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尖閣で日中が衝突する可能性まで出てきていますが日本は簡単に制空権をとれますか?海上自衛隊の強さはかなり理解しましたがまずは制空権を取ることが大事だと… 詳しい方教えてください

A 回答 (3件)

中国との軍事衝突と言うと多くの人が「中国は数で勝るので日本は勝てっこない」とか「中国は核兵器を持っているので日本は勝てっこない」と答えがちですが、その根拠は皆無に等しいほど無知な発想です。



先ず核兵器に付いて先に言えば、中国が核兵器を日本に使用するぞと脅しをかけた途端に米国は中国に報復するぞと脅し返します。

米国本土を攻撃するわけではないのに、と思うかも知れませんが、日本には沖縄や岩国、三沢、横須賀、立川など米軍施設がたくさんあって米軍兵士とその家族が数多く住んでいますので、日本を核攻撃するということは約 5 万人の在日米軍とその米国人家族 5 万人も殺すと脅しをかけているのに等しいのですから 10 万人の米国人を殺されるのを黙っている米国ではありません。・・・安保条約 (日米軍事同盟) など持ち出さずとも米国は米国市民を守るために核報復を宣言します。

従って中国は決して日本に核攻撃を行うことはできず、戦争は通常兵器による地域限定紛争のうちに決着を付けなければならないことになります。

地域限定紛争とは、例えば御質問者さんの仰る尖閣諸島紛争ということなのですが、御質問者さんも御判りの通り、実際に兵器を使って戦闘するのは空軍であって海軍は殆んど戦闘はしません。・・・Falklands 紛争の例もあるというのに海上自衛隊と中国海軍との戦力比較を持ち出すのも軍事音痴の考え方です。

では中国はどのような空戦力を持っているかと言うと、簡単に説明すれば中国空軍で航空自衛隊と戦える戦闘攻撃機は J10 と J11 及び Su30MKK のみです。

そのうち J10 は米軍の F16 のような短距離邀撃戦闘機ですので地域拠点防空専用機であり、尖閣諸島に進出してくる数は殆んどありません。

問題は 100 機ほどの J11 と 100 機の Su30MKK ですが、これに対して航空自衛隊は 200 機の F15CJ で迎え撃つことになり、必要とあらば約 100 機の F2 も加わります。

互いに複座の転換訓練機や整備中の機体、拠点防空用として残しておかねばならない機体がありますので全機の総力戦ということはあり得ないのですが、稼働率という観点から見れば航空自衛隊の戦闘攻撃機は中国空軍の 2 倍近い (もしくは 2 倍以上) の数を尖閣諸島領域に投入できます。

機体の戦闘能力という点では J11/Su30MKK と F15DJ はほぼ互角です。

古い F15C 原型機と J11/Su30MKK と較べれば J11/Su30MKK の方が優れていますが、航空自衛隊の F15CJ は 2 度の近代化改修を受けた最新の F15 となっており、装備する Missile も中距離 Missile の AAM4 は J11/Su30MKK 用最新 Missile の R77 と互角、短距離 Missile の AAM5 は J11/Su30MKK 用最新 Missile の R73 よりも高性能 (と言うよりも AAM5 はすれ違いざまに撃ち出すと U Turn して後ろに遠ざかる敵機を追尾できます) ので総合性能では F15DCJ の方が上、年間訓練飛行時間が世界でも Top Class で F15DJ や F2 の Pilot はいずれも模擬戦闘訓練や Scramble 発進を経験している点でも Pilot の練度は航空自衛隊の方が遥かに勝っています。

実戦経験がないなどと言う人もいますが、それはむしろ広大な領土内では平和な空を享受できる上にここ数年に第一線戦闘攻撃機の Pilot となった者に実戦経験などありやしない中国空軍の方に言えることで、航空自衛隊は 50 年前から毎年 100 回以上の Scramble 発進をさせられるほど Russia や中国から防空識別圏への侵入に対処させられており、専守防衛の建前から相手がこちらを撃ち落とすまでは攻撃してはならない、つまり誰か 1 人は最初に死ななければならないという死に直面した状況下で危険な時速千 Km での幅寄せを行なって侵入機を追い返しているのですから精神力も操縦技術も平和ボケした庶民の想像外でしょう。

実際、私は神奈川県厚木基地の近くに住んでいて、ヒコーキ好きなものですから毎日のように米第七艦隊の F18C/D 戦闘攻撃機の飛行訓練を眺めてしまうのですが、たまに飛んでくる航空自衛隊の F15CJ や F4EJ の飛行を観ると、旋回時の機体の動かし方を見ただけでも航空自衛隊 Pilot の方が遥かに優れた技量を持っているのが判ります。

他の自衛隊、特に兵器を扱わない後方勤務の事務員のような人達までは知り合いがいないのでよくは知りませんが、親類と友人に元 F15CJ Pilot と P3C 戦術調整員がいる私の感想では航空自衛隊 Pilot と海上自衛隊 P3C 乗組員、海上保安庁の巡視艇乗組員達は他の自衛隊員や警察隊員とはかなり違うように思います。

まあ尖閣諸島海域に限定した航空戦ならば心配なさらずとも航空自衛隊の E767 に Backup された F15CJ だけで KJ2000 や KJ200 に Backup された J11/Su30MKK を撃退できますし、戦闘が長引いて J10 が無理を押して出張って来ても沖縄米軍の F16 で対処できます・・・その頃には Hawaii から F22A も来ますし、在韓米軍からも支援機がくるでしょうし・・・。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。恐れ入りました。ある雑誌で制空権は一日あれば簡単にとれるというのを見ましたが、まだ航空自衛隊に関する知識が薄く質問させていただきました。尖閣までこれる戦闘機も限られた数しかないみたいですね。イージス艦が活躍するのでしょうか?

お礼日時:2012/11/01 21:35

航空自衛隊なら制空権は取れますよ。


中国空軍は数はありますが、大半は旧式機なので敵ではありません。
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この回答へのお礼

やはりそうですよね。中国の戦闘機はイージス艦にことごとく撃ち落とされるようなきがします

お礼日時:2012/11/01 21:31

いくら性能が良くても数で圧倒的に負けてるから


アメリカが沖縄に派遣してくれた最新式戦闘機があればいけるよって感じかな
ていうか制空権は航空自衛隊っしょ
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この回答へのお礼

ありがとうございます。性能で勝る日本が圧倒的に有利だと思いますが。。

お礼日時:2012/11/01 21:30

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