プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

先日彼が、入院して気胸の根治手術を受けました。
内視鏡で肺のブラを摘出するものです。

彼の入院している病院は、彼の地元で、私の実家から電車で3,4時間かかります。

私は手術の前日からそちらにお邪魔して、手術の日も、彼のお母さんとともに彼を待ちました。
本当はその翌日に彼が落ち着いたのを見て帰る予定で、
二泊したホテルもチェックアウトしていました。
でも予想以上に苦しそうな様子に面会時間が終わってもひとりにできる状態ではなく、
その日は個室を取り一晩中付き添いました。
さらにその次の日、彼は大分調子が良くなったものの、前日の苦しさもあって不安だったのか
いつになく甘えた様子で帰らないでほしいと懇願するものだから、
もう一泊だけ伸ばそうかと思ったところ

このことで、私の親がとても怒ってしまいました…。


私も彼も今年21歳になる大学3年生。
医学なので卒業にもまだほど遠い、親の脛かじりであることは分かっています…。

彼女なんて全然他人で、手術当日に行くことすら認められないかもしれない。
あんまりお邪魔したら、厚かましすぎるかもしれない。
彼の親御さんのことばかり気にかけていました。
それで彼の親御さんが、「いいよ、いたいだけいなさい」という風だったから、
彼が帰らないでほしいと言えば、「じゃあもう一泊してもらいなさい」という風だったから、
そのお言葉に甘えきっていました。
実際に彼の親御さんは本当にオープンな感じで、私にもとてもよくしてくださって、
彼自身親の前でも平気で「○○にいてほしい」などというものですから。

私の親は、まったく違います。
これまで色恋沙汰は、ほとんど話してこなかった家庭でした。
彼とお付き合いをはじめて1年以上たち、その間少しずつでもいいから分かってもらおうと
どこかに泊まりがけで行く際などは必ず言葉を選んで話してきました。
そして今回のことを行く前に説明して、ようやく彼の名前を訊いてくるなど
興味を示してくれるようになったところでした。

お見舞いならまだしょうがない。
でも、なぜ付き添いまでする?

婚約している訳でもない、お互い学生で、
なぜそんなに連泊してまでそっちにいるんだ

付き添いまで頼みたいのなら、向こうからも一言何かなければいけないだろう

残念だけど、もう向こうに対して不信感しかない

とにかく今すぐ帰ってこい!今すぐ!!


こんな感じでした…。
もっともだとも思えます。
甘かったなとも思います。
せっかく、本当に自分にとって大切な人だから、親にも認めてほしいと思ってがんばってきたのに。

でも、どうしてそんなに?と納得できない、子どもっぽい思いが、拭えません。
そばにいさせてもらえるのなら、いくらでもそばにいたかった。
彼が求めてくれるのなら、無理をしてでもいてあげたかった。
どうしてそれが、そんなにもいけないことなの…。

手術翌日(本来帰るはずだった日)の彼の様子は、本当に辛そうでした。
発作的に来る術後の痛みに、息を詰まらせて、表情がなくなって。
普通に顔をしかめて痛がるのと違う。
口も開きっぱなしになって、上手く喋れなくなるほど乾いてしまって。
彼が痛みに身体を強張らせると、ドレーンの管を血がサーっと流れて行きました…。

医学生だけど、まだ臨床の知識は何もない。
でも病院を回ったり、解剖実習があったりという中で、いろんなものを見てきている。
あのときの彼の表情、乾ききった唇からは、
いつかの病棟で見た末期癌か何かの患者さんの表情が思い起こされて、
苦しすぎてもう訳が分からなくなっている人の表情であることが分かってしまって…。
一瞬ぞくっとしました…。

それでもやっぱり、いろんなものを見てきているからか、
そういう人に対する対応も少しは身に付いていたようで。
「だーいじょうぶ●●くん、だいじょうぶだから^^
 やさしく息してあげようねー 力抜いてあげよう
 ほーらじょうずだ、落ち着いてきた…」
両腕の上腕あたりを必死でさすりながら、常に笑顔で、声をかけ続けました。

既に痛み止めの点滴はしてもらっていて、
何度も痛みが来るたびにナースコールする訳にもいかない。
ご両親もそうなると遠巻きになってしまったりするので、
馬鹿ですが、彼を落ち着かせられるのは私しかいないくらいに思っていました。
彼も、痛みがきそうと思うと、強張りかけた身体で私を求めてくれました…。

そんな状態で、そばにいて、帰らないでって言われたら、
社会的に見たらただの学生がすることではないかもしれないけれど、
何の責任もとれないただの彼女と言う立場で出過ぎかもしれないけれど、
でも、単純にそばにいてあげたいと思うのは、そんなにいけないことですか…?

心配させてしまったことは反省しています。
実際その4日間ほどで、体重も激減しました。

でも、それほどまでに大切なものが、生まれてはじめて、外の世界でできたんだ…って、
分かってほしかったです。

それを私の軽はずみな行動で、認められないものにしてしまったと思うと…。
でも、軽はずみだったかもしれない、浅はかだったかもしれないと思っても、
ほかに選択肢なんてなかったという思いもあって。

ここまでの長文を読んでくださった方、本当にありがとうございます。
思うところがありましたら、ご回答よろしくお願いいたします。

A 回答 (13件中11~13件)

あなたそばに居たいと思ったんですよね?じゃあ周りは関係ありません両親だろうがなんだろうが喧嘩上等といった覚悟でいればいいと思います。

認められなかったらなんですか?そのくらいで諦められるならいいですけど、それで諦められない場合は認めさせる努力をするのも2人で逃げるのもどっちでもいいと思います。
このどちらかを選ぶのも他の答えを出すのもあなたたちです最初もいったように誰が何を言っても関係無い限りは関係ありません。あなたが彼と本気で付き合ってるなら周りにウダウダ言われたってそんなことは知ったこっちゃ無いですよね?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

本当の本当に認められなかったら、それでも良いです。

でも、やっぱり自分にとって本当に大切なことは、
自分の家族にも認めてもらえるようにしていかなければいけませんよね…。

お礼日時:2012/08/22 01:30

結婚しているわけでもないのに、


まだ婚約ってことでもないのに、
それ以前にまだふたりとも学生なのに、
まだ親の保護下にいて、お互い親の責任下で生きているのに、

あなたの行動は社会人であればそれもある、というものですが
学生という立場でそこまでしていいものなのか、
それって彼の親やナースがするべきことではないか、という疑問があります。
こういう手術のときは親族が付き添うことが基本で
彼女がそこまで付き添う=すでに大人の関係があると
だれでも思います。
あなたの取った行動の責任はあなた自身でするべきでしょう。
退学覚悟で親と話し合ってください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>それって彼の親やナースがするべきことではないか、という疑問があります。
 こういう手術のときは親族が付き添うことが基本で

こうおっしゃられることも予想できましたので、
状況を詳しく書いたつもりだったのですが…。
でも、やはりそうなんですね。
社会的に、一般的にいったらそうなんですよね…。

親からも、「今すぐ帰ってきなさい、休学させるよ」という言葉が出ました。
でも帰宅した後は、何も言わずに普通に接してくれて、
私はそのまま(試験もあるので)学校の方へ戻ってきてしまいました。

ずっとこのままにはできないとは思いますが、
正直、具体的にどうしたらよいのか分かりません…。

お礼日時:2012/08/21 23:49

まあ、親御さんには親御さんなりの、娘に対する「幸せの形」と言うのを持ってるわけで。


そして、親子だからと言って、互いをどこまで理解してるかは、血のつながりだけの問題じゃないよね?。
疑心暗鬼は、互いを許しあえない関係性から生まれるわけだから…そういう意味では21年間の時間の中で、信頼関係を構築するチャンスを逸してきた可能性がある。

だけど、親は親で「どうにかしないと!」という思いは強いものだから。
自分なりのやり方しか出来ないならば、自分なりのやり方でのアプローチになるだろう。
それは子供から見れば、どうにも理解できないような、乱暴なものかもしれないけれど、それでも「親心」なんだよ。

どちらも大事なことだし、見逃してはいけないものだと思う。
きっと、あなたと親御さんとの信頼関係は、時間がかかるかもしれないね。
しかし、関係性の構築を待っているうちに、他の「大事なこと」というのも並列的に流れているから。
だから、あなたがまずは「自分で強くわかっていること、感じていること」を優先するべきです。

結果としてそれが悲劇的なことに繋がろうとも、後悔はしないで済むから。
人生は選択の歴史だし、時間は有限だから…自分が「これはしておくべきだ」と思ったことは、熟考できる間が無かったとしても、行うべきです。
それが自分のためであるし、他人のためでもあると思って欲しい。

血は流れます。
人が生きるって事、人が生きていくって事は、血を流すことですから。
流れる血を怖がらないでください。
…血と血で繋がると言う事が、生きると言うことですよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
なんだかすごく、自分の中に刻まれることばであった気がします。

>だから、あなたがまずは「自分で強くわかっていること、感じていること」を優先するべきです。

では、それが正解かどうかは分からないけれど…間違いではなかった、と思ってもよいですよね?
彼がいちばんつらい時に、いちばんそばにいられた。
手術翌々日の甘えた彼のお願いには応えられず、強制帰還となってしまったけれど、
それでも充分すぎるほど一緒にいさせてもらえました。

親のことに関して、きちんと考えなければならないという反省はあるけれど、
後悔はありません。

>流れる血を怖がらないでください。

臨床の現場に立った時、思い出したいとおもいます。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/08/21 23:39

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