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表題のメディアについて、国産のもので20年程度で中身が消失する。(劣化?)と聞きました。
海外の安いメディアであれば、5年で消えることもあるそうです。

なぜこのような事が起こるのでしょうか。
子どものホームビデオをDVDに記録しているので、不安になりました。

消えるときは再生ができなくなるのでしょうか。
それとも、まずデータの一部が破損し、再生中に飛び飛びになるのでしょうか。

A 回答 (5件)

書込可のCD、DVD、BDは、強いレーザーを当てると変色する「色素」を樹脂に塗って作られています。



その色素に、強いレーザーを当てて、変色させ、反射率が変わる事を利用して、データを書き込みます。

この色素は「特定の波長の光で変色する」と言う特性を持っています。じゃないとレーザーで書き込み出来ません。

んで、蛍光灯や電灯、太陽光線にも「同じ波長の光が含まれている」ので、何十年かすれば「色素全部が変色しちゃって、レーザーで変色させた部分と、変色させなかった部分が、区別できなくなっちゃう」のです。

なので、メディアを「光がまったく当たらない暗黒な場所」で保管すれば、少しは長持ちします。

でも「使う時には、必ず、多少なりとも光を浴びる」ので、劣化は不可避です。

また、使われている樹脂は「空気中の水分と科学的に結合して、加水分解され、濁って透明度が落ちる」ので、長期間、空気中に置いてあると、樹脂が白濁してレーザーが通らなくなります。

なので、メディアを「真空中など、空気に触れさせない場所」で保管すれば、少しは長持ちします。

また、樹脂と樹脂を貼り合せてある接着面は、接着材が付いているので、この接着材がカビに侵食されると、レーザーが記録面に届かなくなる事があります。

このような理由により、どんなに保存性に優れた高品質メディアであっても、数十年で中身がパーになります。

「真空で、真っ暗な場所」にずっと保管しておく訳には行かないでしょう?

>子どものホームビデオをDVDに記録しているので、不安になりました。

「1年に1回、DVDを複製して新しいディスクを作り直す」ようにしましょう。そして「最新の2枚」を保存用に残しましょう。

2枚とも同時に読めなくなる事は少ないので、どっちか1枚が読めるなら、読めるうちに読み込んで、新しい1枚を作り直しましょう。

DVDの作り直しを、お正月の連休の時の「習慣」にしちゃえば、作り直し作業を忘れる事もないでしょう。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/03/26 09:14

おまけ



 というわけで、私がお勧めする保存方法はUSB接続の外付HDD正副2台による保存です。理由はUSB接続のHDDの信頼性が高いからではなくUSB接続のHDDが未来永劫に使える規格だからでもなく、正常かどうかのチェックと複製の製作に手間が要らないからです。単位容量あたりの価格も一時はDVD-Rが最安値でしたがまたHDDが奪回しました。

 さきに頻繁にチェックすべきだと書きましたがHDDのチェックは寝ている間に完了できるのに引き換えDVD-Rは一枚一枚差し替えなければならず、めんどうくさくて実はチェックしなくなってしまいます。時々再生するという楽しみでさえ、この面倒くささが障害になります。2TのHDDは1万円ほどですがDVD-Rの400枚分以上の容量があり、小さくて、これを繋ぐだけですべての記録にアクセスでき、また複製を作るのも寝ている間に終わります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/03/26 09:13

 10年も持ちませんでしたよ。

CD-Rが100枚ほどと、DVD-Rが200枚ほどですが、5年ぐらいで何割か読めなくなりました。後ろのほうに書いたファイル、ディスクの外周になるんだと思いますが、そちらから先に読めなくなります。なぜこんな事が、と言っても、なぜ小さなプラスチックの皿に25億文字も書けるのかそっちのほうが不思議ですが。光で書いた物だから光で消えるんじゃないですか。暗い場所に保管すればもうちょっと持つと思いますよ。レシートの文字も5年経てば消えますね。

 永遠に保管できるメディアはありません。と同時に永遠に再生できるファイル形式もありません。20年前に保存したファイルは現在メディアが読めるかどうかどころではなく、再生するアプリケーションが無いのです。CD-Rに入ったJPEGが仮に20年後にCD-Rに劣化が無いと仮定しても、再生する手段があるかどうか分かりません。永久保障のMOメディアに保存した、ZIPに保存した、8インチフロッピディスクに保存した・・・一太郎? Lotus1-2-3? 桐? Rayの音楽データ? メディアが読めるかどうかなんてもう関係ないです。betaやVHSでさえ、ビデオテープの寿命なんて、もはや意味が無いですね。

 だから、永遠に保存したいファイルは、少なくとも二つの独立したメディアに保存して、再生できるかどうかを両方とも頻繁に確認して、片方に異常があったら直ちに正常なほうのコピーを作って保存する。と同時に、技術の移り変わりでファイル形式が旧式になったら新しいファイル形式に乗せ変える、という運用が必要です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/03/26 09:14

20年も持てば凄い方です。


粗悪メディアなら1日も持ちません。

CD-R等の記録メディアは記録面の色素を強力なレーザーで焼いて記録します。
理科の授業で虫眼鏡で紙を焦がしたのをイメージすればいいでしょう。

この色素は、レーザーで焼かなくとも蛍光灯とか日光の紫外線とかでも徐々に劣化するので年月が経てば読めなくなります。
古い写真や書物が色あせてボロボロになって読めなくなるように。
100円ショップとかでCD-R買ってきてデータを焼いて窓際に1~7日も置いておけば再生できなくなりますよ。

劣化した場合、
運が良ければ一部だけでも再生できる場合もあるけど、一部でも欠損したら全てダメになる可能性が高いです。

大事な物は常に2つ以上のコピーを作っておくしかありません。
それこそ、毎年新しいコピーを作るとか。
デジタルデータはいくらコピーしてもデータ自体はアナログのカセットテープやビデオのように劣化はしません。


尚、市販のCDやDVDは不安定な色素を焼くのではなく、金型でプレスして細かい溝を作るので劣化は極めて少ないです。
反射層のアルミが錆びたりしたら読めなくなるけど。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/03/26 09:14

再生面のコーティングの劣化で起こります。


これは避けようがない。最善策は「2枚焼き」ですね。
出来れば「国産メデイア」で!
2枚同時に劣化による再生出来なくなる事は
宝くじの確立と同じぐらいですから・・・
で、出来れば、ある周期で「焼き直し」ですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/03/26 09:14

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