激凹みから立ち直る方法

Tesco, Sainburyなど海外の大型小売店のことをgrocery multipleと呼ぶようですが、日本語の定訳はあるでしょうか。
ある英語圏の人によると、supermarketは食品中心だがgrocery multipleは日用品や服などいろいろ売っているというイメージ、らしいです。
(そもそも日本語のスーパーと英語のsupermarketとのイメージが違うようですが)

grocery multipleを単にスーパーマーケットとしてよいのか、それとも日本でよく聞くGMS(General Marchandise Store)に近いのか?

よろしくお願い致します。

A 回答 (1件)

一般の方々から英語カテで回答を得るにはちょっと難しいご質問かもしれません。

英国にお住まい、又は米国以外の英語圏の方からのご意見が伺えればよいと思います。小売、流通は私の専門外ですのであくまでもご参考になればと存じます。

multiple grocery (chains) 或いは multiple grocery (stores) は、食料品を中心に取り扱う大型の grocery stores (= supermarkets) が、過去20-30年の間に食料品以外の日用・雑貨(一般に non-food merchandise 等と呼べるでしょう)を扱い、対象となる市場を拡張するにつれて使われるようになった業種の呼称で、こうした分類は英国での試みと認識します。

ちなみに米国では、小売業(retail trade)のうち、飲食料品店(food and beverage stores)の一種として、スーパーマーケット(supermarkets)、食料雑貨店(grocery stores)、コンビニエンスストア(convenience stores)がそれぞれ含まれますが、その他に衣料雑貨を含めた総合小売店(GMS: general merchandise stores)が別個に分類され、ここにデパート(百貨店 = department stores)と「(日本語のニュアンスとしては) それに準ずる」小売店("other" general merchandise stores)として 大手スーパーや総合ディスカウント・チェーン店が分類されると考えてよいでしょう。その他に、アパレル専門の大型店(clothing & clothing accessories stores)や家庭電化製品のチェーン店(household appliance stores 等)は、retail trade の下で別個に分類されます。

従って、multiple grocery storesの場合、日本の「大手スーパー」や米国の "other GMS" に近い営業活動を行うものと理解でき、分類上では food 関連である supermarkets から、"GMS" への業種の転換や市場の変更を想定する必要が生じるでしょう。

日本語の「スーパー」という分類は、grocery関連の supermarkets と、百貨店に準ずる総合小売店の両方にまたがって使われているものと察します。街角のスーパーがいわゆる supermarkets の類であるのに対し、例えばダイエー等であれば、米国での業種分類上は "other" GMS と分類してもよいでしょう。

こうした小売業種の「定訳」としての対訳は、国や地域毎の市場の違いから難しく、例えば英和辞書にならって GMS を 総合小売店 等と訳しても、実際に日常や報道で使われる言葉は「百貨店及び大手スーパー」でしょうから、総合小売店といわれてもピンとこないかもしれません。

私なら、リサーチ専門の方々に明確な定義や分類をお願いするでしょうけど(www.marketresearch.com 辺り)、ご質問者の方も、日本国内で標準的に使用されている業種分類コード等を参照されて、ご自分で当てはめてみるか、日本のマーケットデータバンク(www.jmar.co.jp/MDB) 等へ対訳と分類を依頼されるか、幾つか方法があるでしょう。
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この回答へのお礼

詳しい情報をありがとうございました。
同じ英語圏といっても、米英で違うわけですね。
勉強になりました。
リサーチに役立つサイトの情報も今後の参考にしたいと思います。

お礼日時:2004/03/13 22:14

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