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伝統芸能の世界は別として、大衆芸能の世界の話ですが
芸能の世界ですから好き好きで、だれもがみとめる、とか、最頂点に君臨する、ということは本当はないんですが、森光子さんが亡くなられたニュースをみていて、なにか、女優界の頂点にいたひとがなくなったかのような表現に違和感を感じました。たしかに大女優だし、文化勲章受章もしています。ただ、できるだけ客観的にみて、山田五十鈴、杉村春子(舞台)、高峰秀子(映画)を超える存在ではないような気がするんですが、マスコミの取り上げ方は一番大きかった気がします。
また故森繁久弥が晩年芸能界の最重鎮のような扱われ方をしましたが、彼が喜劇でもシリアスでもそのときどきでトップに立ったという感じはありません。
美空ひばりはさすがに大スターだけあって最初からアンチも存在していたようですが、もともとは大人のように唄のうまい子供、笠置シズコのコピーであったのはまちがいなく、以後自力でスター街道をきりひらいたのはまちがいないですが、全盛期はずっとつづいていたわけではなく、10年周期ぐらいに大ヒットを飛ばしていた。と私は認識しています。
山口百恵もスターにまちがいはないですが、過大評価されているようにおもいます。
その時々である程度長くトップに君臨したのは、唄の世界でいえば、三橋美智也、沢田研二、ピンクレディーなどだとおもうのですが、大御所や親分扱いされることはありません。故人もいますが。

ところが(個人的にはすごく好きですが)、函館の女、与作、ぐらいしか大ヒットがないとおもわれる北島三郎は唄の世界の「おやじ」「重鎮」あつかいされています。いうほど、本音をいうわけでもない和田アキ子(この人もまたファンです)はやはり唄の世界の大御所扱いされています。
これは親分肌、姉御肌、というキャラクターがおおきく寄与していると感じますが、ヒット曲やキャリアも加味すれば、森進一や、島倉千代子などのほうが大御所にふさわしいとおもいますが、ギャラの世界はイメージの世界とは違ってシビアなんでしょうか。(大御所といわれてはいてもギャラランクは低い)
裕次郎の場合もそうですが、早すぎる死、もしくは長寿、が人の記憶に残り、それが=大御所・トップ女優・俳優というある意味勘違いをうみだしている、とおもうのですが、どうおもわれますか?

A 回答 (1件)

 誰も故人を悪くいう人はいません。


昔のスターは偉かったという思い出がいっぱい残っているのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2012/12/05 17:14

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