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日本の銀行は国債を買うのは義務なのですかについて調べていたところ、どうやら義務ではなくて、
バーゼルII上のリスクウェイトが関係していることが分かりました。(参照  http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question … ) しかし、すこし理解ができない部分がありました。

バーゼルII上のリスクウェイトで 国債の場合にはリスクウェイトが0なので、いくら購入してもBIS自己資本比率が悪化することがないと、説明されていますが、銀行はバーゼルIIのリスクウェイトを信用して財務諸表における国債に対する不良債権への引当金は "100%" 引き当てられていないのでしょうか?

良くわからないのでお手数ですが、
分かりましたらよろしくお願いします。

A 回答 (1件)

正確なところは銀行の財務担当者(もしくは金融庁)に聞くべきなのでしょうが、引当金を積んでいないことはまず考えられません。



疑問はもっともなのですが、リスクアセットの問題と国債の信用性の問題は全く別物だというのが根底にあります。
本来自己資本はもっと単純に算出するものなのですが、バーゼル基準は各国の事情を考慮しかなり細かく規定して修正した自己資本を算出しています。

従って、引当によるの自己資本の問題とバーゼル基準による自己資本の問題を同列に論じることは出来ないのです。

また、通常銀行は銀行は信用格付に応じて引当金を積んでいきます。外部格付がある場合はそれを参考にすることでしょう。
日本国債の信用度が高いといってもダブルA格なのです。当然ダブルAに応じた引当を積むのが財務の原則です。
国債だけ括り出してこの財務の原則を例外とする理由が見つかりません。
まして、今話題のヨーロッパの国の低格付の国債を購入するとなると当然のことです。

以上、ご参考まで。
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この回答へのお礼

とても詳しくありがとうございます。感謝します。

お礼日時:2012/08/05 08:27

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