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作曲、編曲に関しての質問です。

あるコードに対してメロディーをつける時、複数のメロディーが浮かんでしまいどれが最良の選択かわからなくなってしまう場合があります。

大きく違うタイプの2種類の旋律、細かい音が若干変わる2種類の旋律(3.4種類の場合も)

このように複数のメロディーが浮かんでしまう場合、決定する際に気をつけている事、また何故それにするか、(Aメロ、Bメロ、サビ、Cメロそれぞれ)参考にしている事、を教えていただけたら嬉しいです。

コードに対してのメロディー付けの理論に関しては勉強しています。

よろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

>このように複数のメロディーが浮かんでしまう場合、決定する際に気をつけている事、また何故それにするか、(Aメロ、Bメロ、サビ、Cメロそれぞれ)参考にしている事、を教えていただけたら嬉しいです。



まず、「作曲」という行為の根本を誤解されていませんでしょうか?
作曲というのは、感情や気分を音で表現しようとするもので、画家が描きたい対象をキャンバスと絵の具で表現する、あるいは、作家が書き表したいテーマを原稿用紙とペンで書く、というのと同じです。
質問者さんは、あらわしたいテーマがないのに曲を作ろうとされていませんか?もし、あなたが画家や作家だったらどのような現象になるでしょうか?
あるコード進行から曲を作れと言われれば、心得のある人なら3~4種類どころかほとんど無限に作ることができます。しかし、「この気分を表現している旋律」「この情景が目に浮かぶようなメロディー」というとベストのひとつに絞り込まれます。
初心者というのであれば、まず歌詞を作るか、既存の曲の歌詞(ゲッカヨなどには歌詞が多く載っていますが、その中で自分の知らない曲のものを使うとよい)あるいは、曲のない詩集にメロディーを付ける練習をすればよいです。歌詞には意味があり、それにぴったりのメロディーで歌詞の抑揚や区切り、単語のアクセントを考慮すれば、かなりメロディーは作りやすくなります。また、メロディーだけの曲だというのであれば、窓の外を眺めて、流れていく雲を見ればそれなりのメロディーが出ましょうし、赤い夕日を見れば、あるいは、しとしとと降る雨を見れば、そのイメージのメロディーが浮かぶと思います。
このように作曲というのは、まず「自分は何を表現したいのか」という思いを強く持つことが一番大切です。
歌詞のある曲は、必ず作詞家が歌詞を書き、それを受け取った作曲家が、歌詞にぴったりのメロディーを付けるものです。逆の場合は、符割に合うように単語をを選ぶだけでも一苦労ですし、そもそもそのメロディーが何をイメージしたのかが解らないので、メロディーに関わる詳しい情報を文章でもらわないと確信を持ってメロディーを作ることはできません。時間やスケジュールの関係でメロディーが先に出来てしまっている場合も無いとはいえませんが、クラシックや歌謡曲の場合は、まず100%歌詞が先です。「どちらでもよい」というようなことを書く人がいますがそれは間違いで、メロディーというのは歌詞に対するBGMであるという考えが大切です。よく詩の朗読会で、BGMがCDや生演奏で流される場合がありますが、当然のことながら、そのような場面では、朗読される詩にぴったりのイメージのBGMが選ばれます。悲しい詩が読まれているときにファンキーなポップミュージックは流れないのです。この簡単な原理を作曲に用いればよいということです。
また、Aメロ、Bメロ、サビなどの構成のことについても、例えばAメロでは、彼女の魅力を歌い、Bメロでは彼女と会ったいきさつを歌い、サビでは彼女の居ない寂しい夜を・・・、などのイメージで作ればよいと思います。「サビ」というのはもともと歌謡曲業界の用語で、「わさび」という意味です。わさびというのは寿司に付いている辛いやつで、食べると涙が出ます。要するに「涙の出る部分」「泣かせどころ」「聞かせどころ」という意味です。したがってサビの部分では気分を変えて、思い出にひたって泣くというイメージや、孤独感からの絶叫調とかになります。またマイナーの曲であれば、サビは楽しかったころの二人の思い出などの楽しいイメージにして気分を変えます。マイナーの曲の場合は、サビの部分はたいていメジャーキーに転調されます。
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この回答へのお礼

お礼遅くなってしまい申し訳ありません。

詩を先行させる事によってかなりメロが限定され、とても作りやすくなりました。

ありがとうございます。

お礼日時:2013/04/20 10:28

そういうのは理論や理屈で決めては駄目だと思いますよ。



音楽に限らず全ての表現物に言えることですが、作り手があまりに「作り手」側になった状態で長く入り込み過ぎると、いつしかその作品を客観的に判断できなくなります。
「客観的な判断」が疎かになることは、まさしく「自分がいざ受け手に立った時、その作品が良いと思えない」のと同じ。これは作り手としての大きな悲劇です。

そうなりそうな場合は、一度制作から外れてそのまま寝かせて、忘れた頃にもう一度確認します。その時に一番「気持ちいい」って思える選択肢が、おそらく求める答えです。その時に最も自分が惹かれたものを選べばいいだけですから簡単ですよね。
これは「しっくりくる」でも駄目。「違和感無く収まる」というのは、音楽において必ずしも不可欠なものではなく、本当に重要なのはとにかく「気持ちいい」とか「刺激的」とか「いつまでも新鮮な気持ちで聴けそう」とか「ずっと聴いてられそう」・・等と思えるもの。

あまり考えずに短時間でパッと思いついたものが、案外長く人をひきつける作品になることが多いです。それはまさしく、パッと出てきたものだからこそ、作者がその作品にのめり込むまでもなく「客観的に判断出来ている」うちに完成するからですね。
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この回答へのお礼

>>一度制作から外れてそのまま寝かせて、忘れた頃にもう一度確認します。その時に一番「気持ちいい」って思える選択肢が、おそらく求める答えです。

まさにその通りです。

客観性を忘れないでいたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/04/20 10:26

>どれが最良の選択かわからなくなってしまう場合があります。


みんなそうです。今の音楽はすでに過去に出尽くした音階の組み合わせ直しです。それを選ぶのがセンスですから。
プロはすべてを作ったあとスタッフで聞き比べ会議で決めます。そういうものなのです。もはや自分で作曲しているという感覚は無いと思います。
あとは見切り発車。つまり個性が強ければ楽曲なんて後からついてくる的な。
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