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「男が女(山姥?)に追われていた。 男は木に昇って逃る。 女は相撲の張り手のごとく自分のおっぱいを木に叩きつけ、男を木から落とそうとする。
そして最後におっぱいが切れてしまう...。」

どうしてもタイトルが思い出せません。おしえていただけないでしょうか?また、このシーンしか思い出せないのでどんなストーリーのものだったか...。

どうかよろしくおねがいします。

A 回答 (2件)

私もその話は記憶にあります。

あまりにもインパクトがあるのでその部分だけ覚えています。今回この質問を目にして、急に私も気になってきてしまいました。

「まんが日本昔話」の中の話ではなかったかと記憶してますので、色々探しましたところ、「狢工房」と言うサイトに行き当たりましたので、管理者にメールで問い合わせてみました。返事をいただきましたので、お教えします。
昭和52年8月20日放送の「山んばの嫁さん」という話らしいです。題名通り、山んばは男の嫁になります。その後何らかの山んばの秘密を盗み見てしまった為、追いかけられたのではなかったか、というお話でした。
ラストがあまりにも強烈だったので、他の部分はよく覚えていないそうです(^_^)

参考URL:http://mujina.agz.jp/mks-5.html
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「食わず女房」の変形バージョン(?)だったように思います。




あるところにとてもケチな男がおり、常日頃から「飯を食べない女を嫁に欲しい」と言ってました。
村人はそんな男をバカにしますが、そんな男のもとへ1人の美しい女が現れます。
「私はご飯を食べません。嫁にしてください」
男は理想の嫁が来たと喜んで夫婦になります。

女はとても働き者でした。また自分で言ったとおり少しも飯を口にしません。
欲深な男は大喜びです。

しかし・・・・
米びつや味噌樽の中身がズンズン減っていくのです。
女房は相変わらず食事の際には黙って給仕をするだけで、自分は一切食べません。
怪しく思った男は外出を装い、窓から女房を見張りました。

男が出かけたと思い込んだ女房は、大量に飯を炊くとおにぎりを拵えて山のように積み上げ、大鍋には味噌汁をタップリと作りました。
すべて出来上がったところで女房は髪をとき始めます。
すると・・・
頭にぽっかりと大きな口が現れたのです。
女房はおにぎりを次々その口に投げ入れ、柄杓でじゃあじゃあ味噌汁を流し込み、すべてを飲み込んでしまいました。

とんでもない女を嫁にしていた事に気づいた男は、翌日さっそく離縁を申し入れます。
すると女房は「それなら仕方がないが、代わりに大きな樽(?桶かも)が欲しい」と言いました。
男はお安いご用と大樽(桶?)を渡します。

とたんに女房は正体を現し、樽に男を投げ込むとそれを担いで物凄い勢いで走り出しました。
山姥の女房は自分のねぐらに向かっているようです。
男は大慌てですがもう後の祭りでした。

暫く走りつづけるとさすがに山姥も疲れたのか、大きな木の根元で一休みしました。
男はこれ幸いと張り出した木の枝をつかみ、それを伝って樹上へと逃れたのです。
山姥はそれに気づかず「休んだら軽くなった」と喜び、その後は一気に山奥のねぐらへ向かいました。

ねぐらには山姥の子ども達が母親の帰りを待ってました。
「みやげがあるぞう」そう言いつつ樽を覗いた山姥は、男が逃げた事を知りました。

激怒してもと来た道を爆走する山姥とその子ども達。
あっという間にさっきの木の所まで戻ってきました。

逃げるチャンスを失った男は、木の梢の方まで上り詰めます。
それを見つけた山姥はニヤリと笑うとおもむろに襟をはだけ、ぶらりと下がった乳房を露にします。

「木~は切れても乳切れるな~~~(だったかな?)」の掛け声のもと、乳房を斧?代わりに木に叩きつけ始めました。
木はゴンゴン揺れ、男は必死にしがみつきますが、生きた心地がしません。

男は思わず「乳は切れても木ぃ切れるな~、乳は切れても木ぃ切れるな~~」と唱えました。

すると。
山姥の乳が付け根からちぎれて飛んでしまったのです。
乳のちぎれた山姥はオイオイ泣ながら山へ逃げ帰り、男は九死に一生を得たのです。

それ以来、男のケチはなりをひそめた・・・・というオチでこの話はおしまいです。


こんなところでしょうか。
私もウロ覚えですので、違っているところもあるかもしれませんが、ご容赦願います。

この話は各地に似たようなものが多く、少しづつ内容も異なるようです。女房の正体が蜘蛛だったり、男が逃げ込んだのが菖蒲の茂る池だったり・・・

色々違いを調べるのも楽しいかもしれませんね。
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