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この動画の1分くらいまでで使用されている弦楽器はバイオリンとコントラバスでしょうか。
またこの音色の場合はどのような人数の構成になっていると思いますか?
素人質問ですみません。
あと管楽器ですがホルン?もありますかね。

A 回答 (3件)

至って通常の管弦楽編成だと思うので、弦楽4種は使われているはずです。

そこまで華やかめの音楽で、弦楽4種(かつ各パート複数人数)が使われていないということはあまり考えられないと思います。

ホルンの音も聞こえますが、例えば1:00直前のそれらしい音では、ホルンに木管楽器がユニゾンで重ねられています。これはおそらくクラリネット辺り(もしくはそれプラスフルート)。このクラリネットを弱いトランペットに置き換えても近い音は出る気がします。
・・・ここの部分からも、もしかしたらホルンに聞こえる部分は、全編に木管楽器も合わせられている可能性もありますね。ない可能性もあります。でも少なくともこの曲が木管楽器も加えた編成になっていることは確かです。

管弦楽のみの序盤に限れば、至って通常の管弦楽サウンドに聞こえました。特に自分は音を分厚くする為に何か別の重低音を重ねているという感じもしませんでしたよ。それは例えば、1:43のチェロ+コントラバスのみのユニゾンになった部分からも伺えます。
ただ、クラシックCDのようなホール録音(全体音が遠くまとまっている印象)とは違い、各音域や各楽器がかなりクッキリと浮き上がって聞こえるので、スタジオ録音などでミキシングしている印象はあります。ハリウッド映画なんかでよく使われるあのパターンです。
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これ実は打ち込みなんですよね。


弦楽器はバイオリン・ヴィオラ・チェロ・コントラバスを使用していますが、正しいパートわけというより音色の響きとして良いものをチョイスして使っていると考えたほうが良いですね。
(ここのヴィオラパートはなんか音色のアタックが弱くて力強さがないからチェロのサンプリングの高音使った方がいいね。ここだけヴィオラパートも全部チェロでやっちゃおうよ。みたいなこともあるわけで、パートとしての想定音色と実際の使用音色に相違がある場合もあります)

もともとサンプリング音色ではレガートの演奏がうまく再現できません(ソロ楽器はともかくセクションでサンプリングされているものは従来のポルタメントの手法では不自然になってしまうからです)
そこであえてスタッカートやマルカートの一発サンプリングの音色ばかりを多用することで、打ち込み臭さを回避するというアレンジが、やがて独自の映画音楽へと発展していったのです。

ホルンも打ち込みです。
(打ち込みといっても手弾き入力とかはしていますよ)

打ち込みの場合、問題点としてフレーズにスプリットが発生すると人数が倍増してゆくという点があげられます。

たとえば、10人編成のバイオリンセクション1が途中で和音フレーズを弾いているとします。
この場合、生演奏ならば5人+5人にスプリットされて演奏したりするわけですから、トータル人数が変わることはありません。
つまり、楽曲の構成上フレーズが分離・拡張されて和音がどれだけ積み重ねられようとも、演奏者の人数=アンサンブルの規模は一定なのです。

ところが、音源の場合はあくまでセクションごとにそのまま録音しているだけですから、先ほどの例のようにスプリットが発生する場合でも、1音(1サンプリング)の人数が変わるわけではありません。ですから10人+10人といったように人数が倍増してしまうのです。それこそ3声スプリットになったら10人編成が30人編成になってしまうわけです。

映画音楽の場合、完全に生楽器に差し替える場合は人数も考慮してアレンジしますが、打ちこみに生楽器を加算するケースではこのような人数感の問題は気にしない場合もあります。
(生を加算するときはトップだけに足したりといった手法も定番ですが、こうした人数感の矛盾よりも出音の艶やゴージャズ感が重視されます)

また、劇場公開時は当然ライブ演奏ではあくまでモニターからの再生なので、人数感とは別に周波数別の音圧感も制御する必要があります。
生オケそのままだと音声や環境音に比べて音楽の低音がスカスカになってしまうので、サイン波のような基音だけを発振して他の音色に埋もれて目立たずにローを補完してくれるような音色を加算したりと厚みを持たせます。
(あるいはチェロやコントラバスの録音物からそのような音色を生み出せる加工技術などもありますので、そうしたエフェクトで補正をかけたりと生オケとは違う音づくりをします)

近年発売されているストリングス音源ではあらかじめ複数の人数編成でサンプリングを行い、和音を入力した時には自動的に人数を減らしたサンプリングに音色を切り替えて、トータル人数を自動管理する音源も登場してきています。

こうした「これ一体何人くらいでやってんの?」というちょっと意味不明な人数感の問題は、今後改善されてゆくのかもしれませんね。

この回答への補足

打ち込みでしたかぁ。
この作曲家のクレイグームストロングはオーケストラコンサートやったりしていますが、こういうのでは打ち込みですましてしまうんですかねぇ。
East Wast社のソフトで打ち込みしてるんですかね。
ありがとうございます!

補足日時:2013/02/03 03:47
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 通常の弦楽オーケストラで、ヴァイオリンとコントラバス以外にもヴィオラ、チェロが入っていると思います。

オブリガート風にホルンも入っているようですね。

 音がかなり分厚いので、人数は結構多め(例えば第1ヴァイオリン:8人、第1ヴァイオリン:7人、ヴィオラ:6人、チェロ:5人、コントラバス:4人とか)、もしくは少人数で多重録音していると思います。
 低音の補強にエレキベースも加えていると思います。
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