プロが教えるわが家の防犯対策術!

すみません、先日カテ違いで質問してしまったので、改めてこちらの皆様にお聞きしたいです。

2006年からネットショップを一人で運営しています。
きっかけは40代になり女ひとりで生きて行くうえで、雇ってもらうには年齢的に難しくなってくると思い、それなら自分で商売を・・・と思い、立ち上げました。

アジア圏に自分で出向き、ちょっとマニアックな感じのモノを買い付けています。
それは楽しいとも言えるのですが、今の時代、ネットショップはそう甘くはなく
何より私自身にも商才があるとは言えず・・・まあ、2013年の今まで続けて、ちゃんと生活ができるほどの収入を得る事が出来ない状態です。
結局は夜のアルバイトをして補って、それでギリギリです。

少し前にも買い付けに行って来て、在庫もまだまだありますが・・・こんなに何年も続けてダメなら見切りをつける勇気も必要なのかも知れません。
お客様はほとんどリピーターで、私のショップのファンになってくれています。
(そのファンがものすごく多ければ成り立つんでしょうけど・・・)
お客様の存在が励みになって続けているような物です。

好きな仕事をする充実感と、雇われでない故の自由度・・・このメリットはありますが、
これだけでは生活が出来ないので常に追い詰められた感はあります。
結局バイトをしなければならなず、時間的にも辛いのが現状。将来の不安・・・。

ビジネスの先輩方にお聞きしたいです。
商才もない人間が7年頑張ってダメなら、諦めて方向転換すべきでしょうか。
アドバイスお願いします。

A 回答 (4件)

そういう人、私の知り合いでも多いですよ。

ネットショップとかをやっているけどなかなかそれでは生活が安定しないので、派遣なんかで働きながらまあいってみればWワークで生きています。のんびりとやっている人もいるし、中には「本業が軌道に乗った」とアルバイトを「卒業」していった人もいます。

成功している人たちは、やっぱりなんだかんだでお金の計算がきちっとしています。「この値段ならどの程度売れる」「そのためには仕入れ値(原価)がいくらまで」っていうのがちゃんと分かっています。例えばある卒業していった人はネットショップで古着なんかを売っていたのですが、古着なんか仕入れが大変でしょうと聞いたらフリーマーケットで一山数百円で仕入れたりするそうです。もちろんどんなものが売れるかの見る目はあるし、また品物が良く見えるようにとネットにアップする写真はプロが撮ったのかと思うような立派なもので、写真は独学で学んだそうです。

固定客がついているということは、商売の方向性としては間違っていないと思います。つまるところご自身でも自覚されているようにいわゆる商才に問題があるのでしょうね・笑。
ネットショップである以上、写真の影響力は極めて大きいと思うので、写真の勉強はされたほうがいいと思います。私は写真を趣味としていますが、商品撮影は業界用語でブツ撮りといいまして、様々なノウハウがあるのですが、デジタルカメラならさほど投資をしなくても見違えるような写真が撮れます。
写真の撮り方のノウハウ本はどれを読んだらいいか分からないほどありますし、カメラメーカーがプロ写真家を呼んで教えてくれる講座もあります。とりあえず写真の撮り方についてはNHK出版から出ている「デジカメ時代の写真術」という本がお勧めです。あれ、これ絶版になってるのかなあ?中古でもいいから必読ですよ。

あとは、演出の問題もあると思いますよ。マニアックな商品を扱っているということは、元々それが好きな人は別にして、一般の人にはそれを生活の中にどう取り入れたらいいのかピンとこないってことですよね。「ダウニー」って柔軟剤がありますよね。ダウニーのファンの主婦の皆さんって生活雑貨の演出の一部としてダウニーを使ってるじゃないですか。家の小物やぬいぐるみなんかにおしゃれに置いて、それをホームページやブログでアップして、たかが柔軟剤をこじゃれて置いてなんなんだって男目線では思うのですけれど、それで女性は「あらダウニーがあると素敵な生活が送れるのかしら」なんて思ってしまうわけです。
だから、「この商品を生活のこんな場面で取り入れるとこんなに素敵ですよ」っていう演出を提案してみてはどうでしょうか。もちろんそれを写真で演出してね。あるいは買い付けのときに現地の人たちがこういう使い方をしていると紹介するとか。

あるいは、わざわざ現地で買い付けているなら、それを物語にして紹介するのはどうでしょうか。このアクセサリーを作っているのは○○さんという人で、この人はスマトラ島沖大地震で被災して家を失い家族も亡くした人で、いつも亡くなった家族がこれを身に着けると似合うだろうなと思いながらこのアクセサリーを作っていますと○○さんの写真と作っている様子の写真なんかを添えれば、ただ単に店頭で見かけた可愛いアクセサリーよりも説得力がありますよね。最近の消費者は商品にも「物語」を求めます。
ブログと連動すれば写真や物語もアップしやすいと思います。また常連さんから商品をどういうふうに生活に取り入れているか写真を募集して承諾の上でアップすれば「ああ、こういうふうに取り入れているんだ」というイメージも出てくると思います。

「コレジャナイロボ」ってご存知ですか?すんごいダサいデザインのロボットで、それはお父さんが子供の誕生日やクリスマスのプレゼントで「お前が前から欲しがっていたロボットを買ってきたぞ」っていわれて大喜びで開けたら「これじゃないー!」と泣いたというコンセプトでデザインされたロボットです。
元々はデザイナーさんの遊び心で作ったもので、本人も売るつもりもなく冗談で売りに出しました。しかし、子供時代に誰もが経験した「これじゃないー!」という琴線と、いかにもコレジャナイ感のダサくていい加減なデザインがウケて注文が殺到、デザイナーさんも「こんなの注文するなんて変な人がいる」と半分困惑しながら、とうとうコレジャナイロボはグッドデザイン賞まで取ってしまいました。
このコレジャナイロボがヒットしたのも、「子供のときに親が喜ばせようと思って買ってきたのに子供をがっかりさせた」という物語があったからこそだと思います。単なる「ダサいデザインロボット」だったら「面白いね」で終わったと思います。

聞くところによりますと、個人事業は1年で30%が、3年で50%が廃業するとか。そこからすると7年続いているということは商売としては間違っていないということだと思います。
確かにこういうご時世ですから、それ一本で食べていくことは難しいかもしれません。さりとて人はパンのみにて生きるにあらず。もしネットショップでそういった物語を売ることができたなら、それで大儲けはできなくても、全体として黒字なら、質問者さん自身の人生も楽しいものだと思いますよ。

蛇足。SEO対策とかも重要ですが、業者などに踊らされないためにも、様々な本を読んだりガイアの夜明け的な番組を見たりして世間の動向やその実態などを知っておいたほうがいいと思いますよ。あと、アルバイトを通じて色んな人たちと人脈を作れば、ネットに詳しい人とかに出会えます。
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この回答へのお礼

とっても具体的なアドバイス、本当にためになります!
「コレジャナイロボ」、とっても興味深いですね。同じ物を売るにもその背景をどんな物語にするかでヒット商品にまでなってしまう。
物語性を・・・とは、セミナーなどでも必ず言われるんですが、正直そこを上手く演出は出来てないと反省します。
eroero1919さんの創作でしょうか、「スマトラ島沖大地震で被災して家を失い~」の物語、素晴らしいですね。
何だかグッと来ます。商品ひとつに深みが増しますね。そう言う事なんだと思いました。
あ、実際に載せるには創作じゃマズイですけど(笑)

個人事業主は3年で半数が廃業・・・!衝撃的です。やっぱり厳しいんですね。
「これで金持ちになってやろう」とは思いません。
自分ひとりが普通に暮らせればハッピーかなと思います。
アドバイスを胸に、もう少しだけ頑張ってみようかなと思います。
それでダメなら・・・キッパリ諦めるのも必要ですね!

親身なアドバイスありがとうございました。

お礼日時:2013/03/21 10:49

少し厳しいかも知れませんが、第三者から見た客観的な意見として・・



7年頑張ったと言っても、結局最初から採算に乗らず「商売」として成立していなかった訳だから、ずるずる7年来てしまったという事でしょうか。

個人的な趣味でアジアを旅行して、目についた好みの品物を買ってきてネットで並べたということですよね。そこには顧客満足を充足させたり、付加価値を提供するという観点が欠けていたのではないですか。
自分が好きなものと、他人が好むものは一致しないということでしょうね。

見切りどきではないでしょうか。
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この回答へのお礼

最初はバラバラだった商材を、マニアックな民族モノにこだわって集めるようにしてきました。(マニアなファンのいるニッチなキーワードが見つかったと思ったんです)
そのファンの方たちからは、「他の店よりも良い物を置いている」とお褒めの言葉をもらえるのは支えになっています。
でも、最近は飽きられてきたのかな、と思います。
少しずつ上向いて来たな?と思ったとこで、ここ1~2年はガックリ・・・。
SEOや広告にお金をかけても全然無駄にしてしまいました。
何より、これだけで生活ができないなら見切る勇気も必要なんでしょうね。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/03/20 23:59

7年続いたってことは起業としては優秀ですよ!


あとはどれだけネットビシネスを勉強をしてるか?ですね。

そこそこの成功をしている人は商才なんて言葉は使わず、勉強してますよ_φ(・_・


例えば、マーケティングの3Cとか4Pとかコトラーとか勉強されましたかー?

諦めるのは簡単だから、その前にとことんネットビシネス戦略を勉強してみてはいかがでしょうか?
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この回答へのお礼

SEO業者の話にすぐ乗せられて、お金ばかりかけて全然効果がなかったり・・・と言うような事が何度もありまして。
ネットビジネスに関する本はいくつか読んだりしましたが、私が扱う物は1点物ばかりなので、写真撮りからページ作りまで手間ばかりかかって効率が悪く、時間ばかりかかってあまり稼げないという状況が続きました。
本当は始める前に、十分にリサーチをして商材を選ぶべきだったんだと、今になると分かるんですがね。
商才ではなく、勉強ですね。ありがとうございました。

お礼日時:2013/03/20 23:49

方向転換といっても、扱うモノを変えるだけではダメだと思いますよ。


つまり完全撤退です。商売をしないことです。

商売なんてセンスがないと上手くいかないですよ。
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この回答へのお礼

厳しいご意見ありがとうございます。
結局、商才のない者が商材を変えたところで同じ、と言う事ですよね。
すごく納得します。
今のとこ「自分の好きなモノを扱っている」「買い付けなどの作業が好き」と言うもので、ビジネス的な視点が欠けているんだと思います。
自分の得意なものは何なのか、を良く考えてみたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/03/20 18:16

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