No.6ベストアンサー
- 回答日時:
南蛮貿易ていうと、それまで無かったものが急に生まれた!
なんてイメージがありますが、実際は
東アフリカの海岸から日本や朝鮮までの広域貿易圏に、新参者であるポルトガル人が参入した。
というのが大航海時代から南蛮貿易での実態です。
アフリカ大陸の西をポルトガルが南下するのに時間がかかりましたが、
1488 バルトロメウ・ディアス 喜望峰発見
1497 ヴァスコ・ダ・ガマ インドへ
という時、喜望峰からちょっと東に行って、インド人の航海士を雇ってインドに行っています。
http://www.y-history.net/appendix/wh0201-088.html
すでに中国人も東アジア交易圏からインド洋交易圏に進出しております。
ヨーロッパの地中海商人にとっては「アラビア語」を使える人間がいるのは当たり前でしたので、アラビア人が進出していた東アフリカまで到達すれば、マレー半島までは交易の上では問題無いですし、マレー半島まで来れば、交易語は中国語でOKです。
時代は後期倭寇の時代であり、後期倭寇の主力は中国人ですから、交易の上では何ら問題ありません。
交易以上の宗教とかになるとちょっと面倒な言葉が必要になるので、ザビエルなどは「日本から東南アジアに逃げてきていた やじろう」というのを通訳で連れてきています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%82%B8% …
No.5
- 回答日時:
当初は、中継貿易に携わっていた国境に縛られない東アジアの交易商人たちが媒介となっていたと考えられます。
南蛮との交流(布教含む)が進むにつれ、南蛮の言葉を話すことのできる日本人が増え、南蛮人の中にも日本語を理解する者が増えていったのでしょう(日葡辞書はその基盤)。
No.4
- 回答日時:
例えば幕末の「開国」を例にとりましょう。
ペリーは浦賀に来航する前、1853年に琉球(現在の沖縄県)を訪れています。この時ペリーとの交渉に当たった人物が板良敷 朝忠(いたらしき ちょうちゅう)もしくは牧志 朝忠(まきし ちょうちゅう)と呼ばれる人です。
板良敷 朝忠は学業的に優れていたことから現在の国費留学生に相当する形で中国に留学し中国語を学んでいますが、その際に英語も身に付けていたと考えられています。その理由ですが、当時の中国は東インド会社を通じてのイギリスやオランダなどとの海外貿易も行われていた事から英語←→中国語の形でマルチリンガルの能力を有する人物もかなりの数でいたことも容易に想像できます。ですから留学生の板良敷 朝忠も当然のことながら英語に堪能だったとの説明も納得の出来るところです 。
また信長で知られる南蛮貿易ですが、それと同時にポルトガルからキリスト教がもたらされたことも忘れることのできない理由になります。宣教師が日本で布教活動を促進するため、16世紀の後半から17世紀の初頭にかけて辞書が作られます。『日葡辞書(にっぽじしょ)』と呼ばれる、室町時代から安土桃山時代にかけて使われていた「日本語」を今に伝える史料としても知られている書物です。
この辞書の特徴は「ローマ字による日本語表記」を行っている点で、「この言葉はこう読み、この様な意味がある」ことを示している点にあります。ですから今で言う「ネイティブ・スピーカーの発音を文字で表した文献」と考えればわかりやすいかと存じます。
この当時の言葉は今でも私たちの身の回りにある言葉として伝わっているものがかなりありその中には「タバコ(tobaco)」や「シャボン(sabao)」などの馴染み深いものもあります。
No.3
- 回答日時:
有名なところでは ジョン万次郎ですが
戦国時代とかは宗氏のように中国語が話せる大名がいたので 通訳として取り立てられたりしてましたね
あとはルイスフロイスみたいに宣教師は外国語話せたんで彼らが通訳してくれました
もっと昔の時代では遣隋使や遣唐使で中国人を連れてきて通訳として雇ったりしてました
昔は貿易相手が限られていたので今みたいに多国語を話せなくても別に苦労はしなかったみたいです
No.2
- 回答日時:
なんか、通詞という通訳の人がいたみたいですよ。
通詞(つうじ)とは、江戸幕府の世襲役人で公式の通訳である。ポルトガルとの南蛮貿易の際の通訳に始まり、オランダ貿易や中国貿易などを担当した。通辞、通弁、出島役人などとも言う。蘭学などが彼らによって日本に入ってきたように、西洋文化受容の受け皿となっていた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%9A%E8%A9%9E
http://www.mirokuya.co.jp/mlmag/archive/vol36.html
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
おすすめ情報
- ・漫画をレンタルでお得に読める!
- ・人生のプチ美学を教えてください!!
- ・10秒目をつむったら…
- ・あなたの習慣について教えてください!!
- ・牛、豚、鶏、どれか一つ食べられなくなるとしたら?
- ・【大喜利】【投稿~9/18】 おとぎ話『桃太郎』の知られざるエピソード
- ・街中で見かけて「グッときた人」の思い出
- ・「一気に最後まで読んだ」本、教えて下さい!
- ・幼稚園時代「何組」でしたか?
- ・激凹みから立ち直る方法
- ・1つだけ過去を変えられるとしたら?
- ・【あるあるbot連動企画】あるあるbotに投稿したけど採用されなかったあるある募集
- ・【あるあるbot連動企画】フォロワー20万人のアカウントであなたのあるあるを披露してみませんか?
- ・映画のエンドロール観る派?観ない派?
- ・海外旅行から帰ってきたら、まず何を食べる?
- ・誕生日にもらった意外なもの
- ・天使と悪魔選手権
- ・ちょっと先の未来クイズ第2問
- ・【大喜利】【投稿~9/7】 ロボットの住む世界で流行ってる罰ゲームとは?
- ・推しミネラルウォーターはありますか?
- ・都道府県穴埋めゲーム
- ・この人頭いいなと思ったエピソード
- ・準・究極の選択
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
-
ポツダム宣言
-
日本が中国や韓国に対して酷い...
-
戦前の「男がよく待ち合いを利...
-
日本では奈良時代に大仏に使う...
-
中国って何で科学技術は発展し...
-
昭和って大昔ですが、なんで当...
-
二次大戦後の物価統制令に伴う ...
-
ポルトガルって1400 1500年代調...
-
「人類共通の目的がない時代」...
-
「西郷隆盛の征韓論」はウソ?
-
櫓で漕ぐ船の優位性を多くの日...
-
貴族当主と上位の貴族子息どち...
-
戦国時代について。
-
関ヶ原の戦いで石田三成(西軍)...
-
靖国神社には戦争犯罪人以外の...
-
ボリシェヴィキは、共産主義と...
-
土一揆と一揆の違い
-
北方領土をソビエト連邦が占拠...
-
日本の民族が海外に渡った例っ...
-
第二次大戦前のスペインも、為...
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
おすすめ情報