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 このたびマイナンバー制度が決まりそうですが、これってそんなに意味あります?少なくとも国民には直接的メリットは無くデメリットしかしかないように思います。

 脱税に対策になると言って居ますが、本当でしょうか?全ての商取引にマイナンバーを提示しなければ買い物もできないようにするなら、ある程度追尾できるかもしれませんが。そんな事は事実上不可能でしょう。

 脱税対策するなら、マイナンバーに留まらず、法人や、自営業者を屋号ごとに番号化する必要もあるでしょう。そして取引した物は何にあたるか、取引時に勘定科目まで、キッチリださなければ意味がありませんが、そんな事は事実上不可能ではないでしょうか。

 どうやって脱税対策にマイナンバーを有効利用しようとしているのでしょうか?運用面がまるで分かりません。

 そもそも不公平を無くす為とか言ってますが、重箱の隅をほじくり返した所で、取れる税金なんて、たかが知れてるでしょう。少しの税金も欲しい状況なのかもしれませんが、マイナンバーには将来的にもっと大きな意味を持っているので、官側としては、やらないよりやっておいた方が何かとメリットがあると思っての事では無いでしょうか。

 結局運用次第ですが、マイナンバーを徹底的に利用するならば、個人のおおよその資産や流入具合を丸裸にする事ができるでしょう。重箱の隅の税金よりも、むしろそちらを把握するのが本当の狙いでは?

 タンス預金などしても、マイナンバーをあらかじめ通しておけば、新紙幣発行案(旧紙幣は期限までに新紙幣に交換させる)が、そのうちだされて完全把握されるでしょう。そうなれば、どこをどう増税すべきか、相手がサラリーマンだろうと自営業者だろうと農家だろうと、金溜まりができている場所を把握し、取りやすいところから取るなんて事も可能になりかねませんね。マイナンバーの先には増税天国が待って居る気がします。極論を言えば将来国が傾いた時、金融封鎖なんて事も想像できない訳ではないでしょう。

 ちなみに、こういった質問をすると誤解されそうなので申しますと、私はフリーランス(自営業者)です。今年の確定申告も済ませました。自分で言うのも何ですが、優良な納税者の部類ではないかと思って居ます(笑)職業柄、経費になるものが殆どありませんので、経費水増しで脱税や節税なんてできないので、脱税の不公平感を無くす為なら、マイナンバーが適用されても何の影響もありません。脱税対策にマイナンバーを導入すると言う意見を多く聞くので、本当にナンバーで脱税対策ができるのか疑問に思って質問致しました。

A 回答 (19件中1~10件)

お礼を頂きました27clubです。


 マイナンバー制にして、コンピューターで銀行預金をスクリーニングしたら、簡単に少額でも、脱税候補が見つかります。

 例えば、株で儲けたとしましょう。分離課税にしておくと、利益から20%の税金を取られます。現在は、税金はこれで終わりです。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%86%E9%9B%A2% …
 
 ところが、マイナンバー制になると、この収入も、明らかになってしまいます。すると、地方税が掛けられるでしょう。現在でも、分離課税にしておいても、申告すると、地方税がかかると思います。地方税の税率は低いのですけど、これがかかることにより、国民健康保険税が変わってきます。一人の場合は、年金以外の収入がない場合は2万円ほど、収入があると、一気に7万円以上になります。そして、高額医療費の限度額も、大きく変わります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E9%A1%8D% …

 この辺でも、無収入の老人世帯が山の木を売ってるのですけど、全部無申告です。もちろん、貯金しているのですけど、大した額ではないので、税務署も知らん顔です。と言うか、いちいち調べられないのです。ところが、マイナンバー制にすると、少しの収入でも簡単にばれて、地方税と国民健康保健代がたくさん取れます。もちろん、木を買った業者も無申告、芋づる式に上の方まで上げられます。

 話は、質問者様の国民健康保険税を公平にして欲しいという話ですが、私もそう思います。会社員も、公務員も、誰もかもが国民健康保険でよいと思います。そして、年金も、国民年金一本で良いと思います。国民年金は、必要最低限の補償と言うことですから、多額の退職金を手に入れた公務員には、それだけで十分なはずです。もし、それ以上欲しいと言うのであれば、民間の年金に入ればよいと思います。これが、公平と言う物でしょう。

 有り難うございました。
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この回答へのお礼

 分離課税の説明ありがとうございます。しかし、株やらFXやらをやったことがないので、今ひとつピンと来ませんでした。つまり、株やFXでも源泉徴収タイプ「クリック365」でしたっけ。ああいうのにしていると、地方税がかかってないと言う事なんですね?それは凄い話ですね。全く知りませんでした。脱税というより、システムの不備ですね。

>ところが、マイナンバー制になると、この収入も、明らかになってしまいます。

 どうやって明らかにするのでしょう?株取引にはマイナンバーを提示しなければ取引できなくし、取引履歴を県や市が閲覧できるようにするのでしょうか。それはそれで問題になりそうな…。取引金額だけなら問題にならないかな。

 また、山林の話もありがとうございます。確定申告などの話の時に、山林所得者は金額に限らず記帳義務があると言う話を聞いた事があるのですが、なぜ山林?と思っていたのですが、そう言う話があったのですね。しかし、この話もマイナンバー制でどうやって明らかにするのでしょうか?まぁ公平性と言えばそうなのですが、その金額が本当に少額なら、年寄りの微々たる収入までむしり取るのもどうかとも思わなくも無いですけど…。もちろんビジネスでやってる人からは公平に取れば良いと思いますが…。


>収入があると、一気に7万円以上になります。そして、高額医療費の限度額も、大きく変わります。
>質問者様の国民健康保険税を公平にして欲しいという話ですが、私もそう思います。

 そうなんですよね…。年金も不公平ですが、私の今一番の不満はやはり国民健康保険料ですね。金額を言うと年収がおおよそ特定されそうで恥ずかしくて言えませんが…。年金は掛け金が一応帰ってきますが、国保は完全に全員が掛け捨てな訳で、だったら、組合などが無い、国民健康保険だけバカ高い金額を何とか公平に割って欲しいですよ。月1~2万程度の違いなら、仕方ないかと思えなくもないですが、月6万とか8万とか、そんな差額が平気起こりえます。そういう差額は私のように地方だと生涯払うと楽々一軒家が建つぐらいの差額。酷すぎる制度に納得いかないですね。

お礼日時:2013/03/08 09:54

> 貴方は脱税に対して効果的でない事を認めていらっしゃいますので、この話題はこれぐらいでいいでしょう。



===
私の回答で言っていることは、脱税防止に効果がない、ということではなく、脱税防止が目的ではない、ということです。
勿論、脱税防止に役立つかもしれない、というのは、副次的な効果としてはあるでしょうし、それが本音の目的だ、という主張を頭から否定するわけではありませんが、少なくとも現時点での法案その他には脱税防止は目的に含まれていない、とは指摘できます。
なので「これこれの場合には脱税は防げない。だからマイナンバーは欠陥がある制度だ」という指摘は、全くもって筋違いだということです。
===


> 「脱税には、ほとんど効果が無い」これは私の言葉であり、考え方です。そしてそれを覆す具体的回答は、ここまで何一つ得られていません。

脱税の把握が容易になる例としてこれまでの回答に挙げられていないものとしては、例えば2か所以上からの給与所得がある場合です。源泉徴収されていない場合、確定申告で合算して所得税を支払う必要がありますが、確定申告をせずにいれば通常は把握されません。
給与の支払いについては申告がなされるため、現状でも発見ができないとは言いませんが、発覚することは極めて稀です。理由は、給与に関する名寄せが非常に難しく、調査するコストが莫大になりすぎるためです。
マイナンバー制度ではナンバーに紐付くため名寄せが容易になり、把握することが容易になる可能性があります。

勿論どのような制度になるかは分からないため、上記のようなことが必ず行われると主張するわけではありませんが、一例として脱税の把握が容易になる例を挙げてみました。もっとも、脱税防止が目的に挙げられているわけではないので、脱税の把握が何か重要なファクターだとは思っていません。


> 現状でマイナンバーなど無くとも基本的には誰の口座なのか調べるのに苦労など必要ありません。

実際問題として結構大変です。

例えば、休眠口座と呼ばれるものがありますが、預金者情報が不正確なものが少なくないという指摘がなされています。ペイオフ解禁時には口座の約2割ともいわれ、その後の名寄せ作業で減ったものの、今でもなお少なくない数が存在していると指摘されています。
近年では、これを様々な社会保障などの資金に充てることが提案されていました。

この当時に比べると、例えば三井住友銀行にあるかないかを調べるのはある程度容易になりましたが、では例えば全ての銀行・信金などにあるかどうかを調べるにはどうしたらよいか? というと、全て銀行・信金などに問い合わせる以外に、現状では方法がありません。銀行・信金などは、全部で500以上もあり、しかも、名前が変わっていたり住所が変わっていても反映されていなかったりします。したがって、酷く手間です。

マイナンバーなら一つのキーに一致するものだけで良いのですが、名前や住所のようなものをキーに使うと、過去の変更履歴全てを洗わなければなりません。
したがって、マイナンバーの方が容易になります。


> そのような事は最初から議論している上で織り込み済みです。そしてまだ具体的な運用は誰も知らないため空論にしかなりえません。

どのような形を取るかは分からないとはいえ、データベースとして一定の形を取るなら、一定の枠内に収まります。丁度、ハンバーグが和風・洋風・豆腐を使う・肉だけを使うなど様々な形があっても、ある程度の枠内に収まるように、です。

私の回答は、基本的にこの枠から言えることを基礎として書かれています。


> >一つのファイルを全員で共有するようなものではなく、必然的に分散したデータベースになるはずです。
>  などと今回の話と相反する事を堂々と述べている

別に相反しません。
例えば自動車免許のデータと医療関係のデータが同じテーブルにある必要があるでしょうか?
この意味で、分散したデータベースになるはずです。

一方で住所データは、エクセルでも参照先のデータが変われば連動して変更するようなデータベースを構築することが難しくないように、一か所で更新したデータを他で参照することができるはずです。

複数の場所で入力されればおかしくなる、等という意見は、全く間違っています。現在でも銀行が複数の場所で入出金に関する入力をしていますが問題になっていません。


> 住所の変更はキーを更新する事に過ぎず、現住所をキーにしたからといって過去の記録が消えるわけではありません。

引越のたびにメインキーを書き換える、しかも時間がたつと元の住所に他の人が住む=メインキーが(時間がたつと)重複する、などとは、また恐ろしいことを言いますね。更に、アパートなどで部屋番号を登録しない場合には(私のかつての住民票がこの形式でした)一つの住所に10世帯単位で住民登録がなされることになります。つまり、メインキーが重複する訳です。
どうしてもそれ以外に仕方がないというなら可能ではありますが、確認作業が酷いことになります。
当然、一つの番号に全て紐付いており、重複することがないマイナンバーの方が効率的です。


> 誰かに成り代わって犯罪や脱税目的で口座を作ったり、作らされたりしたとしましょう。それを、どうやってマイナンバーで防ぐと言うのでしょうか。

「単に申告していないだけの口座の発見」が容易になる、と言っているのです。
「誰かに成り代わって犯罪や脱税目的で口座を作ったり、作らされたりした」口座は、単に申告していないだけの口座でしょうか?
明らかに違いますよね。


> それを生かすだけのソフト(この場合は役所力としましょう)を日本は持って居ないと言うだけです。

私自身は持っていないとは全く思っていません。例えば現在の年金などのデータ管理にも新たな問題はほとんど発生していません(消えた年金問題はかつて発生した問題)。
この辺りは質問者氏は相当に偏見に満ちた不信感を持っているようですが、単なる根拠のない不信感を言葉で拭いされるとは思いませんので、これに関しては特にこれ以上コメントしません。

この回答への補足

この場をお借りします。
 
 さて、私事ではありますが、急用でしばらく返答出来ない事となりました。本当はもう少し議論を深めたかった訳ですが、回答を頂いてしばらく放置するのも失礼なのでこの辺で一度締め切ろうと思います。もっとも出尽くした感もありますし、私の質問の仕方も的が絞れてませんでしたので新たな疑問が湧いてきたときには、また新たな形で質問するかもしれませんがその時は、皆様またよろしくお願いします。質問に答えてくれた皆様。ありがとうございました。

補足日時:2013/03/11 11:23
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この回答へのお礼

毎度お付き合い頂きありがとうございます。では…

>例えば2か所以上からの給与所得がある場合です。源泉徴収されていない場合、
>理由は、給与に関する名寄せが非常に難しく、調査するコストが莫大になりすぎるためです。

 貴方のおっしゃるように脱税額に対して、コストがかかりすぎる。つまり小物だから放置して大きい案件から消化する。別に調査が難しすぎる案件だから放置しているわけではありません。嘘か本当か分からない事を1~100まで全て調べる事は不可能ではないものの骨が折れる割に収穫が少ないと言う事ですね。

 ここから、貴方はナンバーが降られれば名寄せが簡単と申しておりますが、そもそもナンバーをふろうが名前だけだろうが無申告者を自動的にピックアップするのは簡単な話ではないでしょう。もちろん、法人も完全に管理し、雇用した時はマイナンバーを通告する義務があったとしてもね。勿論技術的にはある程度補足する目的でシステムを新たに作るなら可能ですよ。新たに作るならマイナンバーなど無くても出来ますけどね。

>例えば、休眠口座と呼ばれるものがありますが、預金者情報が不正確なものが少なくないという指摘がなされています。

 犯罪(脱税も)は概ねお金が動くから発生するのであって、休眠口座の問題と、マイナンバーを結びつけるのは無理がありますね。かつ、持ち主不明(連絡が取れない)の口座がマイナンバー制度で全て明らかになる物ではありません。誰の物か特定できない物にマイナンバーは振れないでしょ。誰の物か分かるときが来るとするなら、それはお金を動かした時です。これもマイナンバーは関係ありませんね。つまり過去の情報においてはマイナンバーだけでは無理があると言う事であり、これから先の情報には銀行情報も載せたデータベース作りをすると言うのなら、それまたナンバーなど無くても出来る話ですね。

 マイナンバーが無くても出来る出来ないの話ではなく、マイナンバーで鍵を統一した方が新世代システムとして相応しいと言うご意見なら、あえてそれに反論はしませんが。

>一方で住所データは、エクセルでも参照先のデータが変われば連動して変更するようなデータベースを構築することが難しくないように、一か所で更新したデータを他で参照することができるはずです。

 それは技術的に問題無くできますよ。規模の大小によって難易度は変わりますけどね。

>複数の場所で入力されればおかしくなる、等という意見は、全く間違っています。現在でも銀行が複数の場所で入出金に関する入力をしていますが問題になっていません。

 いえいえ、複数の所で入力するから、必ずおかしくなると言っているわけではありません。銀行のように目的も規模も一定で管理が非常に容易い場合なら、その程度の事は問題になりようがないでしょう。私が問題にしているのは、規模と運用方によりますが、本当に便利な物にしようと思うならば、現在の役所にそんな能力は無いと申したまでです。

>名前や住所のようなものをキーに使うと、過去の変更履歴全てを洗わなければなりません。
>引越のたびにメインキーを書き換える、しかも時間がたつと元の住所に他の人が住む=メインキーが(時間がたつと)重複する、などとは、また恐ろしいことを言いますね。

 まだそんな事を言っているのですか…。頭を柔らかくしてよーく考えてから発言してください。過去の私の発言を読み返せば意味が分かると思います。それで意味が分からない程度でしたら、もうこの話は続けなくて結構です…。レベルが低すぎて話になりません。同じ事を何度も説明させられる事になるか、掘り下げて技術面の話をしなければなりませんから。

>例えば現在の年金などのデータ管理にも新たな問題はほとんど発生していません(消えた年金問題はかつて発生した問題)。

 ある意味、良い指摘です。ハッキリいいますと、役所が取り扱うデータに、間違いが無いわけではなく、多少の間違いがあっても、それがすぐさま大問題になるということにはなりません。消えた年金問題一つにしても、問題視するまで問題にならなかった問題です。逆に言うと今、裏で間違いが起こって居たとしても、即座にたいした問題にならない、その程度の情報であると言う事ですね。


>この辺りは質問者氏は相当に偏見に満ちた不信感を持っているようですが、単なる根拠のない不信感を言葉で拭いされるとは思いませんので、これに関しては特にこれ以上コメントしません。

 根拠の無い不信感ではありません、現状を言っているまでです。私の発言に根拠が無いなどと、貴方がどのような立場やどんな職業の人かは存じませんが、恐らく貴方より役所の事もデータベースやシステムの事も知って居ると思いますよ。まぁ立場上、過去の事も含め発言の根拠や証拠を示せと言われれば難しいですが、論拠でよければ。問題にならない程度(世間話として)にお答えしましょう。

まず、貴方にも分かりやすいように、誰でも知っている案件から行きましょう、

 まず住基ネット。10年前でしょうか。導入前は大変議論が巻き起こりましたね。今のマイナンバーのように、行政サービスが格段に進歩し便利になると言う触れ込みでした。ICカードの発行など、マイナンバーと似ていますねぇ。しかし、どうでしょう。利用者は全く広がらす、当初総務省が発表した費用対効果は空論も良いところ。税金の無駄使い。そして、それを過去の物にしてまたマイナンバーを新たに作ると言う…。法案が可決し作れと言って作ったが、これはシステムを運用、展開していく能力が政治や霞ヶ関には無いことを証明しています。

 そして極めつけは特許庁のシステム開発の破綻は記憶に新しい所です。理由は様々あるでしょう、体質的な話から、責任のなすりつけあいもあるでしょう、具体的には後に書きますが、国民に見えない話は普通嘘でも、形に位には、するものですが、それすら出来なかった。話になりません。早い話、霞ヶ関にはシステムを発注、管理する能力がないこと証明しているのですね。

 そして、もう一つの論拠としましては、私自身、もう十数年前の話ですが、某市役所等のシステム開発設計の仕事をさせてもらった経験から言わせて頂いております。その時の職場は、辞めましたので役所との仕事の付き合いは一切ありませんが、現在でも、役所関係の友人も数多く居ますし、なによりウチの嫁は、プログラマーで私が設計した役所のデータベースをいまだに改変して居るので、今も昔も全く体質が変わってない事が容易に分かります。

 私が感じる役所の体質の何が問題かと言うと、一番の問題は出世レースの為に人事異動のサイクルが無駄に早すぎる事です。2~3年で異動となるケースが大半。早い所は1年サイクル。公務員の多くは基本的には真面目で優秀な人間を採用している訳ですが、いくら平均点がよくても、異動したばかりの時は経験が無く、その業務に関して言えば、ただの新人なのですね。どんな仕事でも基本を覚えるだけでも、それなりに時間はかかる物です。それが若い世代だけならまだしも、全員が異動しますから、上司から末端まで、人事異動の時期を終えた後は半分ぐらい素人になってしまっている訳です。残った人間ですら3年未満が大半で、プロフェッショナルではありません。そんな事が全国の役所内では当たり前の事として行われて居ます。

 そして、新任に全く仕事が引き継ぎがされないのも恒例で、前任の人とせっかく、理解しあえるようになり、さぁこれからと言うときに異動で居なくなり、また一から理解しなおしてもらう作業の繰り返しです。3歩進んで2下がる状態。

 プライドの高い上司が異動してくると、もう大変。自分は業務の事について分からないから、仕事には関わってこないが、結局責任をとりたくないので期限や要望をトンデモない事を、出来るだろうとゴリ押しで言いだし、鍛えると言う名目で若い世代を無意味に追い込みます。

 そうなると若い世代は余裕が無くなり、結果、サービス残業あたりまえ、仕事はその場しのぎで無茶苦茶、体を壊し、鬱状態なんて人も少なくない。とにかく次の異動まで2年乗り切れば楽になれる所に配置される事を夢見て日々過ごすので、結果何の引き継ぎも行われず、資料は倉庫へ。部署としての業務力の蓄積にすらなっていません。ここで、思い出して 特許庁のシステム開発の話でもそうですが、すぐに担当者が異動になるので、結局、担当が変わる度に違う事を言いだし話が全く進まない事も破綻した大きな原因の一つだと聞いております。こんな状態の日本の役所が、最低でも民間企業レベルの発注、管理、運用、展開できないと申した理由です。

 さぁマイナンバーはどうでしょうかね。そりゃ法案が通れば形にはするでしょう。適用範囲を小さく設定しておけば、住基ネットのように、とりわけ大きな問題も起こらないでしょう。利用価値がなければ問題にもなりませんから。しかしそうではなく、従来とは違い本当にマイナンバー制度を軸とした技術革新が始まる夢を見るのは悪くないですが、まず実現出来る体制作りの方が先だと思いますけどね。成功させないと無駄になるのは血税ですし、マイナンバー制度そのものや役所や政治に対する信頼をまた一つ失いますよ。

お礼日時:2013/03/11 09:04

> 「脱税には、ほとんど効果が無い」と言う事を、皆が知っておくべきですね。



そのようなことは言っていません。
私の回答で言っていることは、脱税防止に効果がない、ということではなく、脱税防止が目的ではない、ということです。
勿論、脱税防止に役立つかもしれない、というのは、副次的な効果としてはあるでしょうし、それが本音の目的だ、という主張を頭から否定するわけではありませんが、少なくとも現時点での法案その他には脱税防止は目的に含まれていない、とは指摘できます。
なので「これこれの場合には脱税は防げない。だからマイナンバーは欠陥がある制度だ」という指摘は、全くもって筋違いだということです。

> 脱税云々関係無く、容易になることが期待できると発言した根拠を聞いているのです。

「単に申告していないだけの口座の発見」が容易になる根拠、ですか?
銀行口座がマイナンバーに紐付けられれば(現在の銀行口座開設の規制からするとおそらく紐付けられる)口座の持ち主が誰かが簡単に把握できるようになる、ということは、容易に理解できるはずですが。

どこから何目的でお金が振り込まれたのかを把握することが容易になる、等ということは言っていませんので念のため。


> 住所一つとっても必要性に応じて更新頻度が違う為に、正確ではないデータを現在所有しているでしょう。
> つまりマイナンバーを振り当てるから正確な情報が手に入ると言うわけではなく、あくまでナンバーはナンバー、それを管理するのは人間でナンバーをふったからデータベースとして破綻しないなどと言う事はあり得ませんね。

データベースを整備する段階で、例えば住所ならば、住民票を基準とする、或いは最新の更新のものを基準とするなど、何らかの形で統合するはずです。
なぜ最初から破綻することが前提で考えているのか私には全く理解できませんし、破綻することを前提として「だからマイナンバーはダメだ」というに至っては、正常な思考をしているとは思えません。


> 貴方の説明を借りれば、見た目で人間が錯覚しやすい情報も、コンピュータにおいては全く違う情報として取り扱える為に、現住所だけでもキーとしては成り立ちます。

PC上で扱う場合には、住所には「表記ゆれ」の問題がありますが、それは置いておくとして。

住所が変わったらどうするの? という問題があります。
例えば山田太郎さんが引越して来てから1年経ちました。過去3年分のデータが必要です。
キーは現住所、とすれば・・・。過去の住所のデータは出てくるはずはありませんね。だって違う住所なのですから。
過去の住所のデータは、「前の住所」等という形で紐付けられることになるでしょうけれども、前の住所をキーとしてまた調べ直さなければなりません。
したがって、転居の回数の分だけ手間がかかります。3回転居していれば3倍、というのはこういうことです。

これが一回で済めば手間は減りますから、効率化が期待できます。


> 現状の情報でも管理する側の役所がちゃんとしていれば、マイナンバーなど無くても、現代のコンピュータの能力があればデータベースとして構築する事は可能です

可能・不可能という話なら、可能です。ただし、その場合にもやはり何らかのナンバリングをすることになり、結局マイナンバーと同じことをすることになります。
例えば自動車の免許証や年金手帳を持っていると思いますが、いずれも番号が書かれているはずです。この番号を統合しようというのがマイナンバーです(勿論これだけではなく情報の統合なども行いますが)。
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この回答へのお礼

まず、最初に、私の疑問に長らくお付き合い頂きありがとうございます。
では…

>> 「脱税には、ほとんど効果が無い」と言う事を、皆が知っておくべきですね。

>そのようなことは言っていません。

 「脱税には、ほとんど効果が無い」これは私の言葉であり、考え方です。そしてそれを覆す具体的回答は、ここまで何一つ得られていません。私は脱税が防げないからマイナンバーが欠陥だと思って居るより、マイナンバー自体やる意味がない、その一例として皆があげている脱税についても効果が無いと申し上げているだけですね。

 貴方は銀行口座にマイナンバーに紐付けられれば口座の持ち主が誰かが簡単に把握できるようになるとありますが、これはそもそも見当違いですね。

 現状でマイナンバーなど無くとも基本的には誰の口座なのか調べるのに苦労など必要ありません。犯罪や脱税の恐れが無いように、銀行はセキュリティに気を遣っています。しかし、ご存じでしょうが、もちろん全ての口座の、名義人や法人が真の持ち主とは限りません、誰かに成り代わって犯罪や脱税目的で口座を作ったり、作らされたりしたとしましょう。それを、どうやってマイナンバーで防ぐと言うのでしょうか。口座を作る時点で悪意を持って口座を作るのかどうか、マイナンバーでは判断できません。

また貴方は

>どこから何目的でお金が振り込まれたのかを把握することが容易になる、等ということは言っていませんので念のため。

 こう書かれて居ますが、結局、どこから何目的で振り込まれたか把握が容易にならないのならば、脱税対策になどなりえませんね。まぁどちらにしても貴方は脱税に対して効果的でない事を認めていらっしゃいますので、この話題はこれぐらいでいいでしょう。


>データベースを整備する段階で、例えば住所ならば、住民票を基準とする、或いは最新の更新のものを基準とするなど、何らかの形で統合するはずです。

 そのような事は最初から議論している上で織り込み済みです。そしてまだ具体的な運用は誰も知らないため空論にしかなりえません。だから私は皆の回答のお礼などに、ことあるごとに「人によってどんなデータベースを作り管理するのか、意見は違いますし、規模と運用法によってやり方は当然変わると」と都度申しております。

しかし貴方はNo.15で

>一つのファイルを全員で共有するようなものではなく、必然的に分散したデータベースになるはずです。

 などと今回の話と相反する事を堂々と述べている。それに対して私はNo.15のお礼欄で「完全に分担して、住所は市役所や区役所でしか扱わないとすれば可能かもしれませんが現実的に難しくなると予想できる」とお礼を付けてありますよね。私の話、少しは理解していただけたと思って良いのでしょうかね。

>キーは現住所、とすれば・・・。過去の住所のデータは出てくるはずはありませんね。だって違う住所なのですから。

 あの…申し訳無いですが…何をおっしゃってるのですか。貴方は人に対してデータベースを知らないと豪語した割には頓珍漢な事を言い出しますね…。データが蓄積されるからデータベースなのでしょ…。住所の変更はキーを更新する事に過ぎず、現住所をキーにしたからといって過去の記録が消えるわけではありません。現在のキーで過去のデータも一発で出てくるからデータベースなのでしょう。本当に転居の数だけ手間がかかるのかよく考えてみてください。匿名だから良いけど、実社会で、あまり変な事を自信満々に言うと笑われますよ…。

>可能・不可能という話なら、可能です。ただし、その場合にもやはり何らかのナンバリングをすることになり、結局マイナンバーと同じことをすることになります。

 まぁ、もっとぶっちゃけていうと、既に表に見えるか見えないかだけで、PCで管理している物の多くは既にナンバリングされています。もちろんマイナンバーのように個人に与えられたものではないので表にその番号は出ないし法的にどうこう言う話では無く役場単位の話ですが。つまり結局問題無く出来るのです。それが証拠に今現在大きな問題は起こっていません。

 もしかすると貴方は何も知らないから、今ある番号をマイナンバーに置き換え統合するだけと簡単に思って居るのかもしれませんが、大変なことですよ。これは。もちろん、何度も言いますが、規模と運用方法によって異なりますが、効果のある物にしようとするなら莫大な費用が投じられる事になるでしょう。そこまでしてやるメリットが見えない。それが1点。あとは役人に都合の良いモデルを渡す事になると言う事。他にも問題点を書けば切りがないけど、想定の話で広げても仕方がない部分もあるのでね。

 とはいえ、これも今までのお礼欄などで書いて居ますがマイナンバーの効果を完全否定しているわけではないのです。使うべくして使えば、今より効率化し多少便利にする事は可能でしょう。それを生かすだけのソフト(この場合は役所力としましょう)を日本は持って居ないと言うだけです。まず今下手にマイナンバーなどやって一度マイナンバーの効果を無効化してしまう前に、日本のソフト力を高める事の方が重要ですね。

お礼日時:2013/03/10 00:35

> 貴方の見解では政府には脱税を摘発する意図は無いと言うことですね。



今回の法案において脱税対策は、副次的に役立つ可能性は確かにありますが、それを主眼として作られているものではない、ということです。
法案の提出がまだなので条文の引用はできませんが、少なくとも閣議決定された法案ベースではそうなっています。

誰が何のために、というのは知りません。

> >単に所得を言わなかっただけ、という例は、例えば競馬・競輪やパチンコなどで多く見受けられます。
> いや、単に言わなかった場合も巧妙に隠してる場合と同じで、ナンバーがあったからといって、どこから何目的の金が振り込まれたのかまでわかり得ないでしょ。

別に脱税対策ではありませんので、それが問題だとは思いません。


> 一元的でなければ、ナンバーは一つでも照会するところにより情報が違うと言うことが起こりえる訳ですね。

こういうことを書くから「データベースについてあまりご存じないようだ」と言われるのですが・・・。
例えば警察署に行って医療データを照会できるか、という意味での「情報が違う」というのは当然にして起こるでしょう。しかし、大阪市と健康保険に照会した場合に現住所がどこになっているかについての情報が食い違わないようにする、という技術の一つが「正規化」であり、逆に言えばデータベースとして破綻しない為の技術です。
破綻することを前提にしないならば、現住所のデータが問合せ先によって異なる、ということはあり得ません(因みに現在は統合されていないため、住民票のある現住所と運転免許証の住所が異なることはあり得ます)。


> "ほぼ"同じナンバーが存在すると言って居るだけで、完全一致のナンバーがあると言ってるのではないのです。

コンピュータにおいては、一バイト違うだけで全く別のナンバーとなります。類似のものを同じものとして扱わせる方が難しいのですが、ほぼ同じナンバーが存在することに(例えば一番違いが存在することに)何の問題があるんでしょうか?


> 例えば、氏名や年齢がかぶる事はあるでしょう。しかし現住所までかぶる事はあり得ません。

転居しない、姓名を変えないという条件を暗黙のうちにおいているようですが、現実において転居は相当数存在しますし、結婚などで姓が変わる、裁判等で名が変わる、最近では性別まで変わります。

例えば住所以外は変わらないとしても、過去の現住所として登録された住所全てをチェックすることが必要になります。すると、3回転居していれば3倍、10回転居していれば10倍の手間がかかります。調べれば調べられますが、非常に手間です。これがマイナンバーなら一回で終わります。
したがって、行政の効率化が期待できます。


> >社会保障費などの資産調査は税務署に問い合わせても出来ません。
> だから出来るようにすればいいだけ。ナンバーが無くてもできます。

税務署が知らないことを税務署に問い合わせて分かるとは思いません。

この回答への補足

一つ返信するのを忘れてましたから追記します。

>> >単に所得を言わなかっただけ、という例は、例えば競馬・競輪やパチンコなどで多く見受けられます。
>> いや、単に言わなかった場合も巧妙に隠してる場合と同じで、ナンバーがあったからといって、どこから何目的の金が振り込まれたのかまでわかり得ないでしょ。

>別に脱税対策ではありませんので、それが問題だとは思いません。

 ちょっとまってください。貴方はその前の回答で

>マイナンバーが導入され名寄せが容易になった場合には、捜索により発見することが期待できます。
>単に申告していないだけの口座の発見が相当に容易になることが期待できます。

と書いてあったじゃないですか。脱税云々関係無く、容易になることが期待できると発言した根拠を聞いているのです。これでは返答になっていません。根拠が無かった為に、脱税対策では無いので問題無いと言ったと考えてよろしいですか?それとも根拠があるなら、そちらを答えてください。

補足日時:2013/03/08 10:20
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この回答へのお礼

>別に脱税対策ではありませんので、それが問題だとは思いません。

 貴方の個人的見解は分かりました。そして法案がそうだったとしても、今この世の中にある風潮そのものが問題だと言う事になりますね。「脱税には、ほとんど効果が無い」と言う事を、皆が知っておくべきですね。皆が誤解しているのは確かだし、これからもメディアではそうやって説明されていくでしょう。

>こういうことを書くから「データベースについてあまりご存じないようだ」と言われるのですが・・・。

 いやいや、私から見れば貴方の想定力不足としか思えません。貴方の方こそデータベースを知ってるのでしょうか。私の説明が、まるで理解できていない。まぁ私の表現力にも問題はあるでしょうが(笑)

 人によってどんなデータベースを作り管理するのか、意見は違いますし、規模と運用法によってやり方は当然変わってきますが、とりあえず、今各役所にある情報にマイナンバーだけを追加する事を考えたとしましょう。そうなると、当然、市や県と国、そしてそれらの各課が持って居るデータは、現時点で全く同じであると言う保証はありません。というより、住所一つとっても必要性に応じて更新頻度が違う為に、正確ではないデータを現在所有しているでしょう。つまりマイナンバーを振り当てるから正確な情報が手に入ると言うわけではなく、あくまでナンバーはナンバー、それを管理するのは人間でナンバーをふったからデータベースとして破綻しないなどと言う事はあり得ませんね。

 つまり、今あるデータにナンバーを割り振るだけでは完全とは言えず、本当に整合性のある物を作るには、本来は情報は一元化して、必要とする役所がそれを照会するだけと言うのがもっとも正確な情報を取り出せるのですが、それは国と分野の多さから現実的ではないから、今ある情報にナンバーを付与するだけ言うことになり、そうなれば、マイナンバーだけを主とすることが出来ず、今ある情報にナンバー情報が追加されるだけであって、それは照会するためのキーワードが一つ増えたに過ぎないのです。

 そのような誤情報を取り扱わないために恐らく役所は問い合わせをするときに、マイナンバーに続いて住所氏名年齢性別も同時に照会して合否を判定する事になるでしょう。そうなれば手間が一つ増えただけにもなりかねません。市民の側もID顔写真入りIDカードを義務化しない場合、持って居なかったり、紛失したり、忘れた場合は、マイナンバーと住所氏名年齢などを会わせて申告しなければ、手続きできないでしょうから、その都度、間違いが起こる可能性があるわけですね。


>ほぼ同じナンバーが存在することに(例えば一番違いが存在することに)何の問題があるんでしょうか?

 全然意味を理解されていないようで残念です。私は問題が無いでしょうと言う意味で書いて居るのです。

>転居しない、姓名を変えないという条件を暗黙のうちにおいているようですが、

 そんな条件を前提にはしていません。名前が何回変わろうが、住所が何千回変わろうが、氏名、性別、生年月日、現住所全て一致する例が世の中に1例でもあり、それが大問題になっているのと言う話があるのなら教えてください。

 例えば、紛らわしい例として…
 山田太郎 生1992年1月1日 住所 群馬県太田市スバル町×-×5と言う人と
 山田太郎 生1996年1月1日 住所 群馬県太田市スバル町×-×4と言う人が
 奇跡に近い一致で偶然引っ越してきたとしましょう。非常に近いですが完全一致ではありませんね。

 ではマイナンバーの紛らわしい例として 
 1234567890123
 1234657890123
 これも非常に近いですが完全一致ではありません。

 つまり、貴方の説明を借りれば、見た目で人間が錯覚しやすい情報も、コンピュータにおいては全く違う情報として取り扱える為に、現住所だけでもキーとしては成り立ちます。住所、ナンバー共に人がしっかり管理していればの話しですが。

 では、もっと紛らわしい例が奇跡的に起こったとしましょう。
 山田太郎 生1992年1月1日 住所 群馬県太田市スバル町×-×5と言う人が、引っ越して出て行った直後
 山田太郎 生1992年1月1日 住所 群馬県太田市スバル町×-×5と言う人が編入してきた。
 つまり同姓同名同じ誕生日の人が、偶然同じ場所に引っ越して来た例が、絶対に起こらない保証はないので起こったとしましょう。住所の編入を操作するデータベースを作る人ならば、移動をしっかり管理していればそれでも問題ないかもしれないが、他の役所から照会した場合、非常に紛らわしい例となるでしょう。

 これは本当にあり得ない程のレアケースですが、ここまでの事が起こったら、マイナンバーを適用するか、出生地などの情報を持たせるかしか無いでしょうね。貴方は3回転居していれば3倍、10回転居していれば10倍の手間と言ってますが、そんな事はあり得ません(笑)

 さて、このレアケースの為だけにマイナンバーを膨大な費用をかけてやるのか、出生時住所情報を持たせるのか。こちらも、適用範囲によっては膨大な費用になるでしょう。費用をかけなくても、違うと言うことを気がつくのは、本人に何らかの利益や不利益があった時でしょうから、本人の申告をまって調査し保証する手もありますがね。

 つまり何が言いたいかと言うと、現状の情報でも管理する側の役所がちゃんとしていれば、マイナンバーなど無くても、現代のコンピュータの能力があればデータベースとして構築する事は可能ですね。ですが、現状それが出来ていない。日本の役所には、元々そんなソフトとしての能力がないのです。別に役所の人間の能力が低いと言ってるわけではなく、日本の役所のハート側のシステムがそうさせているのです。それをまず改善しない限り、マイナンバーなんてやるだけ無駄。税金の無駄使いと役人の苦労を増やすだけになるでしょうね。

お礼日時:2013/03/08 10:00

> >基本的には脱税対策にはなりません。

そもそもそういったことを目的としているわけではないためです。目的に無いものが出来ていない、という批判はどうかと思います。
> え?そんな目的無いの??

TV局がどう考えているかは知りませんが、少なくとも法案の「目的」は
===
○個人番号及び法人番号を活用した効率的な情報の管理、利用及び迅速な情報の授受
○手続の簡素化による国民の負担の軽減
○現行個人情報保護法制の特例を定め、個人番号その他の特定個人情報(個人番号を含む個人情報。以下同じ。)の適正な取扱いの確保
===
の三つであって、上がってきた情報の効率的・適正な運用が主眼であり、脱税対策ではありません。


> 回答者によっては、将来何にでも使う、何でも把握する為とも取れる記述がありますから、そこまで範囲を拡大するなら、大変な事になる

ある程度以上の規模のデータベースは、一元的に更新できるわけではないので、部分部分での更新を行う必要があります。したがって、一つのファイルを全員で共有するようなものではなく、必然的に分散したデータベースになるはずです。
全てのデータが載せられているテーブルが作られる可能性はありますが、それをメインにしたデータベース運用をすることは現実的ではありません。


> もっとも番号だけ利用して、データに絡めないと言うなら別ですが、それだと意味がありませんね。

大規模なデータであればあるほど、データの参照や検索・突合が容易になるというのは非常にメリットがあります。


> いや、ですから名前なんてかぶっても意味ないのです。マイナンバーにしたってほぼ同じ番号の人と言うのは多数存在する訳ですから

ナンバーがかぶったらマイナンバーにする意味がありませんし、データベースとしては破綻しています。データが破綻することを前提に議論する、というのは、完全におかしな話です。


> 住所や出生も含め完全一致など起こりえない話

住所は転居によって変わるので、転居した場合には追跡する必要があります。したがってデータ突合は、現住所のみならず過去の住所全てに渡って行わなければなりません。例えば3回転居した人がいたとすれば、手間は三倍になります。因みに日本人の平均居住年数は大体5年位です。
また、完全一致は起こり得ます(同姓同名についてはそれほど珍しくもありません)。実際、私のところにクレジット会社から「同姓同名で生年月日が同じ人」について、同一人物かどうかの問い合わせが来たことがあります(まったく別の都道府県でした)。


> 本当にそうでしょうか?補足できない場合というのは巧妙に隠されている場合だと思いますが、

いいえ。
単に所得を言わなかっただけ、という例は、例えば競馬・競輪やパチンコなどで多く見受けられます。口座も同じように、申告がなければその口座の存在について捜索することはほとんどありません(巨額脱税などでは探し出しますが)。
非常に巧妙に隠されている場合には見つけられないかもしれませんが、「単に申告しない」口座については現状では捜索自体が行われていないため、発見できません。マイナンバーが導入され名寄せが容易になった場合には、捜索により発見することが期待できます。
少なくとも、現状よりも捜索が困難になるということは考えられませんし、単に申告していないだけの口座の発見が相当に容易になることが期待できます。

> 地方行政から税務署にアクセスできる仕組みを作れば終わりでしょ?

必要なデータは税務署から地方自治体に送られています。問題は、例えば口座情報は、個人は申告しない人の方が圧倒的に多い(例えばサラリーマンや主婦は申告しません)ため、社会保障費などの資産調査は税務署に問い合わせても出来ません。


> >大体国税1円~1.5円、地方税2円~2.5円程度で、国税・地方税全体だと2円弱程度です。

見やすいものであれば、すこしデータが古いですが
http://www.nta.go.jp/kohyo/tokei/kokuzeicho/gaiy …
最近のものはあまり見やすいものがないのですが、徴税費や徴税コストで調べれば最近の数字まで調べることができます。
また、決算ベースで徴税費が公開されていますので、税収で割れば自分で求めることもできます。
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この回答へのお礼

>三つであって、上がってきた情報の効率的・適正な運用が主眼であり、脱税対策ではありません。

 わかりました。貴方の見解では政府には脱税を摘発する意図は無いと言うことですね。では誰がこのような事を世の中に吹聴しているのでしょうか、誤解が多すぎます、このまま法案可決で問題ないでしょうかね。

>それをメインにしたデータベース運用をすることは現実的ではありません。

 私も現実的では無いと思って居ますよ。しかし、一元的でなければ、ナンバーは一つでも照会するところにより情報が違うと言うことが起こりえる訳ですね。完全に分担して、住所は市役所や区役所でしか扱わないとすれば可能かもしれませんが現実的に難しくなると予想できますが。

>ナンバーがかぶったらマイナンバーにする意味がありませんし、データベースとしては破綻しています。データが破綻することを前提に議論する、というのは、完全におかしな話です。

 ちがいます。"ほぼ"同じナンバーが存在すると言って居るだけで、完全一致のナンバーがあると言ってるのではないのです。例えば、氏名や年齢がかぶる事はあるでしょう。しかし現住所までかぶる事はあり得ません。第一、これが問題になるのであれば現在でも問題が起こっているはずですが、そんな話は聞いたことがありません。

>単に所得を言わなかっただけ、という例は、例えば競馬・競輪やパチンコなどで多く見受けられます。

 いや、単に言わなかった場合も巧妙に隠してる場合と同じで、ナンバーがあったからといって、どこから何目的の金が振り込まれたのかまでわかり得ないでしょ。

>社会保障費などの資産調査は税務署に問い合わせても出来ません。

 だから出来るようにすればいいだけ。ナンバーが無くてもできます。

>見やすいものであれば、すこしデータが古いですが
 
 今日と明日はもう時間が無いので、時間があるときに見てみたいと思います。ありがとうございました。

お礼日時:2013/03/06 17:44

#4,7です。


僕や他の多くの方の回答に対するお礼を見ると平行線をたどりそうなので、本回答を最後にします。

まず各役所から税務署のデータベースにつなげるだけで済むという話。
これはかなり無理があります。

第一に単純にデータベースにつながってしまうと、業務に不必要なデータまで吐き出されるでしょう。それに対策を講じなければなりません。
(これはソフトの改善だけで済むかも知れません)

また税務署は“納税者”の時時刻刻の住所を把握しているわけではありません。よって現住所でも税務署とその他機関のデータが一致しないこともあります。
つまり税務署の把握している年末年始時の住所、名前ではデータ照合ができない可能性が多々あります。
そもそも納税者でもなければ、税務署ではデータは存在しなく、これが税金を払っていないのか、その人が存在するのか、しないのか、分かりません。
確実に特定の人に結び付ける情報が必要なわけです。
だからこそ、各人に番号を振ったデータの新規構築が必要になります。

そして税務署も例えば年金・健康保険について知りたいことがあります。
最たるものが、社会保険控除の額であり、確定申告時の医療費控除の基礎となる健康保険の適用の履歴であり、時時刻刻の住所の移動(これについてはあまり知る必要はないかもしれませんが)しょう。
これはうまく連動することができれば、税務署が税金(国税)と年金・健康保険料を一緒に徴収でき、政府や地方自治体の銀行へ支払われる莫大な手数料を下げることも可能でしょう。
(地方税については財源の観点から国が代理して徴収というのは難しそうですが)

税務署も自分のところのデータベースだけ利用されるのもイヤでしょうし、相互利用できればしたいはずです。
そうなれば共通のデータベースが必要になるのは当然の流れです。

脱税等の話。
質問者さまがその点に興味があるようなので、みんな積極的に触れていますが、確かに脱税対策(源泉徴収すべてにマイナンバーの紐がつけられるから)にもなりますがそれはメインの目的ではありません。
多くの方が回答している通り、特に社会保障に対する対策が最も大きな目論見とみるべきです。

>お店の売り上げ誤魔化したり、農家の親戚への米売りなどは、そもそもナンバーの問題ではないでしょう。
うん、それらすべての取引にマイナンバーが付いてない限り、その脱税に対しては意味がありませんね。
その手の脱税には意味がないって、回答したんですが…

これも既に回答しましたが、脱税に一定の効果は見込まれますが、全ての脱税が完璧になくなる魔法のナンバーではありませんよ。
それくらい、わかりますよね?

まとめると…
脱税に効果も期待はできるが、全ての脱税に効果があるわけではない。
現状のデータベースでは相互利用ができない。
(税務署のデータにアクセスできればOKという話ではない)
脱税への効果は二の次であり、特に社会保障関連対策。

メリットは徴収率が上がれば、税収が上がり、不正受給が減れば支出が減る。
真面目にやっている人は恩恵が少ないが、かなり不真面目な人はあぶり出せる。
その結果財政が多少なり健全化されれば、ひょっとしたら減税とか…あるかなぁ
(望みは少ないけど)
その他行政・医療サービス(運転免許)に使われたら、便利になる…かなぁ

デメリットは
普通に暮らしている人はほとんど影響なし。
だけど情報漏えいが懸念。

といったところでしょう。
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この回答へのお礼

>僕や他の多くの方の回答に対するお礼を見ると平行線をたどりそうなので、本回答を最後にします。

 別に最後だと宣言しなくていいですよ。最後にしたければそれでいいし、新たな意見やお礼欄に納得出来ない事が書かれて居たら、存分に再回答(反論)してください。意見は人それぞれですし、別に私は、世の中にあるマイナンバーがあれば脱税が防げるとか、公平になるとか、そう言った単純な話に納得がいかないだけで、マイナンバーに完全に否定的と言うわけではないんです。それが本当に効率をあげるシステムが日本にあるのならばですが。想像でもいいので、例えば、マイナンバーをこうやって活用すれば、脱税は無くなって公平だよね。とか社会保険をこう適用すれば公平になるよねって話を聞きたいのです。具体的には誰も回答してくれてないじゃないですか。

>第一に単純にデータベースにつながってしまうと、業務に不必要なデータまで吐き出されるでしょう。それに対策を講じなければなりません。

 他の方の回答では、現在あるデータに番号を振るだけだとおっしゃっている人も居ますが…。あらたに共通のデータを作成するのか、それとも現在あるものに番号だけ振って照会できるようにするのかで変わって来ますね。まぁどちらにしても、マイナンバーにしても、業務に不要なデータがはき出されないように対策する必要があるなら、そうすればいいだけでナンバーの必要性の説明にはなっていない気がします。

>また税務署は“納税者”の時時刻刻の住所を把握しているわけではありません。よって現住所でも税務署とその他機関のデータが一致しないこともあります。つまり税務署の把握している年末年始時の住所、名前ではデータ照合ができない可能性が多々あります。

 これはどの役所であっても同じだと思います。結局、自己申告に頼らざるをえません。マイナンバー+人体にGPSを埋め込まない限り正確な住所など知りようがないですね。また、マイナンバーが現在あるデータに番号だけ振るのであれば、これはこれで問題になりますね。

>そして税務署も例えば年金・健康保険について知りたいことがあります。税務署も自分のところのデータベースだけ利用されるのもイヤでしょうし、相互利用できればしたいはずです。

 それも、税務署側から調べればいいでしょう。そしてそれは統一ナンバーなど無くても出来る話だと思いますが。現住所氏名生年月日が同一なんてあり得ません。実際の話、現時点で住所氏名生年月日で重大な問題が起きていますか?その起きている問題はマイナンバーで解決しますか?って事なんですね。私が言いたいのは。

>その脱税に対しては意味がありませんね。

 了解したいところですが…

>脱税に一定の効果は見込まれますが全ての脱税が完璧になくなる魔法のナンバーではありませんよ。それくらい、わかりますよね?

 「魔法のナンバーではない」そんな事は百も承知です。だから、こうやって無意味じゃないの?って言ってるわけで。また、貴方は、脱税にたいして意味がないと言ってるのに、脱税に一定の効果は見込まれると言うのはどういう事か、マイナンバーを適用する事により具体的に、どういう事例で、どういう方法を取れば、脱税に効果があるって思ってるのかを述べて貰わないと意味がありません。

>真面目にやっている人は恩恵が少ないが、かなり不真面目な人はあぶり出せる。

 どうやって?方法論は?

>その他行政・医療サービス(運転免許)に使われたら、便利になる…かなぁ

 便利になるといいですね。

>その結果財政が多少なり健全化されれば、ひょっとしたら減税とか…あるかなぁ

 あり得ないでしょう。今の借金の額を考えてください。国民からとってもとっても足りませんよ。

>普通に暮らしている人はほとんど影響なし。

 本当にそうでしょうか。マイナンバーを構築するにも膨大な税金金はかかるでしょう。借金大国の日本。マイナンバーで国民を把握して税金を取る事を考える前に日本のシステムをどうにかして欲しい所ですね。

お礼日時:2013/03/06 17:29

例えば、生活保護とか、税金の減免を申請したとします。

すると、資産を調べるのですけど、全部の銀行、証券会社等を調べるのはたいへんな手間なのです。それで、地元の金融機関とか郵便局等を調べて、OKが出るそうです。一地方行政では、ネット銀行は調べられないみたいです。でも、国税は、悪質と思えば、全部の金融機関をしらみつぶしにしてでも、やるみたいです。マイナンバー制にすると、こう言う不正行為も、簡単に防げます。
 何と言っても、最終目的は、分離課税制度でしょう。現在は、地方税には反映されていませんが、マイナンバー制になると、当然反映されることになるでしょう。健康保険税や住民税も増収になり、特に赤字の健康保険税はメリットが出ると思います。

 どっちみち、国のやることには、国民側のメリットは少なく、行政側のメリットになる方が多いでしょう。増税収になったと言っても、公務員の人件費に消えてしまうのが落ちでしょうけど。
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この回答へのお礼

>マイナンバー制にすると、こう言う不正行為も、簡単に防げます。

 皆さんのお礼に何度も書いてある事ですが、マイナンバーにしなくても地方行政から税務署にアクセスできる仕組みを作れば終わりでしょ?それこそ、膨大な費用をかけなくてもできる話です。

>何と言っても、最終目的は、分離課税制度でしょう。

 すみません、勉強不足でこの説明だけでは今ひとつ理解できませんでした。

>健康保険税や住民税も増収になり、特に赤字の健康保険税はメリットが出ると思います。

 健康保険税とは国民健康保険料と同じ意味でしょうか。現在でもいい加減払わされていますが…(笑)シャレにならない金額です。一方、健康保険組合などがある業種ですと年収が全く同じでも支払う金額は激安。こっちは何倍もの金額をとられて保証内容は全く同じかそれ以下。バカバカしい。こっちの不公平を先に無くして欲しいですね。

>どっちみち、国のやることには、国民側のメリットは少なく、行政側のメリットになる方が多いでしょう。増税収になったと言っても、公務員の人件費に消えてしまうのが落ちでしょうけど。

 それならやらないでよと言いたい。もっと効率的に仕事ができていればマイナンバーなど必要ないし、効率的に仕事ができない役所にマイナンバーなどあっても無駄でしょ。

お礼日時:2013/03/06 13:37

> このたびマイナンバー制度が決まりそうですが、これってそんなに意味あります?



様々な面で大きなメリットがあります。特に、行政コスト削減や行政サービスの向上が期待できます。
問題がないとは言いませんが、どの点においても現状よりも問題が著しく大きいとは全く思いません。


> 脱税対策にマイナンバーを導入すると言う意見を多く聞くので、本当にナンバーで脱税対策ができるのか

基本的には脱税対策にはなりません。そもそもそういったことを目的としているわけではないためです。
目的に無いものが出来ていない、という批判はどうかと思います。



さて。
お礼・補足欄をみて思ったのは、データベースについてあまりご存じないようだということです。
例えば
> 例えば、誰がその情報を更新するのでしょうか、各役所が一つの巨大データベースを書き換える、これがいかに難しい事か。
と指摘していますが、おそらく一枚の巨大なエクセルの表のようなものを考えているのでしょう。

しかし、巨大データベースが構築された場合には、全ての項目を一つの表に納めることは現実的ではありません。データベースは、通常は複数の表からなります。

正規化が正しく行われていれば、それぞれの表を各自で更新しても、データベースとして特に問題は発生しません。現在でも役所の仕事の大部分は電子化されていますから、現行で行われている業務以上のものは求められないため、各部署の作業としてはそれほど大きく変わらないでしょう。
また、他部局のデータへのアクセス権を制限するなどで、例えば税務署が刑事事件のデータを閲覧できないようにすることもできます。

追加的に必要な主な仕事としては、正規化したデータベースを作ること、主キーと呼ばれるもの(要するに各人に割り当てられたマイナンバー)の管理でしょう。

この方面のメリットとしては、現在は各データベース間でのデータ突合が非常に難しかったのが容易になることが挙げられます。
「消えた年金問題」で消えた理由は様々ありますが、消えやすいシチュエーションというのが存在します。転職などで国民年金と厚生年金の引き継ぎを行う場合です。
この時に名寄せがうまく出来なかったのが、いわゆる「消えた」原因の大きなものです。

> 住所氏名生年月日までかぶる確率なんて極まれな事、万が一それすらかぶっても、さらに詳しく調べれば取り違いは皆無でしょう。

住所以外は結構かぶります。日本は姓が多い方ですが、ありがちな姓の人は日本全国に同姓同名の人を見つけることができるでしょう。
また、住所は転居等で変更します。氏名も変更することが可能です。したがって、これらを悪意を持って利用すれば追跡をかわすことが容易に可能だったりします(偽装養子縁組による消費者金融の多重債務逃亡、なんてのも昔流行りましたね)。

因みに社会保障制度の問題に関連すると、現行制度では住所がない人がかなりいますが、住所がないと社会保障制度の多くを受けることができません。マイナンバー制度はこの問題の一つの解決策です。

> また医療など民間まで権限を広げれば、もうデータは無茶苦茶です

医療については、既に国民健康保険などに紐付いているので、健康保険とのデータ統合だけで大半の仕事は終わります(カルテ統合は、現在のところ電子化も進んでいない状況ですが、電子化が進めば統合も可能です)。


> 今の税務署の能力で分からない事を、ナンバーがあるからと言って飛躍的に向上するとは思えないのですが。

飛躍的かどうかは、評価によるでしょうから言及しませんが、相当に向上するでしょう。
例えば、相続の時等に資産が多いと銀行口座の名寄せを行いますが、様々な支店に口座を持っていると名寄せに半年近くかかることもあります。
ということで、役所側に補足能力があったとしても、それを行使するのは、大規模な場合を除いてあまり現実的ではありません。マイナンバー制度という制度でデータベースに紐付けられることによって、補足が容易になります。
丁度、図書館の本の検索をする際に、紙カードにあるよりもデータベースで検索できる方がはるかに容易なように、です。



それから。
> 100円徴集するのに5円かかる
と書かれている方がいますが、大体国税1円~1.5円、地方税2円~2.5円程度で、国税・地方税全体だと2円弱程度です。
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この回答へのお礼

とりあえず、内容が大きいため、想像で書かれて居る部分についてはコメントを控えさせてください。

>基本的には脱税対策にはなりません。そもそもそういったことを目的としているわけではないためです。目的に無いものが出来ていない、という批判はどうかと思います。

 え?そんな目的無いの??TVの説明じゃ、これをトップにあげてる事も多いし、この質問の回答者の回答を見てください。多くの人ができると思って回答されてますけど??


>データベースについてあまりご存じないようだということです。

 違いますよ。貴方のおっしゃられるデータの運用方法なら、そりゃそうでしょう。しかし、回答者によっては、将来何にでも使う、何でも把握する為とも取れる記述がありますから、そこまで範囲を拡大するなら、大変な事になると言う意味ですね。貴方もおっしゃるように、電子カルテなど、民間?も利用する活用方法が増えれば増えるほどアクセス条項は増えますから。もっとも番号だけ利用して、データに絡めないと言うなら別ですが、それだと意味がありませんね。

>住所以外は結構かぶります・・~住所は転居等で変更します。氏名も変更することが可能です。

 いや、ですから名前なんてかぶっても意味ないのです。マイナンバーにしたってほぼ同じ番号の人と言うのは多数存在する訳ですから、住所や出生も含め完全一致など起こりえない話であり、昭和の手書きで管理して居た時代ならともかく、今のデータ管理技術があれば、管理不足でないかぎりロストしませんし、それでロストする位の管理能力ならばマイナンバーがあろうとデータの欠損等は起こりえますね。

>現行制度では住所がない人がかなりいますが、住所がないと社会保障制度の多くを受けることができません。マイナンバー制度はこの問題の一つの解決策です。

 なるほど、マイナンバーを受ける事ができればこの問題だけは解消しそうですね。もっとも住所を持たない自由人がマイナンバーを活用するかは不明ですが、受けたい人は受けられる可能性は出てきますね。ただ住所が無いと、取る物だけとって払わないなんて、悪用する輩も増えそうですが。

>マイナンバー制度という制度でデータベースに紐付けられることによって、補足が容易になります。

 本当にそうでしょうか?補足できない場合というのは巧妙に隠されている場合だと思いますが、その場合ナンバーで解決できる問題とは思えませんが。

>大体国税1円~1.5円、地方税2円~2.5円程度で、国税・地方税全体だと2円弱程度です。

 この根拠のソースは何ですか?別に信用できないと言いたい訳ではありません。そういった正式な?資料があるのなら一度見ておきたいので。

お礼日時:2013/03/06 13:24

国の言い分はこうですね。


http://www.cas.go.jp/jp/seisaku/bangoseido/pdf/2 …

主目的は社会給付関係で、重複給付、給付漏れを防止できるのではないかということのようです。

税務に関しては、脱税防止というよりは実質的に徴税強化になるでしょう。
行着くところは、住民税の現年課税(今の所得税の源泉徴収と同じ方法)を前提にして、会社での年末調整を廃止して全員が確定申告する制度というところかと思います。
上のHPにある資料にあるように「マイポータル」には、給与受給者でしたら後は医療費の支払データさえあれば、役所側で計算できる状態になっていますので、ワンクリックで確定申告をさせようというものかもしれません。
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この回答へのお礼

>会社での年末調整を廃止して全員が確定申告する制度というところかと思います。

一時期そういう話題があった事を聞いた事がありますが、支払う側としては、その方がありがたいでしょうけど、そうなった場合税収が減る事になりません?そんな事許すでしょうかね。

>ワンクリックで確定申告をさせようというものかもしれません

 良いですね。夢のシステムです。実現するとは思えませんが、やるなら徹底的にやってここまでして欲しいですね(笑)

お礼日時:2013/03/06 13:02

国民をお金を監視する為なのかそれとも税金の為なのか


不明です
マイナンバーが悪用されることが懸念されるています
以前にもマイナンバーを話が出ています
国の財政難の時に莫大なマイナンバーの為に設備費は国民から取る仕組みなら
反対です
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この回答へのお礼

>国民をお金を監視する為なのかそれとも税金の為なのか不明です

 恐らく、両方だと思います。大まかな金の流れを政府が把握したいのでしょう。現状で日本国内にはタンス預金している人が沢山いて、しかもその多くが旧1万円紙幣のままだとも言われている。それを何とか動かせないかと考えている国会議員は過去にも居たし現在も沢山いる。現に最近でも維新の石原代表がタンス預金を使わせようと発言していますね。

 まずそれらの現状把握する為の第一歩がマイナンバー制ではないかと、私は思っています。まず把握すること、使わせる手段を考えること、そして増税すること。これがマイナンバーの本当の意味として基本にある気がします。そしてその矛先はタンス預金だけではありません。様々な情報を手に入れることと、管理体制を敷くことで政府や行政は様々な増税を検討することが可能になると思います。

>マイナンバーが悪用されることが懸念されるています

 公務員を厳しく罰する法律でもできない限り、必ずマイナンバーは流出するでしょう。マイナンバーをどこまで運用するのかによって危険性は変わりますが、現状でも資産状況などが第三者に漏れる可能性はありますし、万が一漏れた場合は、マイナンバーを変更せざるを得ないでしょう。もしそれが頻繁に起これば一生一人ひとつだから、意味があると言う理論が破綻します。

>国の財政難の時に莫大なマイナンバーの為に設備費は国民から取る仕組みなら反対です

 当然、それらの資金は税金からまかなわれることとなるでしょう。それこそ膨大な人件費になることは容易に想像がつきます。当然役所などは、データの構築や運営に長けている訳ではないので、多くの予算が必要になるでしょう。そこまでしてしなくても、今あるシステムを少し考え方を変えればできる気がしますが。

お礼日時:2013/03/06 12:51

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