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吉川英治さんの三国志が大好きで、友人にそれを紹介したときに
「読んでみたいから貸して欲しい」と言われました。

しかし、元の本は裁断して捨ててしまっており、
手元にはスキャンしたデータしか残っていません。

吉川英治さんは青空文庫にも入り始めていますし(問題の三国志はまだありません)
小説自体の著作権が失効したことはわかっていますが、
手元にあるデータは「一般流通している書籍をスキャンしたもの」ということで
これをコピーして渡すことは出版社の著作権を侵害するようなことにならないのでしょうか?

私的利用の範囲内のような気もしますが、確証が持てず、踏ん切りがつかない状態です。


つまらない質問で恐縮ですが、どなたか詳しい方の見解をお伺いしたいです。
どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (5件)

>出版社の権利を侵害することになるのではないか



現在出版社には、著作権も、著作隣接権もありません。出版権はあっても、著作権者が設定します。

現在著作権が消滅している著作物は、すべての支分権(出版権)も消滅しているので誰もが自由に利用できます。
著作権は財産権でもあり、一部を譲渡することもありますが、出版社の出版権も含めて、著作者の死後50年とか、著作者から譲渡を受けた著作権者が死亡して相続人がいない場合は著作権は消滅します。

現在話題となっていて、文化庁が現在の著作権法の改正で計画しているのが、出版社の電子書籍などを保護する目的での「著作隣接権」です。簡単には、これは音楽の場合と同様に、出版社に与えられることになります。ただし、経団連はこれに反対する立場をとっていて、「電子出版権」を主張しています。

法案が国会に出されるのはおそらく来年でしょう。様々な権利団体が、TPP における知的財産権の扱い(著作権侵害の非親告罪化なども含め)を見ながら議論しているところです。

したがって、現時点では見逃されるかも知れません。
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この回答へのお礼

皆さんにいろいろな見解を頂き、とても参考になりました。
悩みましたが、現状について一番詳細に解説してくださったこちらの回答者さんを
ベストアンサーとさせて頂きました。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2013/04/23 11:12

出版社が持っているのは「著作隣接権」では?


でも著作隣接権て現行法でははっきりと明記されてませんけどね。

出版社や経団連を巻き込んで論議している段階でしょう。
http://kenakamatsu.tumblr.com/post/19395239269/r …

現状の著作権法においては、出版社は著作隣接権を持っていない
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/2013012 …

著作権の切れた出版物でも挿絵や表紙の作者が存命・死後50年を経過していない
場合は確かにその部分は保護されるべきでしょうけどね。
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この回答へのお礼

重ねてご回答頂きありがとうございます。

著作権のなにかを侵害している可能性がある、ということで
包括して「著作権」という表現にさせて頂きました。

そして仰るとおり、現状では出版社は著作権を持っていないことがわかりました。
今回のケースでは問題ないようですね。

お礼日時:2013/04/23 11:10

本の著作権は 出版社も持っています


著作者の死亡後の年数が経過して著作権は消滅したとしても、本(出版社)の著作権は消滅していません
勘違いしないことです

さらに 私的利用を自分勝手な拡大解釈をしたがっているようです、十分ご注意を

ヒットエンドランの常習者ではないことを期待しています
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この回答へのお礼

ご回答・ご指摘頂きありがとうございました。

>私的利用を自分勝手な拡大解釈をしたがっているようです

この点については肝に銘じておきます。

お礼日時:2013/04/23 10:57

本の内容事態の1次著作権は切れます。

(小説自体の著作権が失効)
 
 本の内容によっては別に著作権が存在します。本の著作権者と本の表紙の著作権 者は別々なことが多い。小説自体の著作権が失効していたも、他の著作権に関する部分が著作権が失効しているのかを確認する必要があります。


 駄目な例
 小説のベージに最近の広告がある。

 小説の著作権は切れているが、広告の著作権は切れてない。


 駄目な例
 小説のタイトルデザイが改正されたなど・・・
 これも一部のベージは駄目です。





 


 
  
    
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この回答へのお礼

ご回答頂きありがとうございます。

本文は著作権が切れているので頒布しても問題ないが
装丁など、別の創作者が手がけた部分については
また別の著作権が発生している、ということですね。

今回のケースでは本文だけ渡せれば問題ないので安心しました。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/04/23 10:47

吉川英治さんの死後50年を経過しているので著作権の保護期間は終了しています。


コピーして渡しても問題ありません。

と言うかですね、青空文庫ではすでに吉川英治さんの作品の一部が
無料で読めるようになってますがw
http://www.aozora.gr.jp/index_pages/person1562.h …
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この回答へのお礼

ご回答頂きありがとうございます。

コピー元になるものが実際の書籍をpdf化したもので
再送信も可能なものになってしまうので
出版社の権利を侵害することになるのではないか、という点が気になっています。

青空文庫の件は承知していますが、
三国志についてはまだ整備されておらず
公開がいつになるかが分からないということもあり
今回の質問をさせて頂いた次第です。

お礼日時:2013/04/22 19:45

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