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同等性の検定で困っています.
過去に幾つか質問があったようですが,よく分からないので改めて質問させて頂きます.

例えば,県庁所在地とその以外の都市で,男女比に差があるかを調べるとします.

a県 県庁所在地 男/女=a1
a県 その他の都市 a2
b県 県庁所在地 b1
b県 その他の都市 b2
c県 県庁所在地 c1
c県 その他の都市 c2


このとき,「日本全国で県庁所在地とその他の都市で男女比が同等」かどうかを調べたいのです.

個人的には,
(1) a1-a2, b1-b2, c1-c2… に対して **%信頼区間を求め,それが 0 を含む
(2) a1/a2, b1/b2, c1/c2 … に対して **%信頼区間を求め,それが 1 を含む
で調べられるかと思いますが,これで良いのでしょうか?
或いは他のもっと良い方法があるのでしょうか?

困っています.ぜひご教授お願いします.

A 回答 (2件)

同等性の検定については、


計量値の場合は、早稲田の永田先生が書かれた「サンプルサイズの決め方」(朝倉)に
書かれています。たぶん、ご質問者も同等性の検定という言葉を知ってみえるので、
知識はおありと思います。
また、昨年の日科技連クオリティフォーラムでも、豊田自動織機のQC関係の方が
発表してみえました。
計量値の同等性の検定は、ジェネリック医薬品などの開発場面で一般的に使用されます。

さて、ご質問のケースは計数値です。
計数値の同等性の検定はテキストがありません。
南山大学の松田先生が研究してみえて、そこの学生の修論か卒論の抄録が公開されています。

「同等性の検定 計数値」でググると出てきます。
この文献の手順で行えば良いかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました.
大変参考になりました.

お礼日時:2013/11/16 11:11

難しいですね。


大凡検定というのは有意差を求めるのに使いますから、何をもってして同等であると評価すれば良いのかを第一に考える必要があると思います。
信頼区間を求めるだけでは、有意差無しという結論を下すので精一杯な気がします。統計検定において有意差無しは何の保証にもなりませんからねぇ…
私も二群の同等性を比較する検証を行った経験がありますが、その時は回帰分析を行って相関係数を出しました。

二群が同等かどうか? ではなくどの程度近い傾向にあるか? という判断ですね。
参考になるかは判りませんが、もし行き詰った際には御検討下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございました.
大変参考になりました.

お礼日時:2013/11/16 11:11

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