「日中戦争」は、「日中紛争」が正しい？

戦前、日本が、蒋介石軍と戦った戦争は、「日中戦争」とは、呼べないんですね？
「戦争」というのは、国家間のものです。
戦前、日本は、汪兆銘政権を、中国の正式な政府として、認めていました。
当時は、中国に、３つの政府があり、汪兆銘政権(親日政権)、蒋介石政権(親米英政権）、毛沢東政権(親ソ政権）に分かれていました。
汪兆銘政権からすると、蒋介石軍は、反乱軍にすぎません。
日本は、中国の反乱軍と戦ったわけですね？
すると、賠償金も、関係ないですね？
戦争じゃないんだから。

当時は、最も弱小だった毛沢東軍が、最終的に、中国を制覇したわけです。
”日本軍と、蒋介石軍を、戦わせろ”というスターリンの戦略が、天才的だったんです。
戦後、東欧も、ソ連の支配下に入りました。
スターリンは、ビスマルク、メッテルニヒ、チャーチルなどと並ぶ、稀代の戦略家だったんです。

No.3 ベストアンサー 回答者： mable2006 回答日時： 2013/02/12 21:29

「戦前、日本が、蒋介石軍と戦った戦争は、「日中戦争」とは、呼べないんですね？」

そうですね。1941年12月9日までの時点なら、宣戦布告無き戦争ということなので「日華事変」が一番正確なのだと思います。
それ以降は第二次世界大戦の中国大陸戦線ですね。
「当時は、中国に、３つの政府があり、汪兆銘政権(親日政権)、蒋介石政権(親米英政権）、毛沢東政権(親ソ政権）に分かれていました。」これは違います。開戦後すぐに第二次国共合作が成立したため、共産党軍も蒋介石政権の隷下に置かれて「八路軍」「新四軍」と名乗っていました。国共合作によってソ連から蒋介石政権も援助を受けていました。
したがって汪兆銘政権は日本以外の国では「日本軍が作らせた傀儡政権」と見られていたため、本来なら賠償金を求められてもおかしくなかったのです。
なぜ、賠償金を支払わなくても良かったのかといいますと、戦後に台北の蒋介石政権と平和条約を結ぶ時に「台湾にあった接収した財産で充分。これ以上賠償をする必要がない」と蒋介石が考え、日本を「味方」にするため賠償権を一方的に放棄したからです。

この回答へのお礼

ありがとうございました。
日本人には、正しい歴史が必要です。

お礼日時：2013/02/13 15:54

No.2 回答者： tanuki4u 回答日時： 2013/02/11 17:21

1941年12月9日に蒋介石は対日宣戦布告をしています。

なので、1941年12月9日以前は　日中紛争でありそれ以降は日中戦争。

戦争当事国に対しては、物資の補給等に関して制限が生じます。

1941年12月9日以前においては、日本も中国もアメリカから戦略物資を輸入する必要があったので、お互いに「戦争当事国」になりたくなかったので、お互いに紛争状態としております。

また、ソ連が承認していた政権は、中華民国の蒋介石政権です。
なので、1945年8月14日に、第二次世界大戦後の中国での利権確保のために中ソ友好同盟条約を、中華民国（蒋介石政権）と結んでいます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E3%82%BD% …

この回答への補足

＞1941年12月9日に蒋介石は対日宣戦布告をしています。

日本政府は、蒋介石では、なくて、汪兆銘政権を正式な政府として、認めていました。
だから、日本からは、宣戦布告してないでしょう？

＞また、ソ連が承認していた政権は、中華民国の蒋介石政権です。

スターリンは、蒋介石を利用したんです。
蒋介石なら、アメリカやイギリスが、援助します。
スターリンの戦略は、「敵同士(蒋介石と日本軍)(日本とアメリカ)を、出来るだけ長い間、戦わせる」というものでした。
そうして、「漁夫の利を得る」というものでした。
戦前のソ連は、弱かったので、アメリカの力を利用しないといけなかったんです。

補足日時：2013/02/13 15:53

No.1 回答者： poomen 回答日時： 2013/02/11 16:29

　ポツダム宣言は、アメリカ、英国、中国の連名で発表されました。

後にソ連も加わりました。

　これを受けて「降伏を迫るポツダム宣言を受諾した（つまり、アメリカ、英国、中国、ソ連に降伏した）」という歴史的事実はどうなるのでしょうか？？？

　もう一度高校日本史の教科書を読み直してください。

この回答への補足

中国に、３つ政府があったことは、事実です。
第二次大戦後、毛沢東が、蒋介石を倒して、中国大陸を統一しています。
蒋介石は、イギリス、アメリカの後押しを受けていただけです。
スターリンは、蒋介石を利用して、日本と戦わせ、その間に、毛沢東が、勢力を挽回しました。
毛沢東軍は、蒋介石軍に掃討作戦をされて、消滅寸前だったんです。
ルーズベルトも、チャーチルも、スターリンに利用されただけです。
第二次大戦後、最大の勢力拡大をして、最大の恩恵を受けたのは、ソ連です。

戦勝国の作った歴史に、別に、こだわる必要は、ありません。
日本の歴史教科書なんか、ひどいものですよね？
学校の歴史教科書は、読んでも、わけが分からないように、書いてあります。
戦前は、アジア中が、欧米の植民地だったことも、書いてありません。
アジアに独立国は、中国とタイと日本しかなかったんです。
世界で有色人種の独立国は、中国、タイ、日本、アフガニスタン、トルコくらいだったんです。
第二次大戦における、日本の果たした役割は、世界の植民地の解放・独立だったんです。
戦後、世界中の植民地が、独立しました。
日本のおかげなんです。
日本の歴史教科書には、そんなことは、一言も書いてないですよね？

補足日時：2013/02/13 15:49