プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

お世話になります。
ここ北陸では昼過ぎから雷がよく鳴っていました。
仕事を終えて駐車場に歩いているときにも雷が鳴っていました。
そのとき左手でプラスチック製の傘の柄を持ち右手では柄の上の金属部分を持っていました。
両手とも安物の手袋をしていました。

そして、空がピカッと光った瞬間、右手の親指に電気が走ったような気がしました。
でも手袋もしていることだし気のせいだと思いました。
ところがその後、しばらくしてまた空が光った瞬間、傘の金属部分と指の間に火花が走りました。
そうです、電気が走ったのです。

小生、約半世紀生きてきましたが、このような経験をしたのは初めてでした。
本当に驚きました。

雷からの電磁誘導か何かで電気が起きたのだと思いますが、こういうことってよくあることなのでしょうか?
あるいは、落雷の一歩手前のたいへん危険な状態だったのでしょうか?

生まれて初めての経験だったので疑問に思った次第です。
博識ある方のご教示お願いします。

A 回答 (5件)

 傘を上に向けていた、つまり傘をさしていると起こりやすいでしょうね。

一種の避雷針のような状態です。傘の先端から、手を通して大地にアースされているような状態です。

 避雷針の説明から入ります。避雷針は目に見える落雷だけを引き受けているのではありません。雷雲、あるいは雷雲になりそうな帯電した雲が上空にあると、大地は反対の電荷に帯電します。

 このとき、とがった物に帯電が集中します。避雷針はまさにそうです。そして、雲と大地は正負が反対の帯電ですから、電気が流れられるなら流れようとします。目に見えませんが、避雷針は雷雲と大地の間で、電気を流しているのです。尖端放電現象と呼ばれています。

 雷雲が上空にあり、傘を持った状態もこれに近いです。明らかな導線で傘と大地はつながれていませんが、周りの地面よりは電気の通りやすいルートになっています。先端放電現象が起きやすい状況ですから、目に見えなくても電流は流れようとしています。

 そしてなぜかは、分かりませんが、放電は最も電気抵抗の少ないルートを辿ろうとします。人体は電気が通りやすいです。傘の柄から、人体を伝って既に微弱な電流は流れていたと思えます。それは傘の柄から持っている手です。

 さらに指も、電気からすれば掌から突き出た棒ですから、先端放電現象が起きやすいわけです。その経路で微弱な電流が流れていたはずです。そして、帯電がある程度強くなったとき、つまり電圧が高くなったとき、目に見える放電が起きたのでしょう。

 電圧(電位差)は相当高かったと思われますが、静電気でよく経験するように、その電力量は非常に小さく、明らかな感電には至らなかったのでしょう。もし素手だったら、何らかの刺激は感じたかもしれません。

 この状況は安全だったかと言われると、そうではなかったと判断したほうがいいでしょう。今後は、そうしたことが起きたら、避雷針がカバーしているエリアまで退避したほうがいいのではないかと思います。

 ちなみに、自分より高い木のそばは逆に危険です。高い木には落雷しやすいのですが、電気抵抗は人体のほうが低いのです。そのため、木に落雷して、それがそばにいた人に二次落雷することがあります。

P.S.

 もし傘を下に向けていたのだとしたら、おそらく上記の現象ではないでしょう。一応、傘は帯電した地面に対して避雷針のようにはなりますが、その先の人体は地面に接触しています。これでは電圧(電位差)がなく、先端放電現象は起きません。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

そのときは小雨が降っており傘は上に向けていました。
先端放電現象と言う言葉は初めて聞きました。
雷が光っていないときにも空から傘を通して、微小でしょうけど地面に電流が流れているとは、ちょっと怖いですね。

素手のときでのおなじみの静電気の放電の感覚以上のものを手袋を通してそのとき感じていました。
雷の鳴っているときは高い木からは十分に離れて歩くようにします。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/11/19 23:46

とりあえず、雷の直撃でなくて、よかったですね。


雷が落ちると、直撃でなくても、近くに電圧が発生することはよくあります。誘電雷といって、誘導電流の作用です。
http://saijiki.sakura.ne.jp/denki5/kaminari1.html
    • good
    • 1
この回答へのお礼

はい、直撃を受けていたら今頃、病院にいるかあの世へ行っていることでしょう。(笑)
これからは両手で傘を持つにしても、雷の鳴っているときは金属部分を触らないようにします。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/11/19 23:50

さすがに自分の指での体験はありませんが、以前、ひどい雷雨に見舞われて軒下で雨宿りしていた時、軒の金具から小さな火花が放電するのを見たことがあります。



雷と同じタイミングで発生したので、雷で発生した強力な電波ノイズが導体の金属に誘導し高電圧を発生させ、電磁誘導でおこるものだと思います。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

雷の発生する電波(放射)ノイズにより高電圧が発生したと言うことでしょうか?
なんとなく理解した気持ちになれました。(^^;
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/11/19 23:31

誘導電流だったらあなたはもう死んでいます^^



それ自体は静電気ですよ。
ただ、もうすぐ雷が近くまで来てた証拠です。

落雷の一歩手前だったいえます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

理屈はわかりませんが、誘導電流でなくて良かったです。(笑)
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/11/19 23:28

 雷は、急激な上昇気流などで空気や雲(水滴)に静電気が発生し、雲の中どうし、あるいは雲と地上との間で放電するものです。



 雷が放電する前には、空気中(おそらくかなり上空)にプラスイオンとマイナスイオンが存在しているわけで、質問者さんの傘の金属部分は、そのどちらかに引かれて静電気を帯びていたのではないでしょうか。それが指を通って地面と軽く放電したということだと思います。
 冬の乾燥しているときに、ドアノブや車のドアに触れた時、ピッと放電する静電気と同じ程度でしょう。
 決して落雷の一部とか、落雷直前だった、という切羽詰まった状態ではなかったと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

傘の金属部分が静電気を帯びていたというのは理解できます。
しかし、手袋を通しての放電でしたから、一般の静電気の放電よりもかなり強かったものと思われます。
雷の放電と同時だったので、どういう理屈で放電したのか興味のあるところです。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2012/11/19 23:26

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!