよ」という申し出をする人、ってことです。
 もちろん、投資は失敗するリスクもある。だから投資先を複数の申し出に分散して、トータルでプラスになるようにするわけです。
    • good
    • 1

> ご自身で納得のいく説明を受けたことがある方がいらっしゃったら



私は、「明日の百より今日の五十」ということわざを覚えたことがあります。
https://kotowaza-dictionary.jp/k0687/
=「大きな話に乗るよりも、わずかでも今日確実に手に入る方が賢明である」
「溺れる者は藁をも掴む」=「今手に入れられるものを大事にすることが、あてにならない、いつ得られるか、いつまでも得られないかもしれないものに期待するよりも、良い選択である」

これらの類似の発想は、たぶん、どこにでも、何に関しても適用できるほどの考えではないでしょうか。 例えば、今、お付き合いをしている人がいなくて、「一緒にいたい!!」という気持があるとき、2ヶ月後、半年後、3年後に「こても素晴らしい相手とお付き合い出来る」という可能性に繋ぐよりも、目の前・すぐそばの人と親密になった方が、ベターであったり、ベストチョイスだという思考です。

つまり、大原則は「今の価値がとても評価ウエートが高い」のです。
数式的に表現すると 
tが0,1,2,3,4,……と将来に向けて変化する場合、
或ること・或るもの・或る行為や現象などの価値は、
Wt=W0*(1ーg・L^t) のようになる。
  (現在価値W0、時点tの価値Wt、減係数g、時間変化項L^t)

この数式的理解をベースにすると、10年後、100年後のことを期待するのは非現実的な選好になります。 事柄にもよるでしょうが、世の中が大きく変わらず、gが小さいと見なせれば、例えば、地震火災水害気候変動や戦役戦災や大恐慌も起きないだろうと考えても10年程度は95%以上大丈夫であって、多少の景気悪化が起きても、自分の生活費は10年程度ならなんとかなるし、健康や財産状況も大丈夫だろうと思える状況だと、家を建てたり、事業投資をしたり出来ます。
10年後の(1-g・L^10)は、0.5~0.9のように想定出来ます。
「投資価値が10年後には現在の9割~5割に下がる」のだとすると、10年先に向けて今1億円投じるときには、「(現在価値で1.1億円~2億円程度のもの投じること)は、(現在投資しないで1億円キープし続けること)と比較の上で選好しよう」という気を起こすでしょう。 
(現在価値1億円のキープ=現在価値1.1~2億円の投資の10年後の期待値)なのですから、⇒ (10年後に期待する1.1~2億円=現在ある1億円)という考えが出来るのでしょう。
「明日の百より今日の五十」は、
「(今日の五十)≧(明日の百)」、
「(今の1億円)=(10年後の1.1億円~2億円)」のようなものでしょう。

ただの時間経過ではなく、将来に向けての時間経過は経過時間とともに不確実性・危険性を増すので、
貨幣で換算する場合にも、1/(1-g・L^t)にせざるをえないのでしょう。
インフレでもデフレでも、流行や廃れ、科学技術の進展、産業構造や人口動態、社会経済状態でも、状況は変わり続けます。 
そのように将来は変わる、同じ状況が長く続くことはないということが、《貨幣で現時点で評価せざるを得ない》ということの結果、対偶として、【貨幣の時間価値】という概念を生んでいるのでしょう。
    • good
    • 1

No1です。

お礼ありがとうございます。
日本語でのきれいな引用ができず、もう少し深掘りしようと英語wikiも見てみました。時間優先への話もあり、正直、回答の自信がなくなってきました。

https://en-m-wikipedia-org.translate.goog/wiki/T …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

追加で参考のURLまでm(__)m
まだ未熟者ですのでwikiの内容の理解には時間がかかりそうですが笑
おかげでモヤが少し晴れましたよ^^
ありがとうございます!

お礼日時:2023/09/07 20:02

安いときはマックのハンバーガー60円でした。


セールが終わっても100円でした。
今は170円です。
だから昔は100円でハンバーガーが買えておつりまでもらえたのに、今では買えません。

今は異常な円安です。
100円割れたぐらいで円高だーと騒ぎながら、今では150円です。
アメリカはインフレを起こしているので上記の理論もあり、ラーメンが1杯4000円ぐらいです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ラーメン一杯4000円ですか。。

お礼日時:2023/09/07 19:59

> 「今もらえる100円」と「1年後にもらえる100円」では


物価上昇が生じている場合の話しです。
リンゴ1個100円が1年後に200円になったら、
100円の価値が1/2になった、と言えます。

現在の日本ではゼロ金利なので、
預貯金してもタンス預金でも結果は同じですが、
物価上昇が大きいので、どちらでも時間と共に目減りしてしまいます。

> 「運用し金利が上乗せされる分前者の方が価値が高い」
これは単に、運用が成功した、と言う結果です。

> 運用した結果その100円が元本割れする可能性は
元本とは額面のことであり、価値の変動の影響を受けません。
元本割れとは、投資で損をした場合で、価値の低下ではないです。

> 納得のいく説明を受けたことが
考えればわかる範囲だと思いますけど…
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
現在のお金の方が価値が「高い」のではなく、
時間経過と景気動向により価値が「変わる」ということですね。
景気動向を考慮せずに、運用成功の場合のみにフォーカスして理解したつもりになっていました。

お礼日時:2023/09/07 19:57

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!