DNA鑑定による父親の判別で特殊な場合

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質問者：mide
質問日時：2013/02/14 16:58
回答数：4件

夫Aと妻Bの間に息子Cがおり，Bが新たに子を生んでその父親がA かCのどちらかである場合，DNA鑑定で（確率的にでも）どちらか判別できるのでしょうか？

実際にそういった判定が必要な状況があるわけではなくDNA鑑定についての仮の話です，念のため。

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回答 (4件)

No.4

回答者： w6o6n
回答日時：2013/02/18 03:12

一応補足します。

確かに染色体の対の一部が入れ替わる「組み換え」という現象がなければ、極めてまれな確率で判別困難かも知れません。
しかしヒトでは計算上47回も組み換えが起こるので、適切な鑑定であれば判別可能です（ヒトゲノム=4702 cMより）。

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この回答へのお礼

補足ありがとうございます。たいていの場合は判別できるわけですね。

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お礼日時：2013/02/18 14:12

No.3

回答者： lupinletrois
回答日時：2013/02/17 23:00

通常判別可能です。

ただし、判別不能の確率は０ではありません。

これは、新たな子の父親の判別の問題で母親には関係しません。
母親から50％受け継ぐのは当たり前ですから、母親が別の後妻でも
数学的確率は同じです。

AとCの共通の染色体がすべて新たな子に受け継がれた場合、
判別不能です。その確率は839万分の1です。
これ以外は、AのCに受け継がれなかった染色体か、Cが母親から
受け継いだ染色体でわかるわけです。

上の計算には、ヒトの染色体23対での話で、また DNA組み換えが起こる
ことを無視しています。

なお、DNA鑑定は、通常全DNAを読み取って鑑定するものではありません。
全DNAを読み取るには、費用的にも時間的にも現実的にはないからです。
DNAを設計図に例えると、DNA鑑定は、有効な部品図・組立図でない余白
のシミや模様の検出している場合がほとんどです。

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この回答へのお礼

わかりました。DNA鑑定という点からはさして特殊な場合ではなかったのですね。

ご回答ありがとうございました。

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お礼日時：2013/02/18 14:09

No.2ベストアンサー

回答者： w6o6n
回答日時：2013/02/15 18:52

判定可能です。

すごく大ざっぱに答えると、
夫Aが父親なら、「新しく産まれた子」は夫Aと妻BのDNAパターンを半分ずつもっていますが、
息子Cが父親なら、「新しく産まれた子」は息子C(=夫Aと妻BのDNAパターンのミックス）と妻BのDNAパターンを半分ずつ、つまり妻BのDNAパターンを75%もっている形になりますので、
A,B,C,「新しく産まれた子」のDNAサンプルがあれば、比較によってまず完璧に判定できます。

・A,B,Cのうち誰かのサンプルが欠けていても推定可能です。
・近縁、息子Cとその弟という場合でも判定可能です。どちらも夫Aと妻BのDNAパターンのミックスですが、２３対の染色体（＋性染色体）の一方をそれぞれの親から引き継ぐのですが、息子Cとその弟が両親から同じ対の染色体を引き継ぐ確率は７０兆分の１、つまりきょうだいでもひきつぐ染色体のパターンが異なるので、判別可能です。

判定困難なのは一卵性双生児のどちらか？という場合でしょうね^-^;