(1)ベンゼンスルホン酸に水酸化ナトリウムを、アルカリ分解したら、ナトリウムフェノキシドになりますが、これを化学反応式で書くとどうなりますか?
そもそも、アルカリ分解がよくわかりません。アルカリ加水分解と同じですか?
(2)クメン法で、ベンゼンにプロピレンを付加して、酸化するじゃないですか、そのときに、ベンゼン直結の炭素は、何個あっても、酸化されたら、安息香酸になるんじゃないですか…?
これは特別ですか?
(3)変なことなんですが、
アニリンを作るときに、ニトロベンゼンにスズ(鉄)と塩酸を加え、水酸化ナトリウムを加えますよね。
それを、ニトロベンゼンから、水素かなにかを加えて一気に還元して、アニリンにするのはダメなんですか?
そもそも、なんで、ニトロベンゼンからアニリン塩酸塩にするのに、スズか鉄がいるのですか?塩酸だけでいいのでは…(^^;)?
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
no.1です
言葉足らずでごめんなさいね(汗
アルカリ中ですから
亜硫酸水素イオンは亜硫酸ナトリウムに
弱酸…というより微酸性(笑)の
フェノールはナトリウムフェノキシドに
それぞれ中和されて塩になりますよ
従って(3)で水酸化ナトリウムを加えたと同じように
炭酸や何かで弱酸遊離しないとフェノールが得られません
こういう質問にこだわる姿勢は非常に重要で
なおかつ投げ出さずに質問をしたのは立派なことです
あなたはきっと化学が得意になることでしょう
応援しています
やっと分かりました~\(;∀;)ノ感動です(笑)
ホントですね!亜硫酸イオンとナトリウムが中和して、亜硫酸水素ナトリウムになり、亜硫酸イオンと置換した水酸化物イオンが中和して、ナトリウムフェノキシドになりますね~(^^)♪
こういう質問好きとか、投げ出さずに立派だ、なんて言ってもらえるなんて嬉しいです(≧∀≦)
くだらない質問だから、誰も答えてくれなかったらどうしようかと思っていたので(笑)
昨日は主に有機の問題を解いていたのですが、なんかことあるごとに、細かいことなのに、この反応ってどうなってるの?!?!と深く考えてしまって…(>_<)
解決できてスッキリです!!
実は今高3でして…びっくりかもしれませんが…(笑)何、初歩的な質問してるのかって(笑)来週が国立の前期試験です(笑)
もちろん、化学が好きなので、化学系の学部に進みます♪
大学でも、ちょっとした疑問から大きな発見につながったりするかもしれないので、好奇心、探究心をもって頑張ります\(^O^)/
No.6
- 回答日時:
no.1です
3の説明の最後で
弱酸遊離と書きました
失礼をばいたしましまた
アニリンは塩基ですから
弱塩基の遊離ですね
訂正してお詫び致します
ナトリウムフェノキシドの方は
弱酸遊離で大丈夫です
ごめんなさい ちょっと酔ってたので(汗
No.4
- 回答日時:
3です
スズや鉄は塩酸と反応して2価の陽イオンになります
そしてそれぞれ、4価、3価の更に安定な陽イオンになろうとします
すなわち相手に電子を与え、還元剤となります
ここでニトロ基が還元されてアミノ基になります
水酸化ナトリウムは直接反応機構とは関係ないです
できたアニリンが塩基性なので、余った塩酸と中和して塩になっているので、水酸化ナトリウムでアニリンを弱酸遊離しているだけです
vvv
この回答への補足
なるほど(・∀・*)水酸化ナトリウムは直接反応とは関係ないのですね~!アニリンが塩基性だから中和して塩になって、弱酸の遊離してたんですね~!(*゜▽゜*)
補足日時:2013/02/19 01:14No.3
- 回答日時:
続きです
2
確かに酸化ですが,アルキル系の側鎖がカルボキシル基になるよりは,ずっと弱い条件です
過マンガン酸カリウムなどの強い酸化剤は使わないですからね
そこでベンゼンに対する反応よりも、より反応性に富んだプロペンの二重結合の方がより反応速度が速く、優先的に進むわけです。
そもそも、安息香酸になるにはメチル基や何かの炭素が付いていないとですよね
できたクメンも、強く酸化すれば安息香酸になりますよ
No.2
- 回答日時:
(1)
強アルカリと共に加熱するというかなり過激な条件ですから、
現実には複雑な反応が起き、種々の化合物ができます。
そのうちよくできる物がナトリウムフェノキシドなんですね。
ちなみにこの方法はふつう「アルカリ融解」と言いますね。
でもそんなにたいした意味はないですよ。アルカリと共に融解する方法だからそう呼ばれるのです。
(2)
>ベンゼン直結の炭素は、何個あっても、酸化されたら、安息香酸になるんじゃないですか…?
読点が多すぎて読みにくいですね。
ともかく、それは過マンガン酸カリウムでの酸化の場合ですね。
クメンからクメンヒドロペルオキシドを作るときはそんな薬品を使いません。
空気酸化(空気中の酸素で酸化)させます。
(3)
良い質問ですね。
ただ、水素ガスそのものというのは常温でそのまま還元力を示すほど強い還元性がありません。
しかし発生期の水素と呼ばれる、金属と酸から発生したての水素には強い還元性があり、それを使って還元しています。
作られたばかりの水素はまだ余分なエネルギーを持っており活性化されていると考えられます。
(2)…読点が多くてすみません(T_T)伝わりやすいようにわざとつけたつもりでした…;;
そうなんですか!過マンガン酸カリウムのときだけなのですね!
(3)…お褒めいただきありがとうございます(^^)♪
詳しく教えて下さってありがとうございましたm(__)m
No.1
- 回答日時:
こういう質問好きです(笑
1
ベンゼン環自体が安定で壊れにくいのはいいですか
そうすると残る選択肢は、側鎖が取れて入れ替わる置換反応しかありません
スルホ基は単独では亜硫酸水素イオンとして存在できます→ SO3H → HSO3-
反応の前後の電荷の収支として、亜硫酸水素イオンが陰イオンとして取れるのであれば
取って代わるのは同じ陰イオンでなくてはいけないですね
ここでは加えた水酸化ナトリウムの水酸化物イオンが置換するというわけです
もっとも、すぐ中和されますが…
この回答への補足
すみません(>_<)
スルホ基が亜硫酸水素イオンになって、それが水酸化ナトリウムの水酸化物イオンと置換するんですね。それから、何と何が中和するのですか…(;;)?
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